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彼のおうちで初めてのえっち
初エッチをおねだり
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僕は今、初めて正樹さんの家にいる。
さっきから心臓の鼓動が早い。彼の寝ているベットがリビングの奥に見えて、鼓動はさらに早まった。
正樹さんとは毎週デートをして、キスをしてお互いのものを扱きあったりはしてたけど、最後までしていない。 映画を見たあと、何気無く正樹さんの家に行きたいと行ったらOKしてくれた。
「明人」
「ヒャ!」
突然話しかけられて飛び上がらんばかりに驚いた。声のした方を見るとエプロン姿の正樹さんが立っていた
「鍋でいいかな?」
僕の動揺を気にも留めず、台所に立って野菜を取り出しながら訊ねてきた。
その顔は微笑んでいる。
まるで子供の成長を優しく見守る親のように穏やかだ 僕のドキドキなんて知りもしないんだろうなぁ。
さすが大人だ そんなことを思いつつ
「いいですよーなんでも」
と返事をした。
出来上がった食事を食べている時でも正樹さんはいつもと同じ態度だった。
僕は正直がっかりした。だってここまで来ればそういう雰囲気になってもおかしくないんじゃないかと思っていたからだ。だから今日僕が来た目的でもある行為について話を切り出してみることにする。
食べ終わって食器を下げた後
「正樹さん、あの……」
緊張で舌を噛みそうになりながらもなんとか切り出した。
「なんだい?」
相変わらず穏やかな表情のままこちらを向いている。やっぱりいつも通りのようだ
「えと、今日はですね、その…セックスしないん……ですか?」
言い終わったあと耳まで真っ赤になるほど恥ずかしかったし、断られたらどうしようと内心びくびくしていた。 そっと抱き寄せられた。
「したいの?」
と尋ねてくる 。なんだかいつもの優しいトーンじゃなくて、僕は少し怖くなった
「う・・・うん」
かすれたようなか細い声になる。大きな心臓の音が正樹さんの胸から聞こえる
「今日は泊まれるの?」
「うん・・・両親は旅行に行ってて・・・知り合いの家に泊まるって言ってあるから」
「・・・」
「だから、ねぇ、正樹さん、しようよ?」
じっと見上げると観念したようにため息をつく。そして顔を近づけてきた。唇が触れる。ちゅっと音をたててすぐに離れた。正樹さんの部屋に案内される ベッドに腰掛けるとまたキスされた。
正樹さんの切れ長の目がじっと僕を見つめていた。 いつもの優しい光のない目にぞくりとする。
唇が、僕の唇を食べるようにキスをする。なんだか怖くなって彼の厚い胸板を押して離れようとする。すると彼は
「だめだよ。」
と言ったまま更に深く口づけしてきた。頭の後ろに手が回りぐいっとおさえつけられ逃げられなくなる。 苦しい、苦しくて涙が出てくるようやく彼が離れて「泣く程嫌なのか」と言われた時にはもうしゃくりあげていた
「違うんです……ただなんだかいつもと違うから」
「ごめん…いつもみたいに優しくできないかもしれない…なるべく傷つけないようにしたいから…」
そう言うやいなやもう一度キスしてくる。今度は軽くついばむような優しいものだった
「痛かったり、気分が悪くなったらすぐに言うんだよ」
再び体が密着する。僕はもう頭がくらくらして、何も考えられなくなっていた
「はい・・・」
さっきから心臓の鼓動が早い。彼の寝ているベットがリビングの奥に見えて、鼓動はさらに早まった。
正樹さんとは毎週デートをして、キスをしてお互いのものを扱きあったりはしてたけど、最後までしていない。 映画を見たあと、何気無く正樹さんの家に行きたいと行ったらOKしてくれた。
「明人」
「ヒャ!」
突然話しかけられて飛び上がらんばかりに驚いた。声のした方を見るとエプロン姿の正樹さんが立っていた
「鍋でいいかな?」
僕の動揺を気にも留めず、台所に立って野菜を取り出しながら訊ねてきた。
その顔は微笑んでいる。
まるで子供の成長を優しく見守る親のように穏やかだ 僕のドキドキなんて知りもしないんだろうなぁ。
さすが大人だ そんなことを思いつつ
「いいですよーなんでも」
と返事をした。
出来上がった食事を食べている時でも正樹さんはいつもと同じ態度だった。
僕は正直がっかりした。だってここまで来ればそういう雰囲気になってもおかしくないんじゃないかと思っていたからだ。だから今日僕が来た目的でもある行為について話を切り出してみることにする。
食べ終わって食器を下げた後
「正樹さん、あの……」
緊張で舌を噛みそうになりながらもなんとか切り出した。
「なんだい?」
相変わらず穏やかな表情のままこちらを向いている。やっぱりいつも通りのようだ
「えと、今日はですね、その…セックスしないん……ですか?」
言い終わったあと耳まで真っ赤になるほど恥ずかしかったし、断られたらどうしようと内心びくびくしていた。 そっと抱き寄せられた。
「したいの?」
と尋ねてくる 。なんだかいつもの優しいトーンじゃなくて、僕は少し怖くなった
「う・・・うん」
かすれたようなか細い声になる。大きな心臓の音が正樹さんの胸から聞こえる
「今日は泊まれるの?」
「うん・・・両親は旅行に行ってて・・・知り合いの家に泊まるって言ってあるから」
「・・・」
「だから、ねぇ、正樹さん、しようよ?」
じっと見上げると観念したようにため息をつく。そして顔を近づけてきた。唇が触れる。ちゅっと音をたててすぐに離れた。正樹さんの部屋に案内される ベッドに腰掛けるとまたキスされた。
正樹さんの切れ長の目がじっと僕を見つめていた。 いつもの優しい光のない目にぞくりとする。
唇が、僕の唇を食べるようにキスをする。なんだか怖くなって彼の厚い胸板を押して離れようとする。すると彼は
「だめだよ。」
と言ったまま更に深く口づけしてきた。頭の後ろに手が回りぐいっとおさえつけられ逃げられなくなる。 苦しい、苦しくて涙が出てくるようやく彼が離れて「泣く程嫌なのか」と言われた時にはもうしゃくりあげていた
「違うんです……ただなんだかいつもと違うから」
「ごめん…いつもみたいに優しくできないかもしれない…なるべく傷つけないようにしたいから…」
そう言うやいなやもう一度キスしてくる。今度は軽くついばむような優しいものだった
「痛かったり、気分が悪くなったらすぐに言うんだよ」
再び体が密着する。僕はもう頭がくらくらして、何も考えられなくなっていた
「はい・・・」
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