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術の真相
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夜会があった翌日の午後、私はセレン様と一緒に大公宮を訪れていました。フェローのお二人は午前中に母国に向けて出発し、大公宮内はようやくホッと一息つく事が出来た、そんな空気に包まれていまいた。私達は大公ご夫妻とエドガール様、マリウス様と一緒に、久しぶりのゆっくりした時間を得ました。
「それにしてもセレン殿、あのお二人には随分甘かったんじゃありませんか?」
「ああ、それは私も思った。あの我儘王族にはもっとビシッと仕置きするかと思っていたぞ」
「マリウス…言葉を慎め。ジルベール様の弟妹なのだぞ」
マリアンヌ様がセレン様にそう尋ねると、マリアンヌ様の兄のマリウス様が物足りないといい、それを今度はエドガール様が窘めました。確かにあのお二人はジルベール様の実の弟妹なので、その言い方だと不敬ですわね。
「ああ、弟達に関しては私もマリウスと同感だから気にしないでくれ。今回も随分と恥ずかしい真似をしてくれたからね」
そう言ってジルベール様が苦笑されました。実の弟妹とは言え、これまで散々嫌な思いをさせられたジルベール様は庇う気は全くないようです。
「しかし、私も同感だぞ、セレン殿。もっと痛い目にあわせるかと思っていた」
どうやらジルベール様は、庇うどころか罰を与える気満々だったようです。しかし、さすがにそれをすると国同士の問題に発展しないでしょうか…あの腕輪を送ったのはルーベルクのアデライン様ですし。
「そんな事はありませんよ。彼らはこれから相当痛い目にあうでしょうから」
「そうなのか?」
「ええ、あの術は民を虐げたり不利益になる事をしたりすると痛みを生じます。痛みは誓いに反する度合いや被害者の数などによって変わりますが、対象の民は王族以外の全員です」
「そうなると…もしかして侍女たちも?」
「ええ、侍女や護衛、臣下の貴族たちも含まれます」
「それじゃ…」
ただの誓いだと思っていましたが…あの術の真相に、セレン様以外の全員が驚いています。それもそうでしょう、誓いを立てただけで強制力が生じるなど、聞いた事もなかったのですから。少なくとも魔術のないこの世界ではあり得ません。
「これまでの態度を続ければ、常に痛みに苛まれるでしょうね。彼らにとって他者は自分を満足させるための道具でしかない。そんな態度は誓いを破り続けるも同然です」
「それじゃ、あの性格が矯正しない限りは…」
「ええ、彼らに平穏はないでしょう。彼らのお気に入りの者達も同類となれば、尚更です」
「うえぇ…それってえげつなさ過ぎないか?」
マリウス様の率直過ぎる感想は、私達の思いそのものでした。そうなるとあのお二人のこれからは、相当苦難の日々となるでしょう…
「そうですか?でも、彼らの周りにいる真っ当な者達が被害にあう事は格段に減りますよ」
「セレン殿は…彼らを自分に逆らわないようにするかと思っていましたよ…」
「まぁ、隷属される事も可能ですけどね」
「はぁ?出来るのかよ?」
「まぁ、従魔を従える術を使えば可能ですよ」
さらっと、なんでもない事のように言うセレン様に、マリウス様は口元を引き攣らせていました。ご自身に使われる事を想像したのでしょうか。
「でも、使えない者を従属させてもお荷物にしかなりませんから」
「王族だから使いようはあるだろうに」
「彼らを使うくらいなら、自分で動いた方が早いので不要ですよ」
「ははっ、彼らは駒にもならなかったか」
「ええ、信用できない駒ほど使えないものはありませんからね」
「違いない」
どうやらセレン様にとっては、あのお二人は利用する価値もないようです。この言葉を聞いたら、あのお二人は顔を真っ赤にして怒鳴り散らしそうですわね。そしてジルベール様もそれを否定せず、愉快そうに笑っていらっしゃいます。実の弟妹ですが点が辛過ぎやしないでしょうか…
「民が対象となれば、四六時中監視されているも同然。彼らにはいい薬になるでしょう」
「なるほど…あのお二人にとっては、隷属させるよりもずっと苦痛だな」
「そうだな。セレン殿一人ならまだしも、彼らが見下している平民にも礼を尽くさないといけないのだから」
「軽すぎるかと思ったが…これ以上ない罰だったという訳か」
確かにジルベール様達にとってはかかっていないも同然の術でしょうが、王族として威張り散らし、特権を貪る事しかしないあのお二人です。ストレス解消に侍女や従僕を痛めつけて当然と思っているお二人にとっては、ストレスを発散する術すらも失われるのですね。それが死ぬまで続くとなると、相当な苦痛でしょう。
「これで心を入れ変えてくれるといいのですけどね」
「…それは中々に難しい問題だな」
彼らの苦難に満ちた前途を思い、ここ数日彼らの横暴に耐えていた皆さんの溜飲が少しは下がったようです。少なくとも次にここに来る時には今回ほどの我慢を強いられる事はないでしょう。ですが、誰も彼らが真っ当になるとは思えないようです。
「それなら私達も気を付けないとね」
「ええ、でも、道標と思えばわかりやすくていいわ」
ジルベール様とマリアンヌ様は、腕輪があった左手首に視線を向けてそう言いました。そうです、あの術はお二人にもかかっていたのですよね。
「ああ、フェローのお二人以外にはあの術はかかっていませんからご心配なく」
「え?」
「はぁ?どういう事だ?」
セレン様の言葉に、マリアンヌ様とマリウス様が目を驚きの声をあげましたが…私も同感です。だって、あの時は一緒に術を掛けたのですから。
「アデライン様に協力して頂いて、事前にあのお二人の分の腕輪に術を仕込んでおいたのですよ」
そう言えば夜会前、セレン様はアデライン様と何やら話し込まれていましたが、そういう事だったのですね。
「他の皆様には守りの加護を付けておきました。完璧ではありませんが、何かあった時の一時凌ぎくらいにはなるでしょう」
セレン様の言葉に、この場にいる皆さんの空気が和らぎました。ここにいるのは大公ご夫妻を心から大切に思っている方達です。そして民の要望を全て叶えるのは不可能なのも、最善を尽くしても全ての民を救えない事も理解しています。大公ご夫妻が全ての人を救えない事に心を痛めているのを知っているだけに、あの術がお二人を一層苦しめるのではないかと心配していたのですよね。
「それにしてもセレン殿、あのお二人には随分甘かったんじゃありませんか?」
「ああ、それは私も思った。あの我儘王族にはもっとビシッと仕置きするかと思っていたぞ」
「マリウス…言葉を慎め。ジルベール様の弟妹なのだぞ」
マリアンヌ様がセレン様にそう尋ねると、マリアンヌ様の兄のマリウス様が物足りないといい、それを今度はエドガール様が窘めました。確かにあのお二人はジルベール様の実の弟妹なので、その言い方だと不敬ですわね。
「ああ、弟達に関しては私もマリウスと同感だから気にしないでくれ。今回も随分と恥ずかしい真似をしてくれたからね」
そう言ってジルベール様が苦笑されました。実の弟妹とは言え、これまで散々嫌な思いをさせられたジルベール様は庇う気は全くないようです。
「しかし、私も同感だぞ、セレン殿。もっと痛い目にあわせるかと思っていた」
どうやらジルベール様は、庇うどころか罰を与える気満々だったようです。しかし、さすがにそれをすると国同士の問題に発展しないでしょうか…あの腕輪を送ったのはルーベルクのアデライン様ですし。
「そんな事はありませんよ。彼らはこれから相当痛い目にあうでしょうから」
「そうなのか?」
「ええ、あの術は民を虐げたり不利益になる事をしたりすると痛みを生じます。痛みは誓いに反する度合いや被害者の数などによって変わりますが、対象の民は王族以外の全員です」
「そうなると…もしかして侍女たちも?」
「ええ、侍女や護衛、臣下の貴族たちも含まれます」
「それじゃ…」
ただの誓いだと思っていましたが…あの術の真相に、セレン様以外の全員が驚いています。それもそうでしょう、誓いを立てただけで強制力が生じるなど、聞いた事もなかったのですから。少なくとも魔術のないこの世界ではあり得ません。
「これまでの態度を続ければ、常に痛みに苛まれるでしょうね。彼らにとって他者は自分を満足させるための道具でしかない。そんな態度は誓いを破り続けるも同然です」
「それじゃ、あの性格が矯正しない限りは…」
「ええ、彼らに平穏はないでしょう。彼らのお気に入りの者達も同類となれば、尚更です」
「うえぇ…それってえげつなさ過ぎないか?」
マリウス様の率直過ぎる感想は、私達の思いそのものでした。そうなるとあのお二人のこれからは、相当苦難の日々となるでしょう…
「そうですか?でも、彼らの周りにいる真っ当な者達が被害にあう事は格段に減りますよ」
「セレン殿は…彼らを自分に逆らわないようにするかと思っていましたよ…」
「まぁ、隷属される事も可能ですけどね」
「はぁ?出来るのかよ?」
「まぁ、従魔を従える術を使えば可能ですよ」
さらっと、なんでもない事のように言うセレン様に、マリウス様は口元を引き攣らせていました。ご自身に使われる事を想像したのでしょうか。
「でも、使えない者を従属させてもお荷物にしかなりませんから」
「王族だから使いようはあるだろうに」
「彼らを使うくらいなら、自分で動いた方が早いので不要ですよ」
「ははっ、彼らは駒にもならなかったか」
「ええ、信用できない駒ほど使えないものはありませんからね」
「違いない」
どうやらセレン様にとっては、あのお二人は利用する価値もないようです。この言葉を聞いたら、あのお二人は顔を真っ赤にして怒鳴り散らしそうですわね。そしてジルベール様もそれを否定せず、愉快そうに笑っていらっしゃいます。実の弟妹ですが点が辛過ぎやしないでしょうか…
「民が対象となれば、四六時中監視されているも同然。彼らにはいい薬になるでしょう」
「なるほど…あのお二人にとっては、隷属させるよりもずっと苦痛だな」
「そうだな。セレン殿一人ならまだしも、彼らが見下している平民にも礼を尽くさないといけないのだから」
「軽すぎるかと思ったが…これ以上ない罰だったという訳か」
確かにジルベール様達にとってはかかっていないも同然の術でしょうが、王族として威張り散らし、特権を貪る事しかしないあのお二人です。ストレス解消に侍女や従僕を痛めつけて当然と思っているお二人にとっては、ストレスを発散する術すらも失われるのですね。それが死ぬまで続くとなると、相当な苦痛でしょう。
「これで心を入れ変えてくれるといいのですけどね」
「…それは中々に難しい問題だな」
彼らの苦難に満ちた前途を思い、ここ数日彼らの横暴に耐えていた皆さんの溜飲が少しは下がったようです。少なくとも次にここに来る時には今回ほどの我慢を強いられる事はないでしょう。ですが、誰も彼らが真っ当になるとは思えないようです。
「それなら私達も気を付けないとね」
「ええ、でも、道標と思えばわかりやすくていいわ」
ジルベール様とマリアンヌ様は、腕輪があった左手首に視線を向けてそう言いました。そうです、あの術はお二人にもかかっていたのですよね。
「ああ、フェローのお二人以外にはあの術はかかっていませんからご心配なく」
「え?」
「はぁ?どういう事だ?」
セレン様の言葉に、マリアンヌ様とマリウス様が目を驚きの声をあげましたが…私も同感です。だって、あの時は一緒に術を掛けたのですから。
「アデライン様に協力して頂いて、事前にあのお二人の分の腕輪に術を仕込んでおいたのですよ」
そう言えば夜会前、セレン様はアデライン様と何やら話し込まれていましたが、そういう事だったのですね。
「他の皆様には守りの加護を付けておきました。完璧ではありませんが、何かあった時の一時凌ぎくらいにはなるでしょう」
セレン様の言葉に、この場にいる皆さんの空気が和らぎました。ここにいるのは大公ご夫妻を心から大切に思っている方達です。そして民の要望を全て叶えるのは不可能なのも、最善を尽くしても全ての民を救えない事も理解しています。大公ご夫妻が全ての人を救えない事に心を痛めているのを知っているだけに、あの術がお二人を一層苦しめるのではないかと心配していたのですよね。
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