狂うほどに愛したい ~野球部補欠のオレでも超可愛い巨乳美少女マネージャーと熱い恋をしたい~ (健全版)

湯島二雨

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第22章…勉強しすぎ

妹が来てもイチャイチャ

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 オレの上に覆い被さり、息の限界が来るまで唇を重ね、離す。


「竜先輩、私も……ドキドキして、興奮しています」

「美希……」

「最近あまり会えてなかったから、寂しかったです。竜先輩の受験勉強を邪魔しないように我慢してましたが、もう限界です」

「オレも、ずっと美希とこうしたくて我慢してた……」

「竜先輩を休ませてあげなきゃならないのは承知の上ですが、どうしても自分の気持ちを抑えきれず、竜先輩にぶつけてしまいます。
竜先輩のためにしているはずなのに、自分のためになってしまいます」

「美希、オレも同じ気持ちだ。お互いに遠慮せず、ぶつけ合いたい」

「はい、ぶつけ合いましょう」


今度はオレの方から唇を重ねる。
これは別に勝負してるわけではないが、さっきのキスに負けないくらい深いキスにするつもりで美希の唇を求める。美希もそれに応えてくれて、深い深い口づけを交わす。

柔らかくて、いい匂いで、一気に蕩けていく。

唇を重ねながら、美希はオレの身体をゆっくり、そっと撫で回す。オレの細胞が弾けそうに狂喜する。

オレはなんか無駄に対抗意識があって、それに負けないように美希の艶かしい女体を撫で回す。いやらしい手つきで。


唇を離しても、お互いに絡み合って繋がってるような気がする。目で見えないけど心で繋がってるというのを実感できる。その実感が何よりも幸せだ。
美希から与えられる極上の愛に酔いしれ、全身の力が抜ける。全然力が入らない。

もう一度、何度でも唇を重ねようと近づける。


コンコン

「お兄ちゃ~ん? 部屋にいるの?」


「!!!!!!」


心臓が止まるかと思った。オレも美希もピタッと動きを止めた。

ドアの向こうから、ノックの音と、麻耶の声がした。
美希に夢中になりすぎて家に麻耶がいることを忘れていた。

ベッドの上で美希と濃厚に絡み合っている現在の状況。別に悪いことは何もしていないはずなのに緊張感が走るのはなぜだ。


落ち着け、慌てたら余計状況が悪化する。

美希は掛布団の中に潜り込んだ。麻耶に見つからないように隠れた。
冷静に落ち着いて考えてみたら別に隠れる必要はないような気もする。オレたちの関係は麻耶もちゃんと知ってるし、麻耶が入ってこようが堂々とイチャイチャしてても問題ないような気がする。

……いや、やっぱり恥ずかしい。愛し合うというのはあまり人前でやるもんじゃない。どうせキスだけで終わるわけないし、時と場合を選ぶべき行為だ。
それに麻耶は純真無垢だからな。見られたらかなり刺激が強いだろう。


「お兄ちゃん、いる? 入っていい?」

「あ……ああ、いいぞ……」


ちゃんとノックをして、確認をしてから部屋に入ってくる。さすがだな麻耶。麻耶の礼儀正しさのおかげでオレたちの痴態を見られずに済みそうだ。


「お兄ちゃん、寝てるの?」

「あ、ああ……ちょっと疲れてな……」

「そっかー。お兄ちゃん頑張ってるもんね」

「で、麻耶、何か用か……?」

「あ、いや、用ってほどではないんだけど……お兄ちゃんリビングで勉強してるのかと思ってたけどリビングにいなかったからどこに行ったのかな~って思っただけだよ」

「そ、そうか……」


美希は布団の中に隠れてて、オレは顔だけ出して麻耶と話す。
いいか、マジでテンパるなよオレ。平静を装え……

しかし、布団の中で美希がいる時点でかなり乱れてしまうな……しかもオレにギュッとしがみついたままだし余計に……
いろいろ当たってるんだよ。特に胸が……でかいからどうしても一番意識してしまうんだよ。
美希の胸を感じながら妹と会話してる……十分いかがわしいことしてるな。


「……あれ? 美希さんは? もう帰っちゃったの?」

「!」

「!」


オレも、布団の中に隠れている美希もビクッとした。

布団の中にもう1人いるから布団の膨らみが不自然になっててバレてもおかしくない……しかし麻耶は気づいてないっぽい。こうなったらもう美希を隠したまま押し通そう。


「い、いや、美希は、まだ家にいるぞ!? その、トイレに行ってて……」

「ふーん……」

オレウソつくの下手すぎだな。あまりにも後ろめたいことがあって怪しい人みたいになっている。
しかし麻耶はオレの言葉を素直に受け取ったようだ。純粋な麻耶、人を疑うことを知らない。今回は助かったけど兄としてちょっと心配になってくるな。


チュッ

「ッ!!」

「? どうしたのお兄ちゃん」

「い、いや、なんでもな……」

チュッ

「~~~!!」


ちょっ、美希!? まだ麻耶が部屋にいることはわかってるはずだ。なのに美希は布団の中でモゾモゾ動き、オレの胸板にキスを落とした。
美希の柔らかい唇の感触で、オレはビクッと感じてしまった。

その後も何度もこっそりキスされて、思考回路の働きが鈍る。


「どうしたのお兄ちゃん、顔真っ赤だよ?」

「えっ、い、いや大丈夫だぞオレは! 元気いっぱいだ! ははは……」

ダメだ、超不自然だ。怪しすぎる。


「……? なんか変だよ、お兄ちゃん」

さすがに麻耶も不審に思ったようだ。オレを見て不思議そうな顔をしている。
まあそりゃそうか、ドキドキしてこんなに顔を赤くして汗ダラダラになっている人を見たら誰だって不思議に思うに決まっている。

なんとかごまかそうとはするが、美希の唇が気持ちよすぎてビクビクするのを止められない。


「大丈夫? 具合悪いの?」

麻耶は怪訝そうにオレたちが寝ているベッドに近づいてきた。

あまり近づくな! 近くに来られると美希が隠れてるのがバレる可能性が高くなる!!


「お兄ちゃん、息が荒いよ……やっぱり具合悪いんじゃない?」

「わ、悪くない! こうしてベッドで休めば大丈夫だから!! 用がないならもう1人にしてくれ……」

本当は2人だけどな。

「……うん、わかった。じゃあゆっくり休んでね」


麻耶はそう言って部屋から静かに出ていった。


…………
ふぅ、危なかった。美希がいたことバレてない……よな?
全然ごまかせてなかったけど麻耶にはバレてないはずだ。たぶん。


オレは上半身を起こして掛布団を捲り上げる。
布団の中に美希のいい匂いが籠もっていてそれが解放されて一気にオレの嗅覚を甘く蕩けさせた。あまりにもいい匂いでポーッとしてクラクラしてくる。
正気を取り戻すのに少々時間がかかった。


「なあ美希、麻耶がいたのわかってたよな……?」

「はい」

「麻耶がいる時もキスされたから感じてしまったじゃねーか……麻耶に不審に思われたぞ」

「ごめんなさい、竜先輩の反応が可愛くてつい……」

顔を赤らめて上目遣いでオレをみつめてくる美希が可愛すぎて反則。これじゃどんなことでも許してしまいそうだ。
くっ、ダメだぞオレ。美希が大好きだからこそ甘やかしすぎず時にはちゃんと厳しくしなくては……美希だってそうしてくれたんだから。


「でも竜先輩、すごく嬉しそうでしたよ?」

「うっ……」

「人にバレたらどうしようって思うとスリルがあって逆に燃え上がるものがありますよね」

「っ……そ、それは……」

否定できない。キスされてるところを麻耶に見られて興奮してたのか、ヤバイ変態だオレは。


「で、どうします竜先輩。もう寝ますか?」

眠れない」


ただでさえ溜まりまくってるのに美希の愛で性的興奮が爆発寸前だ。大事な部分がギンギンに煮え滾っている。

美希は妖艶に微笑んだ。

「ふふっ、竜先輩の目すごくいやらしい」

「誰のせいだ、誰の」

「大丈夫、ちゃんと私が責任取りますから。なんでもしますよ、何かしたいことはありますか?」

「そ、そうだな……」

何かしたいことというか、美希とならなんでもしたいけどな。何をしたいかありすぎて逆に迷う。


「そうだ、前におうちデートした時、ここで竜先輩とエッチなDVD観ましたよね、覚えてますか?」

「覚えているに決まってる」

美希に童貞を捧げた日だ、忘れるものか。人生で一番忘れられない日だ。


「そのDVDでやってた内容をマネしてみましょうか、私ちゃんと集中して観て覚えましたからやり方はたぶんわかります。頑張ります」

「!!!!!!」

「竜先輩のお宝なんだからお好みのDVDなんですよね?」

「……! そ、そうだな……」


そうだ、あのDVDでオレの性癖が美希にバレバレだったんだ。あのDVDの内容は、主に胸で挟むパ○ズ○がメインだ。

あ、あれを……パイ○○を美希にシてもらえるというのか……!?
超恥ずかしいけど美希にしてもらえると思うと今から待ちきれなくていろんな部分から汁を垂れ流しそうだ。


というわけで、美希にDVDと同じご奉仕をしてもらった。おっぱい星人のオレが長年憧れたプレイだ。
どこをとは言わないが、美希の胸で挟んでもらった。

魂が抜けて昇天するほど気持ちよかった。
スッキリ満たされたオレはその後ぐっすりと眠りについた。
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