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第19章…ミスコン
優勝者
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※美希視点
ミスコンの決勝戦がいよいよ始まる。
スカートの中がスースーする私はあまり集中できなくて恥ずかしいけど我慢してイスに座る。
『はい、それではこれより決勝戦を始めます!!
投票したい生徒の皆さん、先生方は決勝進出者の10人の中で一番可愛いと思った女の子の名前を書いた用紙をこちらの投票箱に投票してください!! 投票期限は今から15分以内とします!!
それでは、始め!!!!』
生徒会長の小塚君の合図から決勝戦が始まり、男子生徒たちが一斉に投票箱に集まって投票していく。
順番なんて関係ないはずなのに、みんな必死になって投票しようとしている。まるで購買部でのパン争奪戦みたいだ。
私はいろんな意味でひたすらドキドキしていた。
気がついたらもうすでに投票時間が終わり、結果も出ている状態となった。
『さあ、今年のミス・コンテストの優勝者が決定したみたいです! 投票してくださった皆さん、ありがとうございました!!
一体誰が優勝したのか!? いよいよ結果発表です!!』
うおぉぉーーー!!!!!!
会場のみんなが湧き上がる。
もう優勝が決まったんだ。あっという間に終わったなぁ……
『いや~、今年は投票数がかなり多いですね!! それほど今年のミスコンは人気のある女の子が勢揃いというわけですか。
え~、では……第3位、準優勝者、そして優勝者を発表したいと思います!!』
―――シーン……
発表する直前になると、先ほどの盛り上がりがウソのように会場が静まり返った。
『―――それでは、発表します!!』
オホンと一息ついて、一旦間を置く小塚君。
竜先輩は連覇いけるって言ってくれたけど私が優勝ってことはないと思う。今まで連覇した人はいないみたいだし私が連覇なんてできるわけが……
『第3位は、254票!! 3年E組の霧島真奈美さんです!!
第2位、準優勝は、355票!! 1年A組の国本麗奈さんです!!!!
そして、第1位、見事優勝に輝いたのはっ!!
…………
358票を獲得!!
2年B組の、桐生美希さんですっ!!!!!!』
ワアアアアアァ!!!!!!!!
…………
え? あれ? 私!? マジで!?
私は目を見開いて口をだらしなく開け、大勢の人の前でなんとも間抜けな顔をしてしまった。
『今年のミスコン優勝者は、桐生美希さんに決まりました!! おめでとうございます!!
なんと桐生さんは去年のミスコンでも優勝しており、2連覇達成ということになりました!! 連覇は青葉高校のミスコン史上初の快挙となります!! 桐生さん、本当におめでとうございます!!!!!!』
ワアアア……!!
パチパチパチパチパチパチ……
拍手と歓声が私に向けられる。
私が……史上初の連覇達成者……!? 信じられない。
あたふたしてたら、小塚君にメダルを貰い、頭に手作りの王冠を被せてもらった。
……私、ノーパンなのに……史上初の連覇達成者がノーパンでいいのだろうか。いやよくない。
しかしノーパンのことなんて誰にも言えるわけなく、ただただ申し訳ない恐れ多い気持ちでいっぱいだった。
『そして、1位の桐生さんにたったの3票差! 惜しくも僅差で優勝に届かなかった国本麗奈さんが、今年のミスコンの準優勝者です!!』
パチパチパチパチ……
そして、準優勝は国本さん。国本さんは祝福されているけどとてもガッカリした表情をしている。
―――
大盛り上がりを見せたミスコンも終了し、生徒のみんなが校舎へ帰っていく。
ステージから降りたとき、国本さんに声をかけられた。
「……桐生先輩、優勝おめでとうございます」
ものすごい殺気を発している。表情が全く祝福してない。
「あ、ありがとう。国本さんも1年生で準優勝だなんてすごいね」
賞賛したんだけど国本さんにギロッと睨まれた。
「それイヤミですか? 貴女は1年生の時も優勝してるじゃないですか」
「ご……ごめんなさい……」
「謝られると余計ムカつきますね。滝川先輩にフラれて恋愛で桐生先輩に負けるし、ミスコンでも桐生先輩に負けるし、ダブルの負け犬ですよ私は。
準優勝でも嬉しいんですけど、桐生先輩には勝ちたかった! 3票差ですよ3票差!! あとちょっとで桐生先輩に勝てたのに! 本当に悔しいです!!」
国本さんはその場でしゃがみ込んでしまった。
……文化祭回ってる時に竜先輩から聞いた。国本さんからちゃんと告白されてちゃんとフったって。
……気まずい。私はもう何も言えなかった。
「美希っ! ミスコン優勝おめでとう!!」
「あ、竜先輩!」
竜先輩が来てくれた。国本さんもいるので竜先輩も気まずそうにしていた。
「……れ、麗奈ちゃんも準優勝おめでとう。美希相手に超僅差の接戦したのは本当にすごいと思うよ!」
「……はは……ついで扱いですね私……」
国本さんはゆらりと立ち上がった。そして竜先輩にビシッと指さす。
「あなたは準優勝の女の子をフったんですよ! 本ッ当にもったいないことしましたね!
しかも優勝の女の子が彼女ですか! なんて贅沢な青春を送ってるんですか!? あとでバチが当たるんじゃないですか~?」
「……う……」
竜先輩も何も言い返せなかった。私たちは2人してしばらく国本さんの八つ当たりを受けた。
―――
ミスコンが終わると一気に終了ムードとなる文化祭。
夕方になると出し物も終わり後片付けをして、クラスメイトみんながメイド服から制服に着替える。
私のクラスのメイド喫茶はお客さんがたくさん来てくれてすごく繁盛して、今年の出し物は大成功で終えることができた。
帰りのHRが終わると竜先輩が廊下で待っててくれていた。
「美希! 一緒に帰ろう」
「はい、喜んで」
笑顔で私に手を差し出す竜先輩。
私もそれに笑顔で応え、竜先輩の手をぎゅっと握った。
放課後、私は竜先輩と手を繋ぎながら校舎の廊下を歩いていた。
文化祭はもう終わったけど、まだ帰らずに校舎内をうろつく他校の生徒や父兄で賑わう廊下。
「文化祭すごく楽しかった。メイドの美希がすげー可愛いかったし、オレとしては文句なしの素晴らしい文化祭だった。美希は文化祭楽しかったか?」
「はい、もちろんです。……竜先輩、卒業して大学に行っても、来年また青葉高校の文化祭に来てくださいね」
「当たり前だ。絶対行く」
「……約束ですよ?」
「ああ!」
私は竜先輩と指切りをした。
夕日に照らされ、お互いの顔がほんのりと赤く染まる。
―――幸せだな……すごく幸せ。これからこんな時間がずっと続くんだろうな……
幸せな気持ちに浸りながら竜先輩と会話していると、前方から他校の制服を着た高校生カップルが歩いてきたのが見えた。
―――ッ!!!!!!
―――私は、そのカップルを一目見た瞬間、背筋が凍りつき、顔も一気にひきつって、持っていたカバンをドサッと落とした。
「……あ……ああ…………っ」
ガクガクと足が震える。冷や汗が出てくる。全身が冷たくなる。
『あの時』の記憶が鮮明に蘇る。
「……美希? どうした?」
竜先輩が私の異変に気付き、心配して声をかけてくれたが、私は竜先輩の問いに答える余裕はなかった。
私はこっちに向かって歩いてくるカップルを見て動揺して、頭が真っ白になった。
……間違いない。人違いじゃない。
あれは……
あの2人は……
佐野千佐子ちゃん。
そして……
豊田大貴君。
千佐子ちゃんは、私を嫌ってる人。豊田君は、私をレイプした人。
その2人が私の前方3mくらいの位置にいる。
……どうして……? どうしてここに……?
豊田君と千佐子ちゃんは中1の時に転校したと聞いた。
なのにどうして青葉高校に? 文化祭に遊びに来たの? 知り合いがこの学校にいるの?
幸い向こうは私に気づいていない。落ち着け私。このまま黙ってやり過ごせば大丈夫。
私たちと豊田君たちは進行方向が逆なので、歩くうちにどんどんとお互いの距離が近くなっていく。
幅が狭い廊下なので、接触は避けられない。
私は竜先輩の後ろに隠れて、竜先輩の制服を汗ばんだ手で掴んだ。
「……? 美希?」
状況が理解できずに不思議そうな顔で私を見る竜先輩。ビクビク怯えながら豊田君たちに気づかれないように竜先輩にしがみつく私。
一歩。また一歩と、豊田君たちが迫ってくる。
ドキドキ……
お願い、黙って通りすぎて……!!
どうか、どうか気づかれませんように……!!
しかし、私の祈るような願いは叶わなかった。
「あら? もしかして美希ちゃん? 久し振りね」
千佐子ちゃんが私の存在に気付き、声をかけてきた。
千佐子ちゃんに声をかけられた瞬間、私は心臓が止まるかと思うくらいビクッとした。
ミスコンの決勝戦がいよいよ始まる。
スカートの中がスースーする私はあまり集中できなくて恥ずかしいけど我慢してイスに座る。
『はい、それではこれより決勝戦を始めます!!
投票したい生徒の皆さん、先生方は決勝進出者の10人の中で一番可愛いと思った女の子の名前を書いた用紙をこちらの投票箱に投票してください!! 投票期限は今から15分以内とします!!
それでは、始め!!!!』
生徒会長の小塚君の合図から決勝戦が始まり、男子生徒たちが一斉に投票箱に集まって投票していく。
順番なんて関係ないはずなのに、みんな必死になって投票しようとしている。まるで購買部でのパン争奪戦みたいだ。
私はいろんな意味でひたすらドキドキしていた。
気がついたらもうすでに投票時間が終わり、結果も出ている状態となった。
『さあ、今年のミス・コンテストの優勝者が決定したみたいです! 投票してくださった皆さん、ありがとうございました!!
一体誰が優勝したのか!? いよいよ結果発表です!!』
うおぉぉーーー!!!!!!
会場のみんなが湧き上がる。
もう優勝が決まったんだ。あっという間に終わったなぁ……
『いや~、今年は投票数がかなり多いですね!! それほど今年のミスコンは人気のある女の子が勢揃いというわけですか。
え~、では……第3位、準優勝者、そして優勝者を発表したいと思います!!』
―――シーン……
発表する直前になると、先ほどの盛り上がりがウソのように会場が静まり返った。
『―――それでは、発表します!!』
オホンと一息ついて、一旦間を置く小塚君。
竜先輩は連覇いけるって言ってくれたけど私が優勝ってことはないと思う。今まで連覇した人はいないみたいだし私が連覇なんてできるわけが……
『第3位は、254票!! 3年E組の霧島真奈美さんです!!
第2位、準優勝は、355票!! 1年A組の国本麗奈さんです!!!!
そして、第1位、見事優勝に輝いたのはっ!!
…………
358票を獲得!!
2年B組の、桐生美希さんですっ!!!!!!』
ワアアアアアァ!!!!!!!!
…………
え? あれ? 私!? マジで!?
私は目を見開いて口をだらしなく開け、大勢の人の前でなんとも間抜けな顔をしてしまった。
『今年のミスコン優勝者は、桐生美希さんに決まりました!! おめでとうございます!!
なんと桐生さんは去年のミスコンでも優勝しており、2連覇達成ということになりました!! 連覇は青葉高校のミスコン史上初の快挙となります!! 桐生さん、本当におめでとうございます!!!!!!』
ワアアア……!!
パチパチパチパチパチパチ……
拍手と歓声が私に向けられる。
私が……史上初の連覇達成者……!? 信じられない。
あたふたしてたら、小塚君にメダルを貰い、頭に手作りの王冠を被せてもらった。
……私、ノーパンなのに……史上初の連覇達成者がノーパンでいいのだろうか。いやよくない。
しかしノーパンのことなんて誰にも言えるわけなく、ただただ申し訳ない恐れ多い気持ちでいっぱいだった。
『そして、1位の桐生さんにたったの3票差! 惜しくも僅差で優勝に届かなかった国本麗奈さんが、今年のミスコンの準優勝者です!!』
パチパチパチパチ……
そして、準優勝は国本さん。国本さんは祝福されているけどとてもガッカリした表情をしている。
―――
大盛り上がりを見せたミスコンも終了し、生徒のみんなが校舎へ帰っていく。
ステージから降りたとき、国本さんに声をかけられた。
「……桐生先輩、優勝おめでとうございます」
ものすごい殺気を発している。表情が全く祝福してない。
「あ、ありがとう。国本さんも1年生で準優勝だなんてすごいね」
賞賛したんだけど国本さんにギロッと睨まれた。
「それイヤミですか? 貴女は1年生の時も優勝してるじゃないですか」
「ご……ごめんなさい……」
「謝られると余計ムカつきますね。滝川先輩にフラれて恋愛で桐生先輩に負けるし、ミスコンでも桐生先輩に負けるし、ダブルの負け犬ですよ私は。
準優勝でも嬉しいんですけど、桐生先輩には勝ちたかった! 3票差ですよ3票差!! あとちょっとで桐生先輩に勝てたのに! 本当に悔しいです!!」
国本さんはその場でしゃがみ込んでしまった。
……文化祭回ってる時に竜先輩から聞いた。国本さんからちゃんと告白されてちゃんとフったって。
……気まずい。私はもう何も言えなかった。
「美希っ! ミスコン優勝おめでとう!!」
「あ、竜先輩!」
竜先輩が来てくれた。国本さんもいるので竜先輩も気まずそうにしていた。
「……れ、麗奈ちゃんも準優勝おめでとう。美希相手に超僅差の接戦したのは本当にすごいと思うよ!」
「……はは……ついで扱いですね私……」
国本さんはゆらりと立ち上がった。そして竜先輩にビシッと指さす。
「あなたは準優勝の女の子をフったんですよ! 本ッ当にもったいないことしましたね!
しかも優勝の女の子が彼女ですか! なんて贅沢な青春を送ってるんですか!? あとでバチが当たるんじゃないですか~?」
「……う……」
竜先輩も何も言い返せなかった。私たちは2人してしばらく国本さんの八つ当たりを受けた。
―――
ミスコンが終わると一気に終了ムードとなる文化祭。
夕方になると出し物も終わり後片付けをして、クラスメイトみんながメイド服から制服に着替える。
私のクラスのメイド喫茶はお客さんがたくさん来てくれてすごく繁盛して、今年の出し物は大成功で終えることができた。
帰りのHRが終わると竜先輩が廊下で待っててくれていた。
「美希! 一緒に帰ろう」
「はい、喜んで」
笑顔で私に手を差し出す竜先輩。
私もそれに笑顔で応え、竜先輩の手をぎゅっと握った。
放課後、私は竜先輩と手を繋ぎながら校舎の廊下を歩いていた。
文化祭はもう終わったけど、まだ帰らずに校舎内をうろつく他校の生徒や父兄で賑わう廊下。
「文化祭すごく楽しかった。メイドの美希がすげー可愛いかったし、オレとしては文句なしの素晴らしい文化祭だった。美希は文化祭楽しかったか?」
「はい、もちろんです。……竜先輩、卒業して大学に行っても、来年また青葉高校の文化祭に来てくださいね」
「当たり前だ。絶対行く」
「……約束ですよ?」
「ああ!」
私は竜先輩と指切りをした。
夕日に照らされ、お互いの顔がほんのりと赤く染まる。
―――幸せだな……すごく幸せ。これからこんな時間がずっと続くんだろうな……
幸せな気持ちに浸りながら竜先輩と会話していると、前方から他校の制服を着た高校生カップルが歩いてきたのが見えた。
―――ッ!!!!!!
―――私は、そのカップルを一目見た瞬間、背筋が凍りつき、顔も一気にひきつって、持っていたカバンをドサッと落とした。
「……あ……ああ…………っ」
ガクガクと足が震える。冷や汗が出てくる。全身が冷たくなる。
『あの時』の記憶が鮮明に蘇る。
「……美希? どうした?」
竜先輩が私の異変に気付き、心配して声をかけてくれたが、私は竜先輩の問いに答える余裕はなかった。
私はこっちに向かって歩いてくるカップルを見て動揺して、頭が真っ白になった。
……間違いない。人違いじゃない。
あれは……
あの2人は……
佐野千佐子ちゃん。
そして……
豊田大貴君。
千佐子ちゃんは、私を嫌ってる人。豊田君は、私をレイプした人。
その2人が私の前方3mくらいの位置にいる。
……どうして……? どうしてここに……?
豊田君と千佐子ちゃんは中1の時に転校したと聞いた。
なのにどうして青葉高校に? 文化祭に遊びに来たの? 知り合いがこの学校にいるの?
幸い向こうは私に気づいていない。落ち着け私。このまま黙ってやり過ごせば大丈夫。
私たちと豊田君たちは進行方向が逆なので、歩くうちにどんどんとお互いの距離が近くなっていく。
幅が狭い廊下なので、接触は避けられない。
私は竜先輩の後ろに隠れて、竜先輩の制服を汗ばんだ手で掴んだ。
「……? 美希?」
状況が理解できずに不思議そうな顔で私を見る竜先輩。ビクビク怯えながら豊田君たちに気づかれないように竜先輩にしがみつく私。
一歩。また一歩と、豊田君たちが迫ってくる。
ドキドキ……
お願い、黙って通りすぎて……!!
どうか、どうか気づかれませんように……!!
しかし、私の祈るような願いは叶わなかった。
「あら? もしかして美希ちゃん? 久し振りね」
千佐子ちゃんが私の存在に気付き、声をかけてきた。
千佐子ちゃんに声をかけられた瞬間、私は心臓が止まるかと思うくらいビクッとした。
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