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番外編
親父たちとステイホーム
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「読者の皆様、こんにちわもしくはこんばんわ。司会担当の冒険者パーティードリフターのリーダーをやっております村正です。GWなのに外出できない皆様のために今回の番外編は趣向を変えて、親父たちの家での過ごし方をテーマに皆様方に読んでもらいと思います。この話を読んで少しでもストレスの発散になれば幸いです。では言ってみましょう」
そう言って村正は場所を移動して、ブドウの元へ向かった。
「ブドウ」
「なんだ村正」
「打ち合わせ通りにブドウの家での過ごし方を読者の方々に披露してくれ」
「わかった。わしの家での過ごし方はコレだ」
そう言ってブドウは一升瓶を出した。
「なんだこれは?ブドウ」
「見てわからないのか?酒だよ!酒!」
「異世界親父騒動記を見ている読者の方々なら、お前が酒好きなこと知っているから意味がないんだよ。バカ!!」
そう言って村正はどこから取り出したのか棍棒でブドウの頭を叩いた。
「村正。わしもう酔っ払ったのか?頭くらくらするんだが?」
もう一度村正は棍棒でブドウの頭を叩き、「それで酔っ払っていろ!!」と言って場所を移動した。
「読者の皆様。大変の見苦しい所をお見せしました。今度は寡黙な自衛官の軍曹ですので大丈夫です。軍曹、君の家での過ごし方を読者の方々に披露してくれ」
「了解であります!」
そう言って軍曹はナイフを取り出して研ぎ始めた。
「それが軍曹の家での過ごし方なのか?」
「肯定であります」
「他にはないのか?」
「自分、不器用ですから!」
「どっかの映画のセリフをパクるな!」
そう言って村正はハリセンで軍曹の頭を叩いて、移動した。
「読者の皆様。今度は我が冒険者チームドリフターの一応頭脳担当の教授の家での過ごし方です」
「うむ、少々気になるセリフがあったが、まあいい私の家での過ごし方は……」
「それでは、次に行ってみましょう!」
「ちょっと待ちたまえ!なんでスルーするのかね?」
「教授の趣味と言えば、ギャンブルでしょう!読者の中には未成年もいるし、それにパチンコ屋が色々と問題(主に三密)になっているんだからスルーするのは当然でしょう!」
「うむ、村正君。それは誤解だよ!ギャンブルは社交のためであって趣味ではない!」
「じゃあ教授は何が趣味なんですか?」
「私の趣味は愛車に乗ってのドライブ……」
「はい、アウト!」
「なぜ!?」
「今回のテーマは家での過ごし方です。ドライブは完全にアウトドア。しかも現在首都高で問題になっているんですよ。もう少し考えて言ってください。では、さようなら!!」
「ま、待ちたまえ、村正君!!」
教授が止めるのも聞かずに、村正は影も元へ向かった。
「では、読者の皆様。最後は忍者の末裔である影の家でも過ごし方を…………影、どこに行ったんだ?」
「村正殿。ここに居るでござる」
「いや、影。ここに居ると言われても、影も形もないんだけど?」
「今、身を隠す特訓の最中でござる!」
「つまり、影の家での過ごし方は、忍術の訓練ということなのか?」
「その通りでござる!!」
「読者の皆様!大変に参考にならない家での過ごし方でした。では、また!」
「「「「ちょっと、またーーーーー(でござる)!!」」」」
「なんだ?ブドウ、軍曹、教授に影も突然出てきてどうしたんだ?」
「どうしたもこうしたもない!!」
「村正殿の家での過ごし方がまだでござる!」
「うむ、その通りだよ!」
「肯定であります!」
「言わなきゃダメ?」
「「「「ダメ(でござる)!!」」」」
「そんな事を言われてもな……詰将棋をしたり、盆栽をいじったり、刀の手入れしたり……エトセテラ」
「村正って、多趣味だったんだな!」
「うむ、家での過ごし方は趣味に走るタイプのようだね!」
「完全に質問する相手を間違えたでござる!」
「肯定であります」
親父たちの村正に対しての感想をよそに村正は家での過ごし方をまだ呟いていた。
そう言って村正は場所を移動して、ブドウの元へ向かった。
「ブドウ」
「なんだ村正」
「打ち合わせ通りにブドウの家での過ごし方を読者の方々に披露してくれ」
「わかった。わしの家での過ごし方はコレだ」
そう言ってブドウは一升瓶を出した。
「なんだこれは?ブドウ」
「見てわからないのか?酒だよ!酒!」
「異世界親父騒動記を見ている読者の方々なら、お前が酒好きなこと知っているから意味がないんだよ。バカ!!」
そう言って村正はどこから取り出したのか棍棒でブドウの頭を叩いた。
「村正。わしもう酔っ払ったのか?頭くらくらするんだが?」
もう一度村正は棍棒でブドウの頭を叩き、「それで酔っ払っていろ!!」と言って場所を移動した。
「読者の皆様。大変の見苦しい所をお見せしました。今度は寡黙な自衛官の軍曹ですので大丈夫です。軍曹、君の家での過ごし方を読者の方々に披露してくれ」
「了解であります!」
そう言って軍曹はナイフを取り出して研ぎ始めた。
「それが軍曹の家での過ごし方なのか?」
「肯定であります」
「他にはないのか?」
「自分、不器用ですから!」
「どっかの映画のセリフをパクるな!」
そう言って村正はハリセンで軍曹の頭を叩いて、移動した。
「読者の皆様。今度は我が冒険者チームドリフターの一応頭脳担当の教授の家での過ごし方です」
「うむ、少々気になるセリフがあったが、まあいい私の家での過ごし方は……」
「それでは、次に行ってみましょう!」
「ちょっと待ちたまえ!なんでスルーするのかね?」
「教授の趣味と言えば、ギャンブルでしょう!読者の中には未成年もいるし、それにパチンコ屋が色々と問題(主に三密)になっているんだからスルーするのは当然でしょう!」
「うむ、村正君。それは誤解だよ!ギャンブルは社交のためであって趣味ではない!」
「じゃあ教授は何が趣味なんですか?」
「私の趣味は愛車に乗ってのドライブ……」
「はい、アウト!」
「なぜ!?」
「今回のテーマは家での過ごし方です。ドライブは完全にアウトドア。しかも現在首都高で問題になっているんですよ。もう少し考えて言ってください。では、さようなら!!」
「ま、待ちたまえ、村正君!!」
教授が止めるのも聞かずに、村正は影も元へ向かった。
「では、読者の皆様。最後は忍者の末裔である影の家でも過ごし方を…………影、どこに行ったんだ?」
「村正殿。ここに居るでござる」
「いや、影。ここに居ると言われても、影も形もないんだけど?」
「今、身を隠す特訓の最中でござる!」
「つまり、影の家での過ごし方は、忍術の訓練ということなのか?」
「その通りでござる!!」
「読者の皆様!大変に参考にならない家での過ごし方でした。では、また!」
「「「「ちょっと、またーーーーー(でござる)!!」」」」
「なんだ?ブドウ、軍曹、教授に影も突然出てきてどうしたんだ?」
「どうしたもこうしたもない!!」
「村正殿の家での過ごし方がまだでござる!」
「うむ、その通りだよ!」
「肯定であります!」
「言わなきゃダメ?」
「「「「ダメ(でござる)!!」」」」
「そんな事を言われてもな……詰将棋をしたり、盆栽をいじったり、刀の手入れしたり……エトセテラ」
「村正って、多趣味だったんだな!」
「うむ、家での過ごし方は趣味に走るタイプのようだね!」
「完全に質問する相手を間違えたでござる!」
「肯定であります」
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