42 / 155
自分が好きな自分って?
9
しおりを挟む目の前に類くんの広い胸がある。
すんごく落ち着く。
あんなに心の中がざわめいて、苦しかったのに、類くんのせいでこんな風になってたのに。
それを鎮めてくれるのも類くんで、それが嬉しくて私は頬ずりをする。
「くすぐったい」
嫌そうな声で彼は言う。
でも多分嫌じゃない。
退けられないから。
なんだか心が和らいできて、楽しくてふふふ、と笑うと類くんは背中に手を回してブラのホックを外した。
ぷるん、と現れる胸の中に類くんはもそもそもと顔を埋める。
「類くん、くすぐったい」
類くんの髪がふわふわと肌に擦りつく。
そう言っても彼は聞く耳を持たず、ふかふかと私の胸を堪能している。
男の人っておっぱい好きだよね。
おっぱい触ってる時はちっちゃい子みたいに思えてくるもん。
しばらく揉み心地を堪能したあと、ちろちろと指で乳首を弄び始める。
そんなに好きか、と思ったから私はそれを止めて彼のすでに大きくなっている下腹部に移動した。
そして彼のソレを少し舐めて唾液を垂らし、おっぱいで包んであげた。
「これって、気持ちいいの?」
「……もうちょい滑り良くしたい」
そう言うと、類くんはベットの頭に置いてあったローションを私の胸に垂らしてくれる。
ひんやりと冷たいローションが、徐々に体温と合わさって彼のモノをぬるぬるとしごいていく。
「どう?」
「うん…」
「うんって」
「…いちいち言わすな」
照れちゃって。
顔を見てたら気持ちいいのはなんとなく伝わってくる。
彼の大きなモノが胸の谷間から出たり隠れたり。
何か面白い。
先端を舐めながら胸で擦ってあげたら気持ちよかったらしく、類くんの腰がガクガクと浮いて動き出した。
「イきそう?」
「…………ッ」
そう聞いた時、目が合って。
次の瞬間ドクッドクッ、と乳白色の液体が私の胸の上に溢れ出てきた。
「う、うわぁー」
さすがに自分で言うのもあれだけど、ローションと精液で濡れた私の身体、なかなかえろっちい気がしちゃう。
とりあえず類くんから離れてティッシュを探そうと部屋を見渡していたら、腕を引かれて押し倒された。
0
お気に入りに追加
32
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

今日の授業は保健体育
にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり)
僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。
その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。
ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる