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公爵様との話し合い
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公爵様との面会はその日の午後になってからでした。マーゴに案内されて向かった先はとても立派な応接室でした。
「待たせてすまなかったな」
私がソファに腰路下ろすと、直ぐにライナーを従えて公爵様が入ってこられました。先ほどとは色違いのフード付きの大きめのローブを被り、顔や手が見えないようになっています。これは私への配慮でしょうか。顔が見えないので表情がわからないのが不安ですが……
「改めて、ウィルバート=ヘルゲンだ。よろしく」
「エルーシア=リルケです。どうぞよろしくお願い致します」
「早速だがまずは事実確認をしたい。リルケ嬢は王命で私と婚姻するために来たと、それで間違いないだろうか?」
姿は恐ろし気で声もしゃがれていますが、公爵様の口調は丁寧に感じました。
「はい。父からそのように言われました」
「なるほど。それで学園を特例で卒業したと」
「はい。間違いございません」
「そうか、相違はないな」
どうやら公爵様も同じような王命を受けていらっしゃるようです。そのことに安堵しました。でも、一つ気になることが……
「あの、私からもお尋ねしたい事があるのですが……」
「何だろう。何なりと聞いてくれ」
「ありがとうございます。その、公爵様のお相手は、私で間違いないのでしょうか?」
「……それは、どういう?」
「いえ、このお話は姉に来ていたのではないかと思っていたもので。姉はあちこちから婚約の申し込みを頂いていますが、私には、その……一度もそのようなお話はなかったので……」
恥ずかしいですが事実ですし、ここは絶対にはっきりさせておきたいのです。
「……それに関しては、陛下からはリルケ伯爵の令嬢としか聞いていない」
「そう、ですか」
私でもよかったのだとようやくホッとして、身体に入っていた変な力が抜けた気がしました。いえ、公爵様にとってはよくなかったかもしれません。中身はどうあれ、お姉様の方が美人で魔術の才もあり、私よりもずっと相応しいでしょう。
「リルケ嬢、私はこのように呪われた身だ。正直言って真っ当に夫婦としてやっているとは思えぬ。令嬢にその気でないのであれば、私から陛下に進言しよう。もし望まれるのならもっとマシな相手を見つけるように陛下にお願いしてもいい。令嬢は学園では首席も取れるほど優秀だったそうだな。私と陛下のせいで、学園まで早期卒業させてしまった。申し訳ない」
思いがけないことに、公爵様が頭を下げられてビックリしました。それは公爵様のせいではないのですが。
「あの、頭をお上げ下さい。公爵様のせいではございませんから」
「だが、首席はそう簡単に取れるものでもないだろう」
「それは、確かに大変ではありましたが……」
それに関しては物凄く大変だったと断言します。お姉様と違って家庭教師を付けて貰えなかったので、独学で死に物狂いに頑張りましたから。それでも、公爵様が謝る理由はありません。
「すまない。今更どのような償いも出来ないのだが……」
「左様でございますか。ですが私は帰る場がないのです。ですので、公爵様にお願いがございます」
「お願い、だと?」
一気に公爵様から漂ってくる空気が冷えた気がしました。これ、瘴気のせいだけじゃないですよね。公爵様、冷却系の魔術がお得意なのでしょうか……って、ここで怯んでいる場合ではありませんわ。
「はい。私を公爵家で雇って頂きたいのです」
「え?」
「ここで雇って頂けないでしょうか?」
大事なことだから二度言いましたわ。実家には絶対に戻りたくありませんから。
「どういうことだ?」
「その、私は父より戻ることはならぬと申しつけられているので……」
「……馬鹿な。まだ婚約段階で婚姻は成立しておらぬぞ。私は承知した覚えもない」
そうなりますよね。ええ、わかりますよ。そしてやはりこの婚姻は陛下が暴走された結果なのですね。
「それに……出来れば実家には戻りたくないのです」
「それは、あの家で虐待されているからか?」
「え?」
突然そう言われて、直ぐには言葉が出てきませんでした。いえ、実家で私の扱いが粗雑なのは王都では有名な話でしたが、虐待……というほどではなかったと思います……多分……
「……虐待?」
「何だ、違うのか?」
違うのかと改めて問われると……考えてしまいますわね。確かにお姉様とは差別されましたが、衣食住はお姉様のお古ですが最低限与えられていましたし、学園にも行けました。傷が残るような暴力もなかったし、食事を抜かれたりすることもなかったですし……いえ、食事の量はお姉様の半分ほどでしたし、言葉では随分傷つけられましたが……
「エンゲルス先生からの手紙には、あなたがあの家で虐待されているので保護して欲しいとあったのだが?」
「えええっ!?」
(先生ってば、なんて事を書いていらっしゃったの……!)
まさかあの手紙にそんなことが書いてあったなんて……やっぱりこれは神様の救いの手なのでしょうか。こんなに都合のいい展開になるなんて、思いもしませんでした。偽物として糾弾されるか、素気無く追い出されるかと思っていましたから。
「エンゲルス先生には大変お世話になった。だから先生の頼みを無下にはしたくない。よければ詳しい事情を聞かせてくれないか?」
「……え?」
まさかそんな風に言われるとは思ってもいませんでした。だって、皆お姉様の言葉ばかりを信じて、私の話を聞こうとしてくれる人はいなかったのですから……
「あ、あの……」
「今まで何度も陛下から令嬢を紹介されたが、ここまで来たのは君が初めてだ。だから何か事情があるのだろうと思ってな」
「そ、それは……」
は、話してもいいのでしょうか。今まで学園の先生に相談しても、両親やお姉様に余計なことを言ったと責められて、私のありもしない悪評をその度に立てられて、人の気を引きたいがための自作自演だとまで言われてきました。だからもう、何かを言うのを諦めていましたが……まさかこのような展開になるとは思いもよらず、暫くの間呆然と公爵様を見上げるしか出来ませんでした。
「待たせてすまなかったな」
私がソファに腰路下ろすと、直ぐにライナーを従えて公爵様が入ってこられました。先ほどとは色違いのフード付きの大きめのローブを被り、顔や手が見えないようになっています。これは私への配慮でしょうか。顔が見えないので表情がわからないのが不安ですが……
「改めて、ウィルバート=ヘルゲンだ。よろしく」
「エルーシア=リルケです。どうぞよろしくお願い致します」
「早速だがまずは事実確認をしたい。リルケ嬢は王命で私と婚姻するために来たと、それで間違いないだろうか?」
姿は恐ろし気で声もしゃがれていますが、公爵様の口調は丁寧に感じました。
「はい。父からそのように言われました」
「なるほど。それで学園を特例で卒業したと」
「はい。間違いございません」
「そうか、相違はないな」
どうやら公爵様も同じような王命を受けていらっしゃるようです。そのことに安堵しました。でも、一つ気になることが……
「あの、私からもお尋ねしたい事があるのですが……」
「何だろう。何なりと聞いてくれ」
「ありがとうございます。その、公爵様のお相手は、私で間違いないのでしょうか?」
「……それは、どういう?」
「いえ、このお話は姉に来ていたのではないかと思っていたもので。姉はあちこちから婚約の申し込みを頂いていますが、私には、その……一度もそのようなお話はなかったので……」
恥ずかしいですが事実ですし、ここは絶対にはっきりさせておきたいのです。
「……それに関しては、陛下からはリルケ伯爵の令嬢としか聞いていない」
「そう、ですか」
私でもよかったのだとようやくホッとして、身体に入っていた変な力が抜けた気がしました。いえ、公爵様にとってはよくなかったかもしれません。中身はどうあれ、お姉様の方が美人で魔術の才もあり、私よりもずっと相応しいでしょう。
「リルケ嬢、私はこのように呪われた身だ。正直言って真っ当に夫婦としてやっているとは思えぬ。令嬢にその気でないのであれば、私から陛下に進言しよう。もし望まれるのならもっとマシな相手を見つけるように陛下にお願いしてもいい。令嬢は学園では首席も取れるほど優秀だったそうだな。私と陛下のせいで、学園まで早期卒業させてしまった。申し訳ない」
思いがけないことに、公爵様が頭を下げられてビックリしました。それは公爵様のせいではないのですが。
「あの、頭をお上げ下さい。公爵様のせいではございませんから」
「だが、首席はそう簡単に取れるものでもないだろう」
「それは、確かに大変ではありましたが……」
それに関しては物凄く大変だったと断言します。お姉様と違って家庭教師を付けて貰えなかったので、独学で死に物狂いに頑張りましたから。それでも、公爵様が謝る理由はありません。
「すまない。今更どのような償いも出来ないのだが……」
「左様でございますか。ですが私は帰る場がないのです。ですので、公爵様にお願いがございます」
「お願い、だと?」
一気に公爵様から漂ってくる空気が冷えた気がしました。これ、瘴気のせいだけじゃないですよね。公爵様、冷却系の魔術がお得意なのでしょうか……って、ここで怯んでいる場合ではありませんわ。
「はい。私を公爵家で雇って頂きたいのです」
「え?」
「ここで雇って頂けないでしょうか?」
大事なことだから二度言いましたわ。実家には絶対に戻りたくありませんから。
「どういうことだ?」
「その、私は父より戻ることはならぬと申しつけられているので……」
「……馬鹿な。まだ婚約段階で婚姻は成立しておらぬぞ。私は承知した覚えもない」
そうなりますよね。ええ、わかりますよ。そしてやはりこの婚姻は陛下が暴走された結果なのですね。
「それに……出来れば実家には戻りたくないのです」
「それは、あの家で虐待されているからか?」
「え?」
突然そう言われて、直ぐには言葉が出てきませんでした。いえ、実家で私の扱いが粗雑なのは王都では有名な話でしたが、虐待……というほどではなかったと思います……多分……
「……虐待?」
「何だ、違うのか?」
違うのかと改めて問われると……考えてしまいますわね。確かにお姉様とは差別されましたが、衣食住はお姉様のお古ですが最低限与えられていましたし、学園にも行けました。傷が残るような暴力もなかったし、食事を抜かれたりすることもなかったですし……いえ、食事の量はお姉様の半分ほどでしたし、言葉では随分傷つけられましたが……
「エンゲルス先生からの手紙には、あなたがあの家で虐待されているので保護して欲しいとあったのだが?」
「えええっ!?」
(先生ってば、なんて事を書いていらっしゃったの……!)
まさかあの手紙にそんなことが書いてあったなんて……やっぱりこれは神様の救いの手なのでしょうか。こんなに都合のいい展開になるなんて、思いもしませんでした。偽物として糾弾されるか、素気無く追い出されるかと思っていましたから。
「エンゲルス先生には大変お世話になった。だから先生の頼みを無下にはしたくない。よければ詳しい事情を聞かせてくれないか?」
「……え?」
まさかそんな風に言われるとは思ってもいませんでした。だって、皆お姉様の言葉ばかりを信じて、私の話を聞こうとしてくれる人はいなかったのですから……
「あ、あの……」
「今まで何度も陛下から令嬢を紹介されたが、ここまで来たのは君が初めてだ。だから何か事情があるのだろうと思ってな」
「そ、それは……」
は、話してもいいのでしょうか。今まで学園の先生に相談しても、両親やお姉様に余計なことを言ったと責められて、私のありもしない悪評をその度に立てられて、人の気を引きたいがための自作自演だとまで言われてきました。だからもう、何かを言うのを諦めていましたが……まさかこのような展開になるとは思いもよらず、暫くの間呆然と公爵様を見上げるしか出来ませんでした。
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