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公開陵辱
矜持
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その「せり」は熟練の床師セイファムの面目躍如といった熱く盛り上がる快楽の見世物だった。
部屋の中央で、体の上に跨らせて、尻穴にペニスを飲み込ませ、イかない程度にゆっくりと突き上げる。いいところはわざと外して延々と大勢の前で嬲りつづける。
先程まで男を知らなかった若い蕾はきつく、慣れていなければその刺激に精を搾り取られてしまいそうだ
鬼達は略奪した人間をいくつかにわける、労働用、食用、そして性奴隷として弄ぶ快楽用だ。若い娘が選ばれることが多いが、時折見目麗しい青年も連れ出されることがあった。売買される人間に快楽を与えてショーとして魅せる商売を床師とよぶ。
鬼は基本的に貞操を気にしない。こうやって突かれて快楽に染まる様を皆に見せて、気に入ったやつを壊れるまで自分の欲望を処理する人形として使うのだった。
青年の適度に筋肉のついた均整のとれた美しい肉体が蝋燭の炎に照らされる。
「くっ……あぁあっ」
青年の口から堪えきれない声が漏れる。その表情は苦痛ではなく紛れもない快感の色を帯びていた。
「おいおい、男を咥えこんで感じてんのか?」
何人もの興奮した性器さえも隠さずにいる鬼の男達から卑猥なヤジが飛び、その度に青年の身体が震えた。
「は……うぅっ、んあぁっ!」
パンッ! 男が一際強く腰を打ち付けると、青年の背中が大きく反り返り痙攣する。
男は満足そうに笑みを浮かべるとそのまま崩れ落ちそうになる青年の上半身を抱え上げた。
「おいおい、何を顔を隠してやがるんだ!」
青年は最後のちっぽけなプライドで顔を腕で覆い隠している。堕ちたくない強い気持ちとは裏腹に彼の体はすでに欲望に忠実になっていて、無意識のままセイファムのペニスをいいところに擦り付けるように淫らに腰を動かしていた。
「ん・・・ふぅ・・・」
青年は自分の意志では止められない動きに絶望し涙を流す。もう限界だとばかりに体が絶頂へと向かっていく。
だが、あと少しというところでピタリと動きを止められる。
「何勝手にいこうとしてんだよ!」
男達の怒号が飛ぶと同時に激しいピストンが再開される。
下から突き上げる速度を早めても青年は忍耐強く耐え、必死に顔を覆い隠していた。二〇歳くらいの青年で顔立ちもいい。サラサラとした黒髪と少し黒目がちな焦茶の瞳と細い鼻筋。苦しげに噛み締められているぽってりとした唇も柔らかくいい感触だった。人間の中ではかなり武芸の立つ方だったそうで、胸筋が盛り上がり腹筋の割れたいい体をしている。なにより感度がいい。
セイファムは先程控室で検査を名目に散々彼の身体を弄んだ。男に抱かれたことはないといっていたが内部に指を入れて少し弄ってやっただけで陸にあげた魚のように痙攣して果てた。
堕ちた顔を隠そうとする姿に興奮した眼差しを向けている客もいるが、床師としては商品の顔を見せたいし、なによりも快楽に落ちきらない心を守るベールを残酷に剥ぎ取ってやりたかった。
セイファムがパンパンと大きく音が響くほど強く突き上げる
と青年は堪らず声をあげる
「あぁあああっ!」
部屋の中央で、体の上に跨らせて、尻穴にペニスを飲み込ませ、イかない程度にゆっくりと突き上げる。いいところはわざと外して延々と大勢の前で嬲りつづける。
先程まで男を知らなかった若い蕾はきつく、慣れていなければその刺激に精を搾り取られてしまいそうだ
鬼達は略奪した人間をいくつかにわける、労働用、食用、そして性奴隷として弄ぶ快楽用だ。若い娘が選ばれることが多いが、時折見目麗しい青年も連れ出されることがあった。売買される人間に快楽を与えてショーとして魅せる商売を床師とよぶ。
鬼は基本的に貞操を気にしない。こうやって突かれて快楽に染まる様を皆に見せて、気に入ったやつを壊れるまで自分の欲望を処理する人形として使うのだった。
青年の適度に筋肉のついた均整のとれた美しい肉体が蝋燭の炎に照らされる。
「くっ……あぁあっ」
青年の口から堪えきれない声が漏れる。その表情は苦痛ではなく紛れもない快感の色を帯びていた。
「おいおい、男を咥えこんで感じてんのか?」
何人もの興奮した性器さえも隠さずにいる鬼の男達から卑猥なヤジが飛び、その度に青年の身体が震えた。
「は……うぅっ、んあぁっ!」
パンッ! 男が一際強く腰を打ち付けると、青年の背中が大きく反り返り痙攣する。
男は満足そうに笑みを浮かべるとそのまま崩れ落ちそうになる青年の上半身を抱え上げた。
「おいおい、何を顔を隠してやがるんだ!」
青年は最後のちっぽけなプライドで顔を腕で覆い隠している。堕ちたくない強い気持ちとは裏腹に彼の体はすでに欲望に忠実になっていて、無意識のままセイファムのペニスをいいところに擦り付けるように淫らに腰を動かしていた。
「ん・・・ふぅ・・・」
青年は自分の意志では止められない動きに絶望し涙を流す。もう限界だとばかりに体が絶頂へと向かっていく。
だが、あと少しというところでピタリと動きを止められる。
「何勝手にいこうとしてんだよ!」
男達の怒号が飛ぶと同時に激しいピストンが再開される。
下から突き上げる速度を早めても青年は忍耐強く耐え、必死に顔を覆い隠していた。二〇歳くらいの青年で顔立ちもいい。サラサラとした黒髪と少し黒目がちな焦茶の瞳と細い鼻筋。苦しげに噛み締められているぽってりとした唇も柔らかくいい感触だった。人間の中ではかなり武芸の立つ方だったそうで、胸筋が盛り上がり腹筋の割れたいい体をしている。なにより感度がいい。
セイファムは先程控室で検査を名目に散々彼の身体を弄んだ。男に抱かれたことはないといっていたが内部に指を入れて少し弄ってやっただけで陸にあげた魚のように痙攣して果てた。
堕ちた顔を隠そうとする姿に興奮した眼差しを向けている客もいるが、床師としては商品の顔を見せたいし、なによりも快楽に落ちきらない心を守るベールを残酷に剥ぎ取ってやりたかった。
セイファムがパンパンと大きく音が響くほど強く突き上げる
と青年は堪らず声をあげる
「あぁあああっ!」
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