リーマンと高校生

煮卵

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リーマンと大学生

月曜日

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ドアの前で明人は深呼吸をした。
鍵を挿して回し、ゆっくりとドアを開ける
「た、ただいま!」
「ああ、おかえり」
奥から出てきた正樹さんの姿に思わず頬が緩む。
「ふふふ」
「どうした?何か楽しいことでもあったの?」
「いや、なんでもない」
僕は都内の大学に合格し、先月から正樹さんと一緒に住んでいる。
「ご飯できてるよ。食べるだろう?」
「うん!ありがとう」
荷物を片付け、食卓についた。
今日あった出来事を話しながら食事を進める。
「それでね、バスケサークルに勧誘されたんだけど…」
「へぇ、面白そうじゃないか。行ってみたら?」
「あんまり本気度高くないっぽいんだよね。飲み会ばっかりだと飽きちゃうかも」
「まあそれは仕方ないだろう。君は君なりに楽しんでくればいいんじゃないか?」
「そうだよね……。正樹さんはサークル入ってた?
「いいや。実験が忙しかったからなあ」
「そっか……俺も学業に専念しようかなあ」
「せっかくサークル活動が多いことで有名な大学に入ってそれは勿体無いんじゃないか?」
「そうだよね」
他愛無い話ができるのがこの上なく幸せだった。しかも…
「お風呂一緒に入る?」
「いやらしいことしない?」
「したくないの?」
「それは……」
「明日、大学2限からだろ?」
「うん・・・・」
以前は一週間に一回会うときにしていたけれど、引っ越してから毎日求めあっている。
お互いの服を脱がせあって、洗い場に入った。正樹さんの上に跨って対面座位のような姿勢でお互いの体をピッタリくっつける。
石鹸を泡立てて脇腹から胸の辺りを愛撫する。
「あっ、そこ、だめ」
「ここ?」
ぷっくりと立ち上がってしまった乳首をぬるぬるとした指が円を描くように刺激する。
「もっと強くしてほしい?」
「ああん、だめ、そんな、ああ!」乳首を引っ張ったり弾いたりすると明人は背中を反らせて感じてしまう。
「こっちもすごいことになってる」
「いやっ!そこはいいから」
正樹が明人の股間に手を伸ばすと、すで
に勃起しており、ヌルヌルとした液体で濡れていた。
「恥ずかしいなあ」
「大丈夫だよ。一緒に気持ちよくなろうね」
正樹さんがお風呂場に常備してあるローションをたっぷり手に取って僕のペニスを握り、上下に扱き始めた。もう片方の手は、その後ろの穴をゆっくりと探る。目の前がチカチカするような快感に思わず声が漏れてしまう
「ああ、あ、それ・・・」
「どうした?両方いじられるの好きかい?」
「うん・・・」
「いいよ一回イっちゃおうか」
激しく動かされてすぐにいってしまった。
「はあ・・・はあ・・・」
湯船から出て正樹さんの前に座り込んだ。
片手にボディスポンジを持って正樹の体に擦り付けるようにして丁寧に洗い始める。ジムに週三回通っている正樹さんの体は惚れ惚れするくらい筋肉質で逞しい。
「正樹さんも洗ってあげるね」
「ありがとう・・・」
「ふふ、気持ちいい?」
「ああ・・・」
もうすでに大きくなっている正樹さんのペニスに手を添えて優しく洗ってあげる。
「…大きくなってる」
「明人のエッチな体触ったら興奮しちゃった」
「ばか…」
「舐めて…」
石鹸をシャワー洗い流し、明人は正樹の股間に顔を埋めた。
舌先でチロチロと先端を刺激する。
「んん・・・」
「すごく硬くなってきたね」
「明人、早く入れたい」
「うん、俺も欲しい」
唾液まみれになったペニスを口に含みながら

今度は向かい合ってお互いの体を抱きしめながら狭い湯船の中に入る肌がピッタリ重なる多幸感にうっとりとする
寝室へ裸のままなだれ込む。同棲してからというものほとんど毎晩エッチしていた。
週に7~8回くらいはセックスしていると友達言うとマンネリ化しないかと驚かれるけれどそんなことは全然ない。むしろどんどん性欲が増してきて困っている。
仰向けに寝転がっている正樹の上に跨って、明人がゆっくりとペニスを中に迎え入れていく。
「はあ、はあ、ああっ」「大丈夫?」
「だいじょうぶ・・・」
全て入り切ると、明人は腰を前後に動かし始めた。
「ああん、ああん、ああん、あん、あん」
「気持ちいい?」
「いい、いいよぉ」「もっと速く動いてもいい?」
「うん、もっといっぱい突いてぇ」
明人は上下に動くだけでなく、左右にも動き始めて快感を求めて必死になっている。
「ああん、ああああああ!すごい!すごい!すごいぃ!いく!いっちゃう!いくう!!」明人は絶頂を迎えてしまい、精液が正樹の顔に飛び散った。
「ああっ!出る!でるでるでる!!!」
正樹も同時に達してしまった。
「はあはあはあはあ・・・」「はあはあ・・・」
しばらく余韻に浸ってから、明人の後処理を済ませて一緒にベッドに入った。
「気持ちよかった?」
「うん・・・」
射精後の倦怠感のせいか瞼が重くなる
「明日もあるんだしそろそろやめようか」
「うん・・・」
優しく、タオルで体を拭かれている感触が心地いい
「先に寝てな。」
「はい・・・」
明人は素直に返事をして眠りについた。
しばらくして正樹も眠くなり、明人の隣に入って抱き合ったまま朝までぐっすり眠った。
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