あなたに愛や恋は求めません

灰銀猫

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第二部

登場人物(2部)~ネタバレ注意!~

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2部の登場人物です。年齢は2部開始時点のもの。
ネタバレを含むのでご注意ください。

名前の前に▲があるキャラは2部から登場
※漏れがあったらごめんなさい。

◆ゾルガー侯爵家…五侯爵家の筆頭
・イルーゼ…(19)主人公でヴォルフの妻。ガウス伯爵家の次女

・ヴォルフ(33)…当主。イムレと双子だが黒髪緑瞳のためオスカーに預けられる。孤児院で育つが14歳の時にオスカーの四男ヴォフルとしてゾルガー家に引き取られる

・フレディ(19)…ゲオルグの子でヴォルフの甥。父の出自を本人は知らない
・オスカー…ヴォルフの養父でゾルガー前当主。故人
・ナディア…オスカーの第一夫人。先王の妹。アウグストと通じゲオルグを産む。故人
・メリア…オルカ―の第二夫人。ヴォルフを含む三人の男児を生むが襲われて死亡。故人
・ゲオルグ…フレディの父。オスカーの実子とされるが実はアウグストの子。駆け落ちした後死亡
・イルメラ…ゲオルグの妻でフレディの母。キルシュ子爵家出身。故人
・レナート…ヴォルフの祖父で先々代当主。気が弱かった。故人
・ヴォルフ…こちらが本物。6歳で母メリアと共に殺される。上記のヴォルフより1歳下

◆ゾルガー家の使用人
・ティオ…ゾルガー家の家令。以前はオスカーの執事
・ブレン…ヴォルフの執事でティオの後継候補
・アベル…ヴォルフの護衛兼従者
・オリス…フレディの従者
・ロッテ…主人公の侍女。男爵家出身。主人公と共にゾルガー家に来た
・ザーラ…主人公の侍女兼護衛。フェルヒ伯爵家出身。ハリマンと同級
・マルガ…主人公の侍女兼護衛。アンゲラー伯爵家出身。薬に詳しい
・スージー…侍女頭
・ルーザー…ゾルガー家の侍医。元王宮薬師
・ロータル…ルーザーの助手兼説明係
・オーベル…ゾルガー領邸に仕える医師
・ヴィム=リット…リット家当主の弟でゾルガーの影のまとめ役。メリアの甥。
▲フォルカー…ゾルガー領邸の家令。ティオの弟
▲ルッツ=リット…リット子爵家の嫡男。ヴィムの甥。
▲カール=リット…現リット家当主。ヴィムの兄でルッツの父。

◆ガウス伯爵家
・ルドルフ…主人公の父でガウス伯爵家当主
・オリンダ…主人公の母。離婚して実家のベルナー伯爵家に戻る
・フィリーネ(20)…主人公の姉として育つが実はいとこ。マティアスを産んだ後、母の元に向かう
・レイモンド(23)…主人公の兄で嫡男。当主失格として麻痺毒を受ける
・カサンドラ(20)…レイモンドの妻。ギーゼン伯爵家出身。エドゼルを実子として育てる
▲エドゼル(0)…ルドルフとカリーナの子。レイモンドとカサンドラの子として育つ
・バナン…ガウス家の家令
・ラウラ…ガウス家の侍女頭
・カリーナ…ルドルフ付の侍女だが元はオリンダの侍女。エドゼルを出産後オリンダの元に向かう
・ギード、エイダ、エマ…使用人

◆王家
・イムレ(33)…王太子でヴォルフの双子の弟
・コルネリア(34)…王太子妃。ハイゼ伯爵出だがミュンター侯爵の養女として嫁ぐ
・アンジェリカ…第一王女。ランベルツに嫁ぐも叔父と関係を持ちロジーナを出産。毒杯を賜る。故人
・リシェル…第二王女。グレシウスの第二王子に嫁ぐが夫が亡くなり帰国。アウグストに協力し毒杯を賜る。故人
・エーリック(20)…第二王子。臣籍降下してブレッケル公爵を賜る。ミュンター侯爵当主代行も兼ねる。
・国王…現国王。ヴォルフの実父。先王の後始末に奔走する苦労人
・王妃…現国王の妃でヴォルフの生母。隣国の王女。
・先王…前国王。野心家でゾルガー家の力を削ごうとして混乱を招く。迷信深く猜疑心が強い。故人
・アデリナ…先王の妃(王太后)ベルトラム侯爵家出身。ロジーナを手元に引き取って育てる。故人
・先王の側妃…グレンゲル公、シリングス公の母。アルトナー侯爵家出身。故人

◆ベルトラム侯爵家…五侯爵家の一翼
・エルマ(19)…主人公の親友。姉に代わって後継者になる。バルドリックと結婚
・現当主…エルマの父。庭道楽者
・マルレーネ…エルマの母。ミリセントを溺愛。領邸に軟禁中
・ミリセント…エルマの姉で次期後継者だった。強引に結婚し後継から逃げる。母と共に軟禁中
・バルドリック(23)…エルマの婿。以前は姉の婚約者だった。ギレッセン侯爵家出身

◆ミュンター侯爵家…五侯爵家の一翼
・アルビーナ(18)…主人公の学友。気が強いがしっかり者。祖父の失脚に伴い領地で幽閉中
・ロミルダ(15)…アルビーナの妹。溺愛されて我儘に育つ。祖父の失脚に伴い領地で幽閉中
・エマソン(20)…アルビーナの兄で嫡男。野心がない温厚な性格。祖父の失脚に伴い領地で軟禁中
・前当主…アルビーナらの父。野心家だが父ほどではない。祖父の失脚に伴い領地で幽閉中
・アウグスト…前当主でアルビーナらの祖父。野心家で先王を唆してゾルガー家の力を削ぐ。ナディアと通じでゲオルグを設け、当主にしようとしてメリアとその子どもを殺害。そのことが発覚し処刑される

◆アルトナー侯爵家…五侯爵家の一翼
・現当主…クラウスの兄。
・クラウス…現当主の弟。グロート子爵位を持つ文官。麻薬横領に手を染め毒杯を賜る
▲マティアス(0)…クラウスとフィリーネの子。アルトナーの分家の子として養子に迎えられる

◆ランベルツ侯爵家…五侯爵家の一翼
・ディートマー…現当主でアンジェリカの夫。ロジーナの戸籍上の父。後に再婚
・ロジーナ(13)…実はグレンゲル公爵とアンジェリカの間に生まれた禁忌の子。王宮で育つ

◆シリングス公爵家
・ハリマン(21)…嫡男で代替わり後には侯爵になる。主人公の元婚約者。中性的な美貌の持ち主
・現公爵…現王の異母弟でハリマンの父。元王子なだけに浮世離れしている
・夫人…ハリマンの母。しっかり者でイルーゼとは仲が良かった

◆ベルナー伯爵家
・べディーナ…オリンダの姉で主人公の伯母。フィリーネの実母。故人

◆その他
・リーゼロッテ=アウラー(19)…主人公の親友。愛称はリーゼ。クライバー伯爵家出身。妊娠中
・ローレンツ=アウラ―(21)…伯爵家の嫡男。リーゼロッテの婚約者で根っからの商人
・アマーリエ=グラーツ(18)…エーリックの婚約者。ディートマーの姪
・アードラー夫人…ゾルガー家御用達のデザイナー

▲ドゥルム伯爵令息夫人…肉感的な美女。ヴォルフを狙っていた
▲カール=マイネ…マイネ伯爵家の嫡男。ベルトラム一門
▲ヨアキム=ゲーベル…リンハルト伯爵の次男でイルーゼの兄(レイモンド)の同級。文官


***2部から登場***

◆イルクナー伯爵家
・当主…ヴォルフラムの父、妻はアルトナー前当主の妹
・ヴォルフラム…嫡男。政略結婚するがエマと出会って恋に落ちる。父に直談判するも反対され前線に送られる
・グレーテ…ヴォルフラムの妻。ノイラート侯爵の次女。聡明だが子がいない
・ルーディー…ヴォルフラムとエマの息子
・エマ…騎士団でヴォルフラムと出会い子(ルーディー)を産む。子爵家出身。闘病中

◆ノイラート侯爵家…国境を守る六侯爵家の一家。アーレント国と接する
・現当主…ヘルミーナ、グレーテの実父、妻はアーレント王妃の異母妹
・ギュンター…ランベルツ侯爵の実弟で婿入りした。野心家
・ヘルミーナ…長女。ギュンターを婿に迎える

◆ザイデル伯爵家
・ヘルマン…現当主でアデーレを娶るが前妻との間に二子あり。ヴォルフラムの義理の兄。野心家
・アデーレ…ゲオルグの最初の妻。媚薬を盛ってゲオルグ出奔の引き金になる

◆フリーデル公爵家…アーレント王弟ラファエルが興した公爵家
・ラファエル…(50)アーレント王の弟でローゼンベルク王妃(ヴォルフ母)の異母弟。美形
・クラリッサ(17)…ラファエルの長女。7歳でヴォルフに一目惚れして想い続けた
・ゲオルグ(20)…ラファエルの次男。父に似て美形。イルーゼに興味を持つ





※相関図は新たに出てきたキャラを中心に載せているため、1部で出たキャラは一部割愛してあります。

※補足
◆この世界の公爵家について
この世界では公爵家が際限なく増えるのを防ぐため公爵位を持てるのは王弟一代限り。
息子の代は侯爵家、孫の代以降は伯爵家と降爵する。

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新たに「黒茨の魔女と金眼の下僕」の連載も始めました。
こちらもよろしくお願いします。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/687112907/698925653
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