あいのことだま

翼を宿した子どもたちが暮らす"羽使いの街"
15歳を迎えた生徒たちは"卒業の儀"を間近に控えていた
彼らは、羽使いの庭に聳え立つ水晶塔から天上都市を目指す

ただふたりの生徒を除いて―

生まれながらに片翼のパーシバル
呪われた紅き翼を宿すジェラルド

「完全な翼を持たない僕らに、楽園は遠すぎる」
かみさまに愛されなかった少年たちの"卒業"の物語
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