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そして追いかけた
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しおりを挟むイってるのに類くんは止まってくれなくて、むしろ押し倒されてさらに奥に奥にと突き続けられる。
終わらない絶頂に首を横に振り、もう無理だと彼の胸を叩いても類くんは腰を止めようとしない。
「むり……!いやっ、離して…っ、だめ、だめ……っ」
「…明子、」
こんな時ばかり彼は私の名前をつぶやいて、また肩に柔く噛み付いて跡をつける。
身動き取れないほど抱き潰されて腰を打ちつけられて類くんは上体を起こした。
「イきそう…」
「あっ、あ、は、んん…っ、はあっ、るいく……んっ」
トンットンッ、と強く奥に押し当てられて、私もまたイきそうになって目をつむる。
そして類くんは腰を大きく振って外に抜いた。
その後すぐに生温かい液体が私の胸からお腹にかけて飛んできて、私はピクピクと身体を震わせる。
「す…、すごい量……」
白濁した液体は2度目にも関わらず量がすごくて、少しでも身体を動かしたらベットに垂れてしまいそうなくらい。
私が動けずにいると、類くんはおもむろに私の胸の上に跨って出したばかりのはずのソレを胸に挟んだ。
胸に出された精液を纏って彼のはまた胸の中で大きくなり、硬くなり始める。
いやナチュラルにこれ3回戦始まってるよね?!と気づいた頃には遅い。
「類くんこれ…、何でまたおっきくなってるの?」
「…舐めて」
荒い息をしたまま、彼は見下ろして私の唇を見つめる。
私は仕方なく少し首を持ち上げて彼のその先端を舌で舐めた。
胸で竿を挟んで類くんは腰を緩く動かし、私れろれろと舌を動かす。
「ん……、は……っん、」
時折吸い付いて舌をちろちろと動かし彼の反応を見る。
相変わらず無表情だけど息は荒いから興奮してるみたい。
途中乳首が擦れて私も声を出して、また私まで下腹部が疼いてきてしまった。
「るいく……っ、私……っ」
「欲しいの?」
私の表情を見て類くんは察したのか跨いでいた胸から降りて、指を濡れているソコにピストンする。
指を動かしながら類くんは、胸の上でベタベタしている精液をティッシュで拭いてくれて器用だなと思った。
「ん、ぁ……っ、んんっ、ぅ…っ、ぁあ…ッ」
「…明子、挿れたい」
私に近づきちゅ、と優しくキスをして。
片手で落ちていたゴムを取って着けようとする。
私は起き上がって類くんに抱きつき、ゴムを握る手を掴んだ。
「今日は、もうこれ着けなくてもいいよ……?」
「……これでも一応我慢しようとしてんだけど」
そう言うと彼は抱きついた私を再びベットに押し倒し、ゴムをベットの端に置いて唇を落とした。
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