55 / 150
第17章…文化祭
美希VS麗奈
しおりを挟む
※美希視点
―――
竜先輩にたくさんサービスして、私は働きながら竜先輩と一緒にメイド喫茶でまったり過ごした。
12時頃はお昼の時間だから忙しくて、13時くらいにようやく落ち着き、店番交代の時間となった。
「……さて」
私は自由時間になったから竜先輩と文化祭をいろいろ回って楽しみたいところだけど、その前にやることがある。
1年A組、国本麗奈さんに用がある。
「じゃあ竜先輩、私ちょっと行ってきますのでウチのメイド喫茶でくつろいで待っててください」
席に座る竜先輩に声をかけて、教室を出ようとする。
「待ってくれ美希。オレも行く」
竜先輩もついてこようとしたけど私は止める。
「すみませんがご遠慮ください。ここから先は男子禁制です」
「な、なんだそれは……」
できる限り穏便に済ませたいけど、もしかしたらケンカになるかもしれない。そうなった場合、竜先輩に見られたくない。
竜先輩をクラスに残して、私は1人で1年A組に向かった。
1年校舎のA組に到着した。
国本さんを呼ぼうとしたけど、1年生の男子たちに囲まれてしまった。
今メイド服着てるから注目されてる。けっこう恥ずかしい。
「あのっ、2年B組の桐生美希先輩ですよね!?」
「あ、はい」
「野球部美人マネージャーの桐生先輩ですよね!?」
「美人かどうかは置いといて、いかにも野球部のマネージャーです」
「去年の青葉高校ミスコン優勝者で、今年も優勝候補筆頭の桐生先輩ですよね!? うお~っ、お会いできて嬉しいっす!」
「……え……えっと……」
なんか1年生の男子にめっちゃ話しかけられる。申し訳ないけど早く用を済ませて竜先輩のところに戻りたい私は目の前の男子に話を切り出す。
「あの、国本麗奈さんっているかな? A組のはずなんだけど……」
「え? 国本ですか? いますけど……
お~い、国本~!」
男子はお化け屋敷の教室に入って国本さんを呼ぶ。
すぐに1人の女の子が教室から出てきた。
「……国本麗奈は私ですけど……」
「はじめまして、私は……」
「ああ、知ってますよ。桐生先輩ですよね?」
「……知ってるの?」
「知ってるも何も、桐生先輩はめっちゃ人気者で有名人じゃないですか」
……この子が国本さんか。すごく可愛い女の子だ。竜先輩がデレデレしちゃうのも無理はない。
「お会いするのは初めてでしたよね桐生先輩」
「……うん。ちょっといいかな、国本さん」
「いいですよ。私もちょっと貴女に言いたいことがあったのでちょうどよかった」
国本さんを連れて人があまりいない場所に移動した。
「……ふ~ん……」
国本さんは私をジロジロ見てくる。上から下まで、視線が痛い。
「……整った顔立ち、抜群なプロポーション、ゆるふわな髪、白くてキレイな肌……そしてボリュームのある胸……なるほど、これは滝川先輩が惚れるのも無理はない」
なんか品定めされた。胸のことを言ってる時だけものすごい殺気が放たれたような気がするけど気のせいだと思うことにする。
「まあ、滝川先輩の彼女にふさわしい女の子であることは認めましょう」
キミが認めたから何だというのだ。
まだ初対面だけどこの子とはあまり仲良くなれそうにない。なんかそっけない態度だし、明らかに敵意を向けているのをひしひしと感じるし。
私としてもあまりこの子と話をする気はないからさっさと本題に入ろう。
「竜先輩から聞いたんだけど、国本さんって竜先輩のファンなんだね」
「そうです! 憧れの存在です」
「竜先輩と私が付き合ってることも知ってるんだよね?」
「そうですね。自慢ですか?」
「違うよ。竜先輩を応援してくれる人がいるのは私も嬉しい。
でも竜先輩は女の子に慣れてない人だからさ。手を握られたり抱きつかれたりすると困っちゃうんだよ。だから今後はあまりベタベタしないようにお願いしたいの」
これで言いたいことは言った。とにかく竜先輩にベタベタ触らないようにしてくれるだけでいい。それさえ守ってくれれば私は何も文句はない。
あとは国本さんに了承してもらえればいいんだけど……
でもそう簡単にはいかなそうだ。国本さんは恨めしそうな目で私を見た。
「……私、滝川先輩のことが好きです」
「―――っ!」
曇りのない目で国本さんはハッキリとそう言った。
彼女は本気だ。空気がピリピリとしてきて私は身構える。
「彼女がいるからってあきらめる気はサラサラありません。奪う気マンマンで滝川先輩に近づきました。
自分で言うのも何ですが私はモテますし絶対に滝川先輩を落とせる自信がありました。
お化け屋敷を利用して密着して、怖がるフリをして抱きついて、胸も当ててあげればイチコロでしょって思ってました」
国本さんの眉間にシワが寄る。拳を握りしめながら下を向いた。
「―――でも、私は滝川先輩に突き飛ばされました。ハッキリと拒絶の対応を取られたんです。
ショックでした。屈辱でした。女のプライドがズタズタにされました。
認めたくないですけど、滝川先輩は桐生先輩じゃなきゃダメみたいです。桐生先輩に一途で、すごく大切にしてるんだなってハッキリとわかってしまいました」
「……!!」
竜先輩は抱きつかれて興奮してしまったとしか言ってなかったけど、拒絶したんだ……私のために……?
「……まあ、ただ単に私の胸が足りなくて不満だっただけかもしれませんけどね……」
自分の胸に触れながらまた殺気を出してくる国本さん。マネージャー仲間のよっしーもたまにこんな感じになるのを思い出した。
胸の話はしないようにしよう。
「竜先輩は胸に不満があるから突き飛ばすとかそんな人じゃないから」
「わかってますよ、冗談です冗談。
……口説き文句として『愛してる』とか、『オレが好きなのはお前だけだ』とか言う男は多いですけど、だいたいは口だけだし信用できないんですよね。紳士な王子様みたいなこと言っといてホイホイ浮気する男がどれだけ多いことか。
でも滝川先輩はガチのマジで桐生先輩を愛しています。この私を拒絶するくらいなんだから間違いありません。彼の愛は証明されました」
女としてこれほどまでに嬉しいことはなかった。ドキドキと心臓が高鳴る。
「何嬉しそうな顔してんですか? 別に負けを認めたわけじゃないですよ私は。
私が桐生先輩に勝てないなら、桐生先輩を私より下に下げればいいだけの話ですからね」
国本さんは不敵な笑みを浮かべた。今はときめいている場合じゃないな、気を引き締めよう。
「……下に下げるって、どういうこと?」
「滝川先輩が桐生先輩のことを心から愛しているということはよーくわかりました。
では、桐生先輩はどうなんですか?」
「……?」
「貴女は、滝川先輩を心から愛していますか?」
……愚問にもほどがある。こんなんで動揺するとでも思っているのか。
「もちろん愛してる。大好き」
私は何の躊躇もなく言い切った。どこに迷う要素があるというのか。
「……本当ですかねぇ?」
半信半疑な目でジッと見つめてきた。どんなウソでも見破ってしまいそうな目だ。
しかし私は本当に竜先輩が大好きなんだ。ウソじゃないんだから見破るも何もない。
「どうして疑うの?」
「そりゃあ、桐生先輩の外見は認めますけど、内面まで認めたわけじゃないからですよ」
「別にキミに認めてもらう必要は全くないんだけど」
「だってもし貴女が滝川先輩を愛していなかったら滝川先輩がかわいそうじゃないですか。そうなったら私は貴女を許さない」
「ご心配なく。両想いだから何の問題もないよ。竜先輩は絶対に幸せにするから」
「口では何とでも言えますよ。貴女よりも私の方が滝川先輩を想う気持ちは強いですよ」
国本さんの発言に私はムッとした。
「……なんでそう言い切れるの? 私はマネージャーになってから1年以上、竜先輩が一生懸命頑張る姿を近くで見てきた。私が一番竜先輩のことを深く理解してる自信がある。キミの方こそ竜先輩の何を知ってるの?」
「……確かに私は入学したばかりの1年生だし同じ部活でもないし滝川先輩とはついさっき初めて話しましたし、知らないことばっかりです。でもこれから知っていけばいいので大した問題ではありません。
それよりも貴女が信用できないんですよ私は」
「私が竜先輩を裏切るとでも? 私のこと何も知らないのに勝手なこと言わないで」
「貴女は有名人だって言ったでしょ。貴女に関する悪い噂が学校中に流れていて知りたくもないのに耳に入ってきたりするんですよ」
「……悪い……噂?」
―――
竜先輩にたくさんサービスして、私は働きながら竜先輩と一緒にメイド喫茶でまったり過ごした。
12時頃はお昼の時間だから忙しくて、13時くらいにようやく落ち着き、店番交代の時間となった。
「……さて」
私は自由時間になったから竜先輩と文化祭をいろいろ回って楽しみたいところだけど、その前にやることがある。
1年A組、国本麗奈さんに用がある。
「じゃあ竜先輩、私ちょっと行ってきますのでウチのメイド喫茶でくつろいで待っててください」
席に座る竜先輩に声をかけて、教室を出ようとする。
「待ってくれ美希。オレも行く」
竜先輩もついてこようとしたけど私は止める。
「すみませんがご遠慮ください。ここから先は男子禁制です」
「な、なんだそれは……」
できる限り穏便に済ませたいけど、もしかしたらケンカになるかもしれない。そうなった場合、竜先輩に見られたくない。
竜先輩をクラスに残して、私は1人で1年A組に向かった。
1年校舎のA組に到着した。
国本さんを呼ぼうとしたけど、1年生の男子たちに囲まれてしまった。
今メイド服着てるから注目されてる。けっこう恥ずかしい。
「あのっ、2年B組の桐生美希先輩ですよね!?」
「あ、はい」
「野球部美人マネージャーの桐生先輩ですよね!?」
「美人かどうかは置いといて、いかにも野球部のマネージャーです」
「去年の青葉高校ミスコン優勝者で、今年も優勝候補筆頭の桐生先輩ですよね!? うお~っ、お会いできて嬉しいっす!」
「……え……えっと……」
なんか1年生の男子にめっちゃ話しかけられる。申し訳ないけど早く用を済ませて竜先輩のところに戻りたい私は目の前の男子に話を切り出す。
「あの、国本麗奈さんっているかな? A組のはずなんだけど……」
「え? 国本ですか? いますけど……
お~い、国本~!」
男子はお化け屋敷の教室に入って国本さんを呼ぶ。
すぐに1人の女の子が教室から出てきた。
「……国本麗奈は私ですけど……」
「はじめまして、私は……」
「ああ、知ってますよ。桐生先輩ですよね?」
「……知ってるの?」
「知ってるも何も、桐生先輩はめっちゃ人気者で有名人じゃないですか」
……この子が国本さんか。すごく可愛い女の子だ。竜先輩がデレデレしちゃうのも無理はない。
「お会いするのは初めてでしたよね桐生先輩」
「……うん。ちょっといいかな、国本さん」
「いいですよ。私もちょっと貴女に言いたいことがあったのでちょうどよかった」
国本さんを連れて人があまりいない場所に移動した。
「……ふ~ん……」
国本さんは私をジロジロ見てくる。上から下まで、視線が痛い。
「……整った顔立ち、抜群なプロポーション、ゆるふわな髪、白くてキレイな肌……そしてボリュームのある胸……なるほど、これは滝川先輩が惚れるのも無理はない」
なんか品定めされた。胸のことを言ってる時だけものすごい殺気が放たれたような気がするけど気のせいだと思うことにする。
「まあ、滝川先輩の彼女にふさわしい女の子であることは認めましょう」
キミが認めたから何だというのだ。
まだ初対面だけどこの子とはあまり仲良くなれそうにない。なんかそっけない態度だし、明らかに敵意を向けているのをひしひしと感じるし。
私としてもあまりこの子と話をする気はないからさっさと本題に入ろう。
「竜先輩から聞いたんだけど、国本さんって竜先輩のファンなんだね」
「そうです! 憧れの存在です」
「竜先輩と私が付き合ってることも知ってるんだよね?」
「そうですね。自慢ですか?」
「違うよ。竜先輩を応援してくれる人がいるのは私も嬉しい。
でも竜先輩は女の子に慣れてない人だからさ。手を握られたり抱きつかれたりすると困っちゃうんだよ。だから今後はあまりベタベタしないようにお願いしたいの」
これで言いたいことは言った。とにかく竜先輩にベタベタ触らないようにしてくれるだけでいい。それさえ守ってくれれば私は何も文句はない。
あとは国本さんに了承してもらえればいいんだけど……
でもそう簡単にはいかなそうだ。国本さんは恨めしそうな目で私を見た。
「……私、滝川先輩のことが好きです」
「―――っ!」
曇りのない目で国本さんはハッキリとそう言った。
彼女は本気だ。空気がピリピリとしてきて私は身構える。
「彼女がいるからってあきらめる気はサラサラありません。奪う気マンマンで滝川先輩に近づきました。
自分で言うのも何ですが私はモテますし絶対に滝川先輩を落とせる自信がありました。
お化け屋敷を利用して密着して、怖がるフリをして抱きついて、胸も当ててあげればイチコロでしょって思ってました」
国本さんの眉間にシワが寄る。拳を握りしめながら下を向いた。
「―――でも、私は滝川先輩に突き飛ばされました。ハッキリと拒絶の対応を取られたんです。
ショックでした。屈辱でした。女のプライドがズタズタにされました。
認めたくないですけど、滝川先輩は桐生先輩じゃなきゃダメみたいです。桐生先輩に一途で、すごく大切にしてるんだなってハッキリとわかってしまいました」
「……!!」
竜先輩は抱きつかれて興奮してしまったとしか言ってなかったけど、拒絶したんだ……私のために……?
「……まあ、ただ単に私の胸が足りなくて不満だっただけかもしれませんけどね……」
自分の胸に触れながらまた殺気を出してくる国本さん。マネージャー仲間のよっしーもたまにこんな感じになるのを思い出した。
胸の話はしないようにしよう。
「竜先輩は胸に不満があるから突き飛ばすとかそんな人じゃないから」
「わかってますよ、冗談です冗談。
……口説き文句として『愛してる』とか、『オレが好きなのはお前だけだ』とか言う男は多いですけど、だいたいは口だけだし信用できないんですよね。紳士な王子様みたいなこと言っといてホイホイ浮気する男がどれだけ多いことか。
でも滝川先輩はガチのマジで桐生先輩を愛しています。この私を拒絶するくらいなんだから間違いありません。彼の愛は証明されました」
女としてこれほどまでに嬉しいことはなかった。ドキドキと心臓が高鳴る。
「何嬉しそうな顔してんですか? 別に負けを認めたわけじゃないですよ私は。
私が桐生先輩に勝てないなら、桐生先輩を私より下に下げればいいだけの話ですからね」
国本さんは不敵な笑みを浮かべた。今はときめいている場合じゃないな、気を引き締めよう。
「……下に下げるって、どういうこと?」
「滝川先輩が桐生先輩のことを心から愛しているということはよーくわかりました。
では、桐生先輩はどうなんですか?」
「……?」
「貴女は、滝川先輩を心から愛していますか?」
……愚問にもほどがある。こんなんで動揺するとでも思っているのか。
「もちろん愛してる。大好き」
私は何の躊躇もなく言い切った。どこに迷う要素があるというのか。
「……本当ですかねぇ?」
半信半疑な目でジッと見つめてきた。どんなウソでも見破ってしまいそうな目だ。
しかし私は本当に竜先輩が大好きなんだ。ウソじゃないんだから見破るも何もない。
「どうして疑うの?」
「そりゃあ、桐生先輩の外見は認めますけど、内面まで認めたわけじゃないからですよ」
「別にキミに認めてもらう必要は全くないんだけど」
「だってもし貴女が滝川先輩を愛していなかったら滝川先輩がかわいそうじゃないですか。そうなったら私は貴女を許さない」
「ご心配なく。両想いだから何の問題もないよ。竜先輩は絶対に幸せにするから」
「口では何とでも言えますよ。貴女よりも私の方が滝川先輩を想う気持ちは強いですよ」
国本さんの発言に私はムッとした。
「……なんでそう言い切れるの? 私はマネージャーになってから1年以上、竜先輩が一生懸命頑張る姿を近くで見てきた。私が一番竜先輩のことを深く理解してる自信がある。キミの方こそ竜先輩の何を知ってるの?」
「……確かに私は入学したばかりの1年生だし同じ部活でもないし滝川先輩とはついさっき初めて話しましたし、知らないことばっかりです。でもこれから知っていけばいいので大した問題ではありません。
それよりも貴女が信用できないんですよ私は」
「私が竜先輩を裏切るとでも? 私のこと何も知らないのに勝手なこと言わないで」
「貴女は有名人だって言ったでしょ。貴女に関する悪い噂が学校中に流れていて知りたくもないのに耳に入ってきたりするんですよ」
「……悪い……噂?」
0
お気に入りに追加
22
あなたにおすすめの小説

手が届かないはずの高嶺の花が幼馴染の俺にだけベタベタしてきて、あと少しで我慢も限界かもしれない
みずがめ
恋愛
宮坂葵は可愛くて気立てが良くて社長令嬢で……あと俺の幼馴染だ。
葵は学内でも屈指の人気を誇る女子。けれど彼女に告白をする男子は数える程度しかいなかった。
なぜか? 彼女が高嶺の花すぎたからである。
その美貌と肩書に誰もが気後れしてしまう。葵に告白する数少ない勇者も、ことごとく散っていった。
そんな誰もが憧れる美少女は、今日も俺と二人きりで無防備な姿をさらしていた。
幼馴染だからって、とっくに体つきは大人へと成長しているのだ。彼女がいつまでも子供気分で困っているのは俺ばかりだった。いつかはわからせなければならないだろう。
……本当にわからせられるのは俺の方だということを、この時点ではまだわかっちゃいなかったのだ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。

【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。


美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる