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竜王とその幼馴染
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脱獄したブロム様に連れ去られた私は、竜人の呪いのような執着心をどれくらい理解しているのかと聞かれましたが…直ぐには答えられませんでした。いえ、確かに執着心が強いとは聞いています。でも…ヴァルを見ているとそうは思えないのですが…
「そうだな…では質問を変えよう。お前はこのまま、番だからと、同盟のためだからと、意に染まぬ相手と何百年もの長い時を生きるのか?」
「…え?」
「竜人の執着を甘く見るな。骨の髄まで食い尽くそうとするのが竜人だ。獣人同士なら気持ちが移ろうことはないが、人族はそうではなかろう。長い時の末に、いずれ気持ちが薄れる日が来るかもしれない。そうなった時に待っているのは…地獄だ」
最初は憧れの竜人の番となって喜んだものの、家族すらも排除しようとする竜人の嫉妬深さに嫌気がさし、離れようとして逆に死ぬまで監禁された者。蜜月が終わった後も友人との交流を止められて家出し、嫉妬に狂った竜人に骨の一片も残らず食われてしまった者。既に夫や子どもがいるのに無理やり連れ去られた者。逆にまだ幼い頃に見初められ、待ちきれずに無理やり番われて亡くなってしまった者。竜人の番への執着故に起きた悲劇はいくらでもあるのだと、決して先王が例外なわけではないと言われました。
「ジークの寿命はまだ二百年はあるだろう。長くても七十年ほどしか生きられない人族にとっては、想像を絶する長さだ」
「それは…」
「今はいいかもしれない。だが…一生軟禁される生活に耐えられるか?寿命が延びれば苦しむ時間も増えるだけだ。そう、俺の母のようにな…」
それは、これ以上ない程の説得力を持つものでした。確かにブロム様のお母様は、竜人の狂気にも近い執着心と独占欲の犠牲者とも言えるでしょう。彼女のような立場だったら…きっと私には耐えられないと思います。
「質問に戻ろう。それで、お前はどうしたいのだ?」
「どうって…」
「このままジークの番になるのか?」
「それは…だって、私が番ですし…それに同盟の事だってあります…今更どうもこうもありませんから…」
「逃がしてやる、と言ったらどうする?」
「え…」
言われた言葉の意味を理解するのに、私は暫くの間を必要としました。逃がすだなんて、それこそ一体どういう意味なのでしょうか…私を害するつもりなのだろうと思っていたのに、逃がしてやろうと言われるとは思わず、身体の怠さに耳まで遠くなったのかと思ったほどです。
「逃げ…る?」
「ああ。そうだな、あいつの力の及ばない他の国にでも」
何をどうしたらそのような話になるのでしょうか。そんな事をしてもブロム様には何の益もありません。私を連れて逃げるなんて目立つし、しかも今の私は自分の身体すらも思うように動かせず、足手まといになるのは確実です。無駄な労力をかけるくらいなら、さっさとご自身だけでも逃げた方がいいでしょうに…
「どうして…ブロム様がそのような事をいうのです?」
そうです。ブロム様はヴァルを憎んでいる筈です。確かに私がヴァルの元を去れば、それだけでも復讐にはなるでしょう。私はヴァルなしでも生きて行けますが、ヴァルはそうではないのですから…
「特別に昔話をきかせてやろう」
驚くしか出来ない私にブロム様が語ったものは、多くはご自身の子供の頃の話でしたが…途中からヴァルの事が加わったのは、二人が幼馴染でずっと一緒だったためでしょうか。
王と宰相の息子として物心つく前から一緒だった事、両親との繋がりが薄かったために互いの存在が支えだった事など、それは初めて耳にするものでした。ライバルというよりも犬猿の仲だと思っていたのに、子どもの頃はそうではなかったのですね。
そんなお二人は、色んな約束をしていたそうです。離れてもずっと親友でいる事、いずれは一緒に国を守っていく事、その為なら敵となって競い合うが、心の底では繋がっていようと誓った事などです。
私が知っている範囲ではとても想像も出来ない内容でした。最初は私を惑わそうと作り話をしているのかと思いましたが、ブロム様の表情は真剣です。そしてその話は妙に信ぴょう性があり、そこには誰も入り込めない二人だけの世界と強い心の繋がりがある様に感じられました。
「でも…だったら何故…」
そうです。そこまで仲が良く、何があっても心の奥底では繋がっていようと誓い合ったのに、どうして私をヴァルの元から連れ出そうとしているのでしょうか。その理由が私には全く理解出来ませんでした。
「まぁ、信じられないのも仕方あるまい」
「え、ええ…だって…」
戸惑う私にブロム様が語った事は、先ほどの言葉以上に思いがけないものでした。正直に言えば、俄かには信じ難く、それはご自身の保身のために言っていると思う方がずっと容易いものでした。でも…目の前のブロム様は…嘘を言っているようにも見えません。
「それでは…ブロム様は…」
「勘違いするな。ジークのためではない。俺は俺のためにしか動く気はないからな。あいつがどうなろうが…知った事ではない」
ブロム様の言葉は噛みしめるようで、自分に言い聞かせているようにも聞こえました。でも、それではブロム様は…
「ここまで話したのだ。気は済んだだろう?だったら俺の問いに答えろ」
尊大にそう命じるブロム様でしたが、その態度の奥には別の何かが見えたような気がしました。それは…この方の本当の姿の欠片を垣間見たような気分です。だったら私は…
「私は、逃げるつもりはありません」
「何?」
「確かに私は竜人の事、まだ十分に理解していないと思います。竜人の話は聞いていても、実際に体験した事はありませんし…」
「…だろうな」
「それでも…ヴァルは…番だと分かってからも私の気持ちを尊重して…待ってくれましたから」
「それもたかだか二ヶ月程度だろう。この先の長さとは比較にならぬ」
「そうかもしれませんけど…私は…私も、ヴァルが好きなんです」
そう、私が番うと決めたのは、ただヴァルが好きだからです。他の人にとられたくなかった、共有なんてしたくなかった、私だけ見て欲しかったからです。
「それでも、お前の気持ちとあれの気持ちの差は小さくはない」
「そう、だと思います。でも…私、一緒にいたいんです。私だけ見て欲しいし、他の人に目を向けて欲しくない。それでは…足りませんか?」
そう、きっと私とヴァルの気持ちの質や量には大きな差があるのでしょう。番ってからわかりましたが、ヴァルの執着心は私の思っていた以上、軽く見積もっても十倍は違っていそうな気がしています。私にはあそこまでの執着心はありませんし、この先も持てそうにありません。これはもしかしたら種族の差で、永遠に埋まらないかもしれません。
「ああ、足りないな。考えが甘すぎて話にならぬ」
「そう、ですか…」
竜人のブロム様がそう言うのであれば、きっとそうなのでしょうね。ブロム様は私よりもヴァルの気持ちの方がわかるのでしょう。
「でも、覚悟はしています。私は…逃げたくないし、離れる気もありません」
これは私の本心でした。何と言われても、私はヴァルから離れようとも逃げようとも思っていません。勿論、この先の事などわかりません。私には先を見通す目など持っていませんから。それでも、ヴァルから逃げようとは思えませんでした。
「…偉そうにそう言い張るなら、勝手にするがいい」
「え?」
「地獄を見るのはお前であって、俺ではないからな」
呆れたような、突き放すような、でもどこか面白そうにも聞こえる声に、私は目を見開いてブロム様を見つめると、ブロム様はそれに答えるかのように笑みを浮かべました。その笑みは…今までの様なシニカルなものではなく、どこか懐かしそうな、眩しそうなものにも見えました。
「さぁ、お喋りの時間は終わりだ」
「え?」
ふ…っとブロム様は表情を消すと、グラスをテーブルに置き、組んでいた足を戻しました。私が何事かとその変わりように驚いていると、離れたところから人の複数の足跡が近づいているのが聞こえました。
「さて、私が逃げるための盾になって貰おう」
そう言うとブロム様は私に近づき、腰に下げている剣をすらりと抜いて私に付きつけました。
「そうだな…では質問を変えよう。お前はこのまま、番だからと、同盟のためだからと、意に染まぬ相手と何百年もの長い時を生きるのか?」
「…え?」
「竜人の執着を甘く見るな。骨の髄まで食い尽くそうとするのが竜人だ。獣人同士なら気持ちが移ろうことはないが、人族はそうではなかろう。長い時の末に、いずれ気持ちが薄れる日が来るかもしれない。そうなった時に待っているのは…地獄だ」
最初は憧れの竜人の番となって喜んだものの、家族すらも排除しようとする竜人の嫉妬深さに嫌気がさし、離れようとして逆に死ぬまで監禁された者。蜜月が終わった後も友人との交流を止められて家出し、嫉妬に狂った竜人に骨の一片も残らず食われてしまった者。既に夫や子どもがいるのに無理やり連れ去られた者。逆にまだ幼い頃に見初められ、待ちきれずに無理やり番われて亡くなってしまった者。竜人の番への執着故に起きた悲劇はいくらでもあるのだと、決して先王が例外なわけではないと言われました。
「ジークの寿命はまだ二百年はあるだろう。長くても七十年ほどしか生きられない人族にとっては、想像を絶する長さだ」
「それは…」
「今はいいかもしれない。だが…一生軟禁される生活に耐えられるか?寿命が延びれば苦しむ時間も増えるだけだ。そう、俺の母のようにな…」
それは、これ以上ない程の説得力を持つものでした。確かにブロム様のお母様は、竜人の狂気にも近い執着心と独占欲の犠牲者とも言えるでしょう。彼女のような立場だったら…きっと私には耐えられないと思います。
「質問に戻ろう。それで、お前はどうしたいのだ?」
「どうって…」
「このままジークの番になるのか?」
「それは…だって、私が番ですし…それに同盟の事だってあります…今更どうもこうもありませんから…」
「逃がしてやる、と言ったらどうする?」
「え…」
言われた言葉の意味を理解するのに、私は暫くの間を必要としました。逃がすだなんて、それこそ一体どういう意味なのでしょうか…私を害するつもりなのだろうと思っていたのに、逃がしてやろうと言われるとは思わず、身体の怠さに耳まで遠くなったのかと思ったほどです。
「逃げ…る?」
「ああ。そうだな、あいつの力の及ばない他の国にでも」
何をどうしたらそのような話になるのでしょうか。そんな事をしてもブロム様には何の益もありません。私を連れて逃げるなんて目立つし、しかも今の私は自分の身体すらも思うように動かせず、足手まといになるのは確実です。無駄な労力をかけるくらいなら、さっさとご自身だけでも逃げた方がいいでしょうに…
「どうして…ブロム様がそのような事をいうのです?」
そうです。ブロム様はヴァルを憎んでいる筈です。確かに私がヴァルの元を去れば、それだけでも復讐にはなるでしょう。私はヴァルなしでも生きて行けますが、ヴァルはそうではないのですから…
「特別に昔話をきかせてやろう」
驚くしか出来ない私にブロム様が語ったものは、多くはご自身の子供の頃の話でしたが…途中からヴァルの事が加わったのは、二人が幼馴染でずっと一緒だったためでしょうか。
王と宰相の息子として物心つく前から一緒だった事、両親との繋がりが薄かったために互いの存在が支えだった事など、それは初めて耳にするものでした。ライバルというよりも犬猿の仲だと思っていたのに、子どもの頃はそうではなかったのですね。
そんなお二人は、色んな約束をしていたそうです。離れてもずっと親友でいる事、いずれは一緒に国を守っていく事、その為なら敵となって競い合うが、心の底では繋がっていようと誓った事などです。
私が知っている範囲ではとても想像も出来ない内容でした。最初は私を惑わそうと作り話をしているのかと思いましたが、ブロム様の表情は真剣です。そしてその話は妙に信ぴょう性があり、そこには誰も入り込めない二人だけの世界と強い心の繋がりがある様に感じられました。
「でも…だったら何故…」
そうです。そこまで仲が良く、何があっても心の奥底では繋がっていようと誓い合ったのに、どうして私をヴァルの元から連れ出そうとしているのでしょうか。その理由が私には全く理解出来ませんでした。
「まぁ、信じられないのも仕方あるまい」
「え、ええ…だって…」
戸惑う私にブロム様が語った事は、先ほどの言葉以上に思いがけないものでした。正直に言えば、俄かには信じ難く、それはご自身の保身のために言っていると思う方がずっと容易いものでした。でも…目の前のブロム様は…嘘を言っているようにも見えません。
「それでは…ブロム様は…」
「勘違いするな。ジークのためではない。俺は俺のためにしか動く気はないからな。あいつがどうなろうが…知った事ではない」
ブロム様の言葉は噛みしめるようで、自分に言い聞かせているようにも聞こえました。でも、それではブロム様は…
「ここまで話したのだ。気は済んだだろう?だったら俺の問いに答えろ」
尊大にそう命じるブロム様でしたが、その態度の奥には別の何かが見えたような気がしました。それは…この方の本当の姿の欠片を垣間見たような気分です。だったら私は…
「私は、逃げるつもりはありません」
「何?」
「確かに私は竜人の事、まだ十分に理解していないと思います。竜人の話は聞いていても、実際に体験した事はありませんし…」
「…だろうな」
「それでも…ヴァルは…番だと分かってからも私の気持ちを尊重して…待ってくれましたから」
「それもたかだか二ヶ月程度だろう。この先の長さとは比較にならぬ」
「そうかもしれませんけど…私は…私も、ヴァルが好きなんです」
そう、私が番うと決めたのは、ただヴァルが好きだからです。他の人にとられたくなかった、共有なんてしたくなかった、私だけ見て欲しかったからです。
「それでも、お前の気持ちとあれの気持ちの差は小さくはない」
「そう、だと思います。でも…私、一緒にいたいんです。私だけ見て欲しいし、他の人に目を向けて欲しくない。それでは…足りませんか?」
そう、きっと私とヴァルの気持ちの質や量には大きな差があるのでしょう。番ってからわかりましたが、ヴァルの執着心は私の思っていた以上、軽く見積もっても十倍は違っていそうな気がしています。私にはあそこまでの執着心はありませんし、この先も持てそうにありません。これはもしかしたら種族の差で、永遠に埋まらないかもしれません。
「ああ、足りないな。考えが甘すぎて話にならぬ」
「そう、ですか…」
竜人のブロム様がそう言うのであれば、きっとそうなのでしょうね。ブロム様は私よりもヴァルの気持ちの方がわかるのでしょう。
「でも、覚悟はしています。私は…逃げたくないし、離れる気もありません」
これは私の本心でした。何と言われても、私はヴァルから離れようとも逃げようとも思っていません。勿論、この先の事などわかりません。私には先を見通す目など持っていませんから。それでも、ヴァルから逃げようとは思えませんでした。
「…偉そうにそう言い張るなら、勝手にするがいい」
「え?」
「地獄を見るのはお前であって、俺ではないからな」
呆れたような、突き放すような、でもどこか面白そうにも聞こえる声に、私は目を見開いてブロム様を見つめると、ブロム様はそれに答えるかのように笑みを浮かべました。その笑みは…今までの様なシニカルなものではなく、どこか懐かしそうな、眩しそうなものにも見えました。
「さぁ、お喋りの時間は終わりだ」
「え?」
ふ…っとブロム様は表情を消すと、グラスをテーブルに置き、組んでいた足を戻しました。私が何事かとその変わりように驚いていると、離れたところから人の複数の足跡が近づいているのが聞こえました。
「さて、私が逃げるための盾になって貰おう」
そう言うとブロム様は私に近づき、腰に下げている剣をすらりと抜いて私に付きつけました。
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