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第5章…処女
21.処女なんだろ?
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「言うまでもねーけどお前はもう提央祭で優勝するのは不可能だ。そもそもお前参加する気ねーって言ってたしな。じゃあ提央町から出ていくしかないということになる。
でもお前出ていけるのか? 引っ越してきたばかりなのにまたすぐによその町に行けるのか? そんなことしたら家族にすげー迷惑がかかるぞ?
自分の都合だけで家族を巻き込むようなマネ、優しい結衣がするわけねーよなぁ?」
言われなくてもわかってることを念押しするように言われ結衣は耳に蓋をしたい気分だ。
「つまりお前は詰んでるんだ。お前はオレの嫁になるしかねーんだ」
「なんて理不尽な……! 絶対に認めません! あなたの思い通りにはさせません!! 提央祭に関わらず提央町から出ていかずになんとかしてみせますから私!!」
「まあいいじゃねーか」
「よくねーよ!!」
「お前がオレに惚れれば何も問題はない」
「惚れないって言ってるだろ!!」
「まあいいから早くメシ食おうぜ」
「ちょっと待ってくださいよ話はまだ終わってないです!」
流星は胡坐をかいて座りパンの袋を開けた。食べながら結衣を見る。
「あ、そうだ。メシの前にちょっと失礼なこと聞くけどいいか?」
「失礼なのは今さらすぎます。無駄な確認しないでください」
「オレと出会うまではファーストキスもまだだったってことはさ、結衣は処女なんだろ?」
「…………」
普通に聞いてきた。聞きづらいとか遠慮しようとか、そういうものを1ミリも感じなかった。
ごく自然な世間話みたいに失礼極まりないことを聞いてきた。
「……だったら……なんだというんですか……!?」
顔を真っ赤にしてわなわなと震える結衣。イライラしすぎて涙目になっていた。
「バカにしてるわけじゃねーぜ。むしろ素晴らしいことだ。処女でいてくれて嬉しいぞオレは。
処女はいいぞ最高だ。お前みたいな絶世の美少女が処女だなんてまさに鬼に金棒!
オレは結衣のすべてが欲しいがその中でも特に欲しいのが処女だからな。まだ失われてなくて本当によかった。
本当に運命を感じる。感謝するぞ。処女を捨てる機会なんて今までいくらでもあっただろうに処女を守り通してきてくれたことを。オレのために処女をとっといてくれたんだろ?」
「…………」
マジで殺したくなった。何回処女って言うつもりなんだ恥ずかしすぎる。
結衣はもう反発するのもめんどくさくなった。もうシカトを貫くことを決めた。
「当然結衣の処女を喰うのはこのオレ……! 他の男なんかには絶対に渡さねえ!!」
「……」
「だから守る。結衣の処女を命に代えても守る。1ミリたりとも他の男が結衣のカラダに触れるチャンスなど与えない」
「………」
「オレ……お前のこと大事にしたいから。お前がオレに惚れるまで……お前がオレを認めてくれるまでは……オレはお前に手を出さない。カラダ目当てではなく本気で好きだと証明するためにな。約束するよ」
「…………」
ダメだこいつ。もうすでに付き合う前提で話している。とっくの昔からだが本当にもうついていけない。頭がおかしくなりそうだった。
どうすればいいんだ。このままじゃ結衣はこいつと恋人にされてしまう。なんとかしなければ。
―――
「いや……そりゃあ……優勝させなければいいんじゃないですか?」
「……は……はぁ……」
昼休み終了後。
教室に戻って流星に言われたことを美保に相談した結果、返ってきた言葉がそれだった。
「一応確認ですけど、お姫様は南場さんと付き合うのはイヤなんですよね?」
「……う、うん……全然話通じないからね……あの人といると疲れるよ……」
結衣はもうHPが少なくてげっそりとしていた。
「付き合うのはあくまでも優勝したらの話なんですから優勝できなければOKですよね?」
「いやでもあの人ものすごく強いし……やる気もありそうだし簡単に優勝しちゃいそうなオーラを感じるよ……」
「お姫様のお色気で南場さんを油断させてそのスキにぶっ潰すというのはどうでしょう?」
「冗談じゃない!! あのエロ魔人にお色気とか自殺行為だから!! 死ぬ……! 死んでしまうぞ!!」
どんな手を使ってでも流星をなんとかしたい結衣だがさすがにそれだけは無理だった。
前にちょっとだけお色気を利用して流星を油断させたことがあったが、せいぜい足を見せるくらいまでが精一杯だ。あれ以上のことなんて絶対にできない。
「それに私は提央祭なんて二度と出ないから! トラウマなんだよ本気で!!」
思い出すだけで結衣の全身が青ざめてガクガク震えてくる。
「うーん……じゃあどうしましょうか南場さんを優勝させない方法……」
美保は腕組みして真剣に考えた。流星をなんとかしたいのは彼女も同じだ。
「―――あ、いいこと思いつきました! 『ポイズンクッキー作戦』なんてどうでしょうか!?」
「……名前からしてイヤな予感しかしないけど……どんな作戦?」
「まずは強力な下剤を仕込んだクッキーを用意します! 提央祭が行われる日に南場さんにプレゼントして食べさせます!!
好きな女の子から手作りのお菓子を貰って喜ばない男なんていません! 彼は必ず食べます! 南場さんはそのクッキーを食べて下痢ピーとなり優勝どころか参加することもできなくなります!!
完璧な作戦ですどうですか!?」
「うーん……いくら嫌いな人でもそんな酷いことしたくないよ私は……」
「んー……じゃあちょっと打つ手なしですかね……万全の南場さんを止める方法なんて思いつきません……そうなると誰かが南場さんを倒してくれることを祈るしかない……ですね……」
「う……うん……そうだね……」
「お役に立てずすみませんお姫様……」
申し訳なさそうにしょんぼりする美保。
「と、とんでもないです! 相談に乗ってくれてありがとう糸原さん!」
―――
「大丈夫だよ結衣。次の提央祭は俺が優勝するから」
「……は……はぁ……」
その日の夜。
夕食時に兄の哲也に相談してみたら返ってきた言葉がそれだった。
「あの変態ヤローがそういうこと言ったのは想定内だし関係ない。優勝するのは俺だから何も問題はない」
哲也はそう言いながら夕食を食べる。自信満々な態度だが、油断慢心している様子は欠片もなかった。
「で……でもやっぱり提央祭に関わらない方がいいんじゃ……」
「そうはいかない。これは俺たちだけの問題じゃない。提央祭に参加する奴なんか脳みそに精子が詰まっているような連中ばっかりだ。自分の欲望を叶えることしか考えていないクズがウジャウジャ湧いてくる。ロクなもんじゃない。
この町に住む女の子に多くの被害が出ていることは火を見るより明らかだ。これ以上被害者を出さないためにもすぐにでも提央祭は廃止させなければならない」
哲也の言うことに同調する結衣だが表情は曇っていた。
「……私も……提央祭は廃止してほしいとは思ってるけど……でも兄さん、私は反対だよ……兄さんが提央祭に参加するなんて……」
夕食を食べながら俯く結衣に覚悟の決まった闘志溢れる瞳を向ける哲也。
「結衣の気持ちはわかる。あの変態ヤローは恐ろしく強い。一度蹴りを受けただけだが奴の強さはよくわかった。まともに戦えば俺は間違いなく無事では済まない」
哲也は理解していた。流星が自分より強いこと。提央祭に出ても優勝するのは決して容易ではないことを。
「しかしだからってあの野郎を放っておくわけにはいかないだろう。大切な妹に迷惑をかける奴は絶対に許さない。ここで戦わなければ兄の資格はない」
兄にケガしてほしくないという結衣の気持ちは哲也にもしっかり伝わっているはずなのだが、それでも哲也は提央祭に出る意志を崩すことはない。
そして結衣もわかっていた。哲也を説得することはできないことを。提央祭に出ないでと言っても無駄なことは哲也の目を見れば明らかだ。
提央祭はなくなってほしいけど『頑張って!』とか言える気分ではなかった。
次の提央祭は1ヶ月後。このままいけば流星VS哲也の戦闘が発生する。その日がやってくるのが結衣は怖い。
できることなら1ヶ月後などやってきてほしくない。時間を止める能力に目覚めたいと願わずにはいられない結衣だった。
でもお前出ていけるのか? 引っ越してきたばかりなのにまたすぐによその町に行けるのか? そんなことしたら家族にすげー迷惑がかかるぞ?
自分の都合だけで家族を巻き込むようなマネ、優しい結衣がするわけねーよなぁ?」
言われなくてもわかってることを念押しするように言われ結衣は耳に蓋をしたい気分だ。
「つまりお前は詰んでるんだ。お前はオレの嫁になるしかねーんだ」
「なんて理不尽な……! 絶対に認めません! あなたの思い通りにはさせません!! 提央祭に関わらず提央町から出ていかずになんとかしてみせますから私!!」
「まあいいじゃねーか」
「よくねーよ!!」
「お前がオレに惚れれば何も問題はない」
「惚れないって言ってるだろ!!」
「まあいいから早くメシ食おうぜ」
「ちょっと待ってくださいよ話はまだ終わってないです!」
流星は胡坐をかいて座りパンの袋を開けた。食べながら結衣を見る。
「あ、そうだ。メシの前にちょっと失礼なこと聞くけどいいか?」
「失礼なのは今さらすぎます。無駄な確認しないでください」
「オレと出会うまではファーストキスもまだだったってことはさ、結衣は処女なんだろ?」
「…………」
普通に聞いてきた。聞きづらいとか遠慮しようとか、そういうものを1ミリも感じなかった。
ごく自然な世間話みたいに失礼極まりないことを聞いてきた。
「……だったら……なんだというんですか……!?」
顔を真っ赤にしてわなわなと震える結衣。イライラしすぎて涙目になっていた。
「バカにしてるわけじゃねーぜ。むしろ素晴らしいことだ。処女でいてくれて嬉しいぞオレは。
処女はいいぞ最高だ。お前みたいな絶世の美少女が処女だなんてまさに鬼に金棒!
オレは結衣のすべてが欲しいがその中でも特に欲しいのが処女だからな。まだ失われてなくて本当によかった。
本当に運命を感じる。感謝するぞ。処女を捨てる機会なんて今までいくらでもあっただろうに処女を守り通してきてくれたことを。オレのために処女をとっといてくれたんだろ?」
「…………」
マジで殺したくなった。何回処女って言うつもりなんだ恥ずかしすぎる。
結衣はもう反発するのもめんどくさくなった。もうシカトを貫くことを決めた。
「当然結衣の処女を喰うのはこのオレ……! 他の男なんかには絶対に渡さねえ!!」
「……」
「だから守る。結衣の処女を命に代えても守る。1ミリたりとも他の男が結衣のカラダに触れるチャンスなど与えない」
「………」
「オレ……お前のこと大事にしたいから。お前がオレに惚れるまで……お前がオレを認めてくれるまでは……オレはお前に手を出さない。カラダ目当てではなく本気で好きだと証明するためにな。約束するよ」
「…………」
ダメだこいつ。もうすでに付き合う前提で話している。とっくの昔からだが本当にもうついていけない。頭がおかしくなりそうだった。
どうすればいいんだ。このままじゃ結衣はこいつと恋人にされてしまう。なんとかしなければ。
―――
「いや……そりゃあ……優勝させなければいいんじゃないですか?」
「……は……はぁ……」
昼休み終了後。
教室に戻って流星に言われたことを美保に相談した結果、返ってきた言葉がそれだった。
「一応確認ですけど、お姫様は南場さんと付き合うのはイヤなんですよね?」
「……う、うん……全然話通じないからね……あの人といると疲れるよ……」
結衣はもうHPが少なくてげっそりとしていた。
「付き合うのはあくまでも優勝したらの話なんですから優勝できなければOKですよね?」
「いやでもあの人ものすごく強いし……やる気もありそうだし簡単に優勝しちゃいそうなオーラを感じるよ……」
「お姫様のお色気で南場さんを油断させてそのスキにぶっ潰すというのはどうでしょう?」
「冗談じゃない!! あのエロ魔人にお色気とか自殺行為だから!! 死ぬ……! 死んでしまうぞ!!」
どんな手を使ってでも流星をなんとかしたい結衣だがさすがにそれだけは無理だった。
前にちょっとだけお色気を利用して流星を油断させたことがあったが、せいぜい足を見せるくらいまでが精一杯だ。あれ以上のことなんて絶対にできない。
「それに私は提央祭なんて二度と出ないから! トラウマなんだよ本気で!!」
思い出すだけで結衣の全身が青ざめてガクガク震えてくる。
「うーん……じゃあどうしましょうか南場さんを優勝させない方法……」
美保は腕組みして真剣に考えた。流星をなんとかしたいのは彼女も同じだ。
「―――あ、いいこと思いつきました! 『ポイズンクッキー作戦』なんてどうでしょうか!?」
「……名前からしてイヤな予感しかしないけど……どんな作戦?」
「まずは強力な下剤を仕込んだクッキーを用意します! 提央祭が行われる日に南場さんにプレゼントして食べさせます!!
好きな女の子から手作りのお菓子を貰って喜ばない男なんていません! 彼は必ず食べます! 南場さんはそのクッキーを食べて下痢ピーとなり優勝どころか参加することもできなくなります!!
完璧な作戦ですどうですか!?」
「うーん……いくら嫌いな人でもそんな酷いことしたくないよ私は……」
「んー……じゃあちょっと打つ手なしですかね……万全の南場さんを止める方法なんて思いつきません……そうなると誰かが南場さんを倒してくれることを祈るしかない……ですね……」
「う……うん……そうだね……」
「お役に立てずすみませんお姫様……」
申し訳なさそうにしょんぼりする美保。
「と、とんでもないです! 相談に乗ってくれてありがとう糸原さん!」
―――
「大丈夫だよ結衣。次の提央祭は俺が優勝するから」
「……は……はぁ……」
その日の夜。
夕食時に兄の哲也に相談してみたら返ってきた言葉がそれだった。
「あの変態ヤローがそういうこと言ったのは想定内だし関係ない。優勝するのは俺だから何も問題はない」
哲也はそう言いながら夕食を食べる。自信満々な態度だが、油断慢心している様子は欠片もなかった。
「で……でもやっぱり提央祭に関わらない方がいいんじゃ……」
「そうはいかない。これは俺たちだけの問題じゃない。提央祭に参加する奴なんか脳みそに精子が詰まっているような連中ばっかりだ。自分の欲望を叶えることしか考えていないクズがウジャウジャ湧いてくる。ロクなもんじゃない。
この町に住む女の子に多くの被害が出ていることは火を見るより明らかだ。これ以上被害者を出さないためにもすぐにでも提央祭は廃止させなければならない」
哲也の言うことに同調する結衣だが表情は曇っていた。
「……私も……提央祭は廃止してほしいとは思ってるけど……でも兄さん、私は反対だよ……兄さんが提央祭に参加するなんて……」
夕食を食べながら俯く結衣に覚悟の決まった闘志溢れる瞳を向ける哲也。
「結衣の気持ちはわかる。あの変態ヤローは恐ろしく強い。一度蹴りを受けただけだが奴の強さはよくわかった。まともに戦えば俺は間違いなく無事では済まない」
哲也は理解していた。流星が自分より強いこと。提央祭に出ても優勝するのは決して容易ではないことを。
「しかしだからってあの野郎を放っておくわけにはいかないだろう。大切な妹に迷惑をかける奴は絶対に許さない。ここで戦わなければ兄の資格はない」
兄にケガしてほしくないという結衣の気持ちは哲也にもしっかり伝わっているはずなのだが、それでも哲也は提央祭に出る意志を崩すことはない。
そして結衣もわかっていた。哲也を説得することはできないことを。提央祭に出ないでと言っても無駄なことは哲也の目を見れば明らかだ。
提央祭はなくなってほしいけど『頑張って!』とか言える気分ではなかった。
次の提央祭は1ヶ月後。このままいけば流星VS哲也の戦闘が発生する。その日がやってくるのが結衣は怖い。
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