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親友とのお茶会
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「聞いたわよ、アンジェ! オードリック殿下と王宮の庭で抱き合っていたんですって?」
「ぶっ!」
キラキラした目で私を見てそう言ったのはミシュレ家のマリエル様だった。彼女は夜会に出席するために王都に出ていて、久しぶりに会いたいと連絡を貰った。そこでもう一人学園で親しかった令嬢と共に、建て直したタウンハウスに招待したのだけど……挨拶もそこそこにマリエル様からそう言われて、思わずお茶を吹きそうになった。危なかった……
「ど、どうして……」
「それは勿論、目撃者がいたからよ。朝から大胆よね~オードリック殿下ったら。情熱的な方だったのねと専らの評判よ。ね、イネス様!」
「そうね。夫からも聞いているわ。庭園でプロポーズなさったんですって?」
「……」
イネス様にまでそう言われて羞恥に頭が真っ白になりそうだった。イネス様の夫のマルトゥー伯爵は宰相府の文官だから、もしかしたら目撃者だったとか……? 鼓動が収まらないし動揺しているせいで思考がまとまらないけれど、あんなところを見られていたとは思わなかった。もしかしてオーリー様、わざと……じゃないわよね?
「でも、本当によかったわ、オードリック殿下が見つかって。王族が領地で行方不明になったなんて、一歩間違ったら処罰ものだもの。心配したのよ」
「ええ、私も気が気じゃなかったわ」
「あ、ありがとう」
確かに彼女たちの言う通りで、王族相手では軽い怪我だって処罰の対象になり得るし、行方不明となれば厳罰ものだ。そういう意味では我が家はかなり大目に見て頂けたと言える。間違いなくお祖母様のお陰だろう。陛下がお祖母様に厳しいことを言うのは……無理だろう。
「でもまぁ、無事両想いになってよかったじゃない。殿下と婚約なんて、最初はどうなるかと思っていたもの」
「あの頃の殿下は回復も見込めませんでしたものね。王家はリファール家を潰すつもりか、なんて噂もありましたから」
「確かに……」
王命に二度も背いた父に回復の見込みのない婿。どちらか一つだけでも存続を危ぶまれる要因だったからそう思われても仕方がなかっただろう。ただ、お祖母様がいたから大目に見て貰えていただけで。
「それでアンジェ様。式はやっぱり領地でおやりになるの?」
「そうなりますわ。私が次期当主なので」
「やっぱりね。だったらその時はゆっくりリファールに滞在しようかな。こういう機会がないと他領には行けないもの」
「マリエル様なら大歓迎よ。でも、領地を離れて大丈夫なの?」
「心配ないわ。商売は順調だし、お兄様も最近は体調がいいから」
「そう。だったら是非ゆっくりしていって」
ミシュレ領はワインの産地で、マリエル様は商才があったらしくミシュレワインは今や王族からも望まれるほどになった。一時はベルクール公爵に乗っ取られるのではとの噂もあったがそれも回避して、順調に資産を増やしていた。
「私も是非お伺いしたいわ。夫は行けないかもしれないから、私だけになるかもしれないけれど」
「それは仕方ないわ。マルトゥー伯爵は有能でいらっしゃるから。でもよろしいの? お子様方は……」
「子どもたちには乳母もいるし、下の子も二歳になったわ。少しくらいなら離れても大丈夫よ」
「二歳……もうそんなになるのね」
「いいなぁ~うちはまだ子が出来なくって。私が大人しくしていないせいだって言われているけど」
「子爵家を継ぐのはマリエル様ですものね」
「そうなの。お兄様は身体が弱いから結婚は難しいし。私が頑張らなきゃいけないのよね」
そういう意味では私もマリエル様と同じだった。お互いに二十二歳。マリエル様は結婚して三年経ったからプレッシャーも大きいだろう。
「式はいつ頃かしら?」
「これから相談です」
「そう、いい季節に出来るといいわね」
「ええ」
婚姻は成立したけれど、式の日程は未定だ。まだ領地に知らせが届いていないし、王家からの婿入りとなればそれなりの準備も必要かもしれない。早くても半年、一般的なら一年後だろうか。
「アンジェもすっかり美人になったし、花嫁姿が楽しみだわ。そうそう、学園時代にアンジェを馬鹿にしていた令息たち、今になって後悔しているわよ。あんなに綺麗になるなんて思わなかった、ってね」
「そ、そう」
「殿下が行方不明になってからは、取り成して欲しいって言ってくる人もいたし」
「私のところにも来たわ。でも、辺境伯家の婿は王家が手配するから王家にお話しくださいと言って丁重にお断りしたけど」
「そ、そんなことが……」
「あったのよ。ま、でも気持ちはわからなくもないわ」
「ええ、オードリック殿下が婚約者になってからは目に見えて綺麗になりましたもの。三年前の夜会ではみんな驚いていらっしゃいましたものね」
「ふふっ、あの時は騒然となったものね。あの地味令嬢がオードリック殿下と並ぶなんていい余興だって息巻いていた連中の顔ったら!」
「……」
どうやら知らないところで話題になっていたらしい。でも、学園時代の私の評判からすれば当然と言えば当然だろう。
「今度の夜会もすっごく楽しみだわ。見た目だけに拘って頭空っぽの連中にはいい薬よね」
「マリエル様ったら、言いすぎですわ」
「あら、そんなことないわよ。そういうイネス様だって伯爵夫人として有能で、しかも後継の男児を二人も生んでいるじゃない。イネス様を迎えればよかったって言っている人、多いんだから」
「そんな……」
気が付けばマリエル様もイネス様も、周囲に羨ましがられる存在になっていた。それは彼女たちの努力と誠実さの表れで、それが認められていることがとても嬉しかった。
「ぶっ!」
キラキラした目で私を見てそう言ったのはミシュレ家のマリエル様だった。彼女は夜会に出席するために王都に出ていて、久しぶりに会いたいと連絡を貰った。そこでもう一人学園で親しかった令嬢と共に、建て直したタウンハウスに招待したのだけど……挨拶もそこそこにマリエル様からそう言われて、思わずお茶を吹きそうになった。危なかった……
「ど、どうして……」
「それは勿論、目撃者がいたからよ。朝から大胆よね~オードリック殿下ったら。情熱的な方だったのねと専らの評判よ。ね、イネス様!」
「そうね。夫からも聞いているわ。庭園でプロポーズなさったんですって?」
「……」
イネス様にまでそう言われて羞恥に頭が真っ白になりそうだった。イネス様の夫のマルトゥー伯爵は宰相府の文官だから、もしかしたら目撃者だったとか……? 鼓動が収まらないし動揺しているせいで思考がまとまらないけれど、あんなところを見られていたとは思わなかった。もしかしてオーリー様、わざと……じゃないわよね?
「でも、本当によかったわ、オードリック殿下が見つかって。王族が領地で行方不明になったなんて、一歩間違ったら処罰ものだもの。心配したのよ」
「ええ、私も気が気じゃなかったわ」
「あ、ありがとう」
確かに彼女たちの言う通りで、王族相手では軽い怪我だって処罰の対象になり得るし、行方不明となれば厳罰ものだ。そういう意味では我が家はかなり大目に見て頂けたと言える。間違いなくお祖母様のお陰だろう。陛下がお祖母様に厳しいことを言うのは……無理だろう。
「でもまぁ、無事両想いになってよかったじゃない。殿下と婚約なんて、最初はどうなるかと思っていたもの」
「あの頃の殿下は回復も見込めませんでしたものね。王家はリファール家を潰すつもりか、なんて噂もありましたから」
「確かに……」
王命に二度も背いた父に回復の見込みのない婿。どちらか一つだけでも存続を危ぶまれる要因だったからそう思われても仕方がなかっただろう。ただ、お祖母様がいたから大目に見て貰えていただけで。
「それでアンジェ様。式はやっぱり領地でおやりになるの?」
「そうなりますわ。私が次期当主なので」
「やっぱりね。だったらその時はゆっくりリファールに滞在しようかな。こういう機会がないと他領には行けないもの」
「マリエル様なら大歓迎よ。でも、領地を離れて大丈夫なの?」
「心配ないわ。商売は順調だし、お兄様も最近は体調がいいから」
「そう。だったら是非ゆっくりしていって」
ミシュレ領はワインの産地で、マリエル様は商才があったらしくミシュレワインは今や王族からも望まれるほどになった。一時はベルクール公爵に乗っ取られるのではとの噂もあったがそれも回避して、順調に資産を増やしていた。
「私も是非お伺いしたいわ。夫は行けないかもしれないから、私だけになるかもしれないけれど」
「それは仕方ないわ。マルトゥー伯爵は有能でいらっしゃるから。でもよろしいの? お子様方は……」
「子どもたちには乳母もいるし、下の子も二歳になったわ。少しくらいなら離れても大丈夫よ」
「二歳……もうそんなになるのね」
「いいなぁ~うちはまだ子が出来なくって。私が大人しくしていないせいだって言われているけど」
「子爵家を継ぐのはマリエル様ですものね」
「そうなの。お兄様は身体が弱いから結婚は難しいし。私が頑張らなきゃいけないのよね」
そういう意味では私もマリエル様と同じだった。お互いに二十二歳。マリエル様は結婚して三年経ったからプレッシャーも大きいだろう。
「式はいつ頃かしら?」
「これから相談です」
「そう、いい季節に出来るといいわね」
「ええ」
婚姻は成立したけれど、式の日程は未定だ。まだ領地に知らせが届いていないし、王家からの婿入りとなればそれなりの準備も必要かもしれない。早くても半年、一般的なら一年後だろうか。
「アンジェもすっかり美人になったし、花嫁姿が楽しみだわ。そうそう、学園時代にアンジェを馬鹿にしていた令息たち、今になって後悔しているわよ。あんなに綺麗になるなんて思わなかった、ってね」
「そ、そう」
「殿下が行方不明になってからは、取り成して欲しいって言ってくる人もいたし」
「私のところにも来たわ。でも、辺境伯家の婿は王家が手配するから王家にお話しくださいと言って丁重にお断りしたけど」
「そ、そんなことが……」
「あったのよ。ま、でも気持ちはわからなくもないわ」
「ええ、オードリック殿下が婚約者になってからは目に見えて綺麗になりましたもの。三年前の夜会ではみんな驚いていらっしゃいましたものね」
「ふふっ、あの時は騒然となったものね。あの地味令嬢がオードリック殿下と並ぶなんていい余興だって息巻いていた連中の顔ったら!」
「……」
どうやら知らないところで話題になっていたらしい。でも、学園時代の私の評判からすれば当然と言えば当然だろう。
「今度の夜会もすっごく楽しみだわ。見た目だけに拘って頭空っぽの連中にはいい薬よね」
「マリエル様ったら、言いすぎですわ」
「あら、そんなことないわよ。そういうイネス様だって伯爵夫人として有能で、しかも後継の男児を二人も生んでいるじゃない。イネス様を迎えればよかったって言っている人、多いんだから」
「そんな……」
気が付けばマリエル様もイネス様も、周囲に羨ましがられる存在になっていた。それは彼女たちの努力と誠実さの表れで、それが認められていることがとても嬉しかった。
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