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堕落
痴態
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「最近はこっちも感じるんじゃないか?」
乳首から胸筋の下のラインを辿るように脇の下を舐め上げる
「あ…そんなこと…あぁ!」
薄い体毛を甘噛みすると明らかに感じている濡れた声が響く
胸のピアスを弄っていた指は臍をくすぐり立ち上がったものを焦らすように下腹部を撫でて内腿を撫で上げた。
「俺と揃いの刺青…少し痛がっていたな」
目尻にキスをし、刺青を指でたどる
「痛かったけど…お前と揃いのを入れているんだと思うとその何十倍も気持ちよかった」
刺青を指でなぞり、僅かに乳首のピアスを引っ張る
「あんっ」
「これを入れるときは泣き叫んで嫌がったのにな」
「だって、あの時は…まだここにきて間もなかったから…」
「気持ち良くなかったか?痛かった?」
大きな手が優しく頭を撫でる。労るような声に桃太郎がふわりと微笑む
鬼の男の首に腕を回し彼とじっと見つめ合いながら何度も啄むようなキスをする。
「気持ち良かった…お前にこの体をいじられた瞬間から触れられた部分全部が気持ちよくて、どこを舐められても触られても咥えられても酷いことをされても感じて、あんな快楽を感じたのは生まれて初めてで…自分がどうにかなってしまいそうで怖かった」
セイファムの首に捕まるようにしながらゆっくりと腰を振る。
黒く太いものを咥え込んだピンク色の蕾も、そそり立つ先走りを少し垂らした若い肉棒も、相手の舌で散々なぶられ蜜を纏った果実のようになっている乳首も、柔らかな和毛が生えてまだ鬼の唾液を纏って露に濡れたようになっている腋部も、キスをしすぎて腫れてしまった赤々とした唇も、快楽にうるみ蕩けきっている瞳も、猿彦からはそこだけ明かりを照らされたようにはっきり見えていた。猿彦股間は痛いほど熱く張り詰めている。
かつて仕えた強く聡明な男はゆっくりと鬼のイチモツに突き上げられ、嬌声をあげてその身を揺らした。猿彦は自らの下着の中に手を入れ、その動きに合わせて自分のものを扱き出した。
「あ…!ん…あぁ!」
かつて高潔な志を口にした唇はぽってりと腫れるまで鬼の唇に弄ばれ、蜜を垂らしながら甘い悲鳴をあげる。
「もっと…もっと突いて…」
刀を振るった逞しい腕は、快楽で崩れ落ちてしまいそうな身体をささえるために鬼の背に縋り付く。鬼が低く甘く囁く
「いいのか?中に出して」
動きが激しくなる。鬼は男すら妊娠させることが出来るのだと猿彦は以前聞いたことがあった。
「いい…いっぱい…頂戴」
理性的で冷徹ですらあった瞳は熱にうなされたように潤んで虚空を彷徨っていた。
「毎晩子種を腹にぶちまけられて、妊娠するぞ」
鍛え上げられた体はがっちりと抑え込まれてはいないもののペニスに貫かれることに何の抵抗もせず、自らねだるように腰を押し付けていた
「うん……お前の、子が産みたい」
「孕ませて」といううっとりとした呟きを飲み込むようにセイファムがを重ね合わせ、深く口付ける。穿つ腰の動きが激しくなる
「イク……またイッちゃう……もうだめぇ……」
激しい喘ぎを漏らす口を塞ぐためにキスをして強く抱きしめると、まるで子を宿そうとするかのように男の体に脚を巻き付けてくる。
「んっ……ああ……熱い……中に出てるぅ……!」
奥へ放つと同時に桃太郎の体が弓なりにしなった。
「あぁ……あぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
桃太郎の甲高い矯正に猿彦のものも果てた。
セイファムが最後の一滴まで注ぎ込もうとするように長い射精をしながら何度か腰を打ちつけると、それに合わせるように桃太郎の体が小さく跳ねる。
猿彦は里へ戻り、桃太郎を奪還しようと持ちかけることも、
しなくなった。
Fin
———-
最後まで読んでいただきありがとうございます。
エロいと思った方はお気に入り、エールをおねがいいたしますー。
乳首から胸筋の下のラインを辿るように脇の下を舐め上げる
「あ…そんなこと…あぁ!」
薄い体毛を甘噛みすると明らかに感じている濡れた声が響く
胸のピアスを弄っていた指は臍をくすぐり立ち上がったものを焦らすように下腹部を撫でて内腿を撫で上げた。
「俺と揃いの刺青…少し痛がっていたな」
目尻にキスをし、刺青を指でたどる
「痛かったけど…お前と揃いのを入れているんだと思うとその何十倍も気持ちよかった」
刺青を指でなぞり、僅かに乳首のピアスを引っ張る
「あんっ」
「これを入れるときは泣き叫んで嫌がったのにな」
「だって、あの時は…まだここにきて間もなかったから…」
「気持ち良くなかったか?痛かった?」
大きな手が優しく頭を撫でる。労るような声に桃太郎がふわりと微笑む
鬼の男の首に腕を回し彼とじっと見つめ合いながら何度も啄むようなキスをする。
「気持ち良かった…お前にこの体をいじられた瞬間から触れられた部分全部が気持ちよくて、どこを舐められても触られても咥えられても酷いことをされても感じて、あんな快楽を感じたのは生まれて初めてで…自分がどうにかなってしまいそうで怖かった」
セイファムの首に捕まるようにしながらゆっくりと腰を振る。
黒く太いものを咥え込んだピンク色の蕾も、そそり立つ先走りを少し垂らした若い肉棒も、相手の舌で散々なぶられ蜜を纏った果実のようになっている乳首も、柔らかな和毛が生えてまだ鬼の唾液を纏って露に濡れたようになっている腋部も、キスをしすぎて腫れてしまった赤々とした唇も、快楽にうるみ蕩けきっている瞳も、猿彦からはそこだけ明かりを照らされたようにはっきり見えていた。猿彦股間は痛いほど熱く張り詰めている。
かつて仕えた強く聡明な男はゆっくりと鬼のイチモツに突き上げられ、嬌声をあげてその身を揺らした。猿彦は自らの下着の中に手を入れ、その動きに合わせて自分のものを扱き出した。
「あ…!ん…あぁ!」
かつて高潔な志を口にした唇はぽってりと腫れるまで鬼の唇に弄ばれ、蜜を垂らしながら甘い悲鳴をあげる。
「もっと…もっと突いて…」
刀を振るった逞しい腕は、快楽で崩れ落ちてしまいそうな身体をささえるために鬼の背に縋り付く。鬼が低く甘く囁く
「いいのか?中に出して」
動きが激しくなる。鬼は男すら妊娠させることが出来るのだと猿彦は以前聞いたことがあった。
「いい…いっぱい…頂戴」
理性的で冷徹ですらあった瞳は熱にうなされたように潤んで虚空を彷徨っていた。
「毎晩子種を腹にぶちまけられて、妊娠するぞ」
鍛え上げられた体はがっちりと抑え込まれてはいないもののペニスに貫かれることに何の抵抗もせず、自らねだるように腰を押し付けていた
「うん……お前の、子が産みたい」
「孕ませて」といううっとりとした呟きを飲み込むようにセイファムがを重ね合わせ、深く口付ける。穿つ腰の動きが激しくなる
「イク……またイッちゃう……もうだめぇ……」
激しい喘ぎを漏らす口を塞ぐためにキスをして強く抱きしめると、まるで子を宿そうとするかのように男の体に脚を巻き付けてくる。
「んっ……ああ……熱い……中に出てるぅ……!」
奥へ放つと同時に桃太郎の体が弓なりにしなった。
「あぁ……あぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
桃太郎の甲高い矯正に猿彦のものも果てた。
セイファムが最後の一滴まで注ぎ込もうとするように長い射精をしながら何度か腰を打ちつけると、それに合わせるように桃太郎の体が小さく跳ねる。
猿彦は里へ戻り、桃太郎を奪還しようと持ちかけることも、
しなくなった。
Fin
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
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