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第4章…マネージャー2人
性癖を探る
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「あれ、このエロ本……滝川先輩のだ」
「えっ!? どうしてわかるの?」
私はびっくりしてよっしーに尋ねる。
「だって表紙に滝川先輩の名前が書いてあるし」
あ、ホントだ……よく見ると小さく書いてある。なんで名前書いてんの……? そんなに大事なのかな?
「え~と……ど……どれどれ……」
エッチなことは苦手な私だけど、竜先輩のものって聞いてちょっとだけ興味が出てきたのでよっしーが読んでるエッチ本の内容を見る。
「『ピチピチ女子高生のたわわなおっぱい特集』、
『巨乳女子高生のパンツコレクション』、
『Gカップ女子高生のけしからんビキニ写真集』、
『ウブな巨乳女子高生を即ハメ』……」
わあ、タイトル見てるだけで顔から火が出そうだ。
……ていうか女子高生モノばっかり。これでもかというくらい女子高生推しが激しい。
竜先輩は女子高生がお好き……覚えておこう。別におかしくはないな。私的には思ったよりも刺激が強くてエッチだなぁって思うけど、世間一般的にはごく普通の性癖って感じで特にツッコむところはないでしょう。
「ねー美希、こーゆー内容の本ってドン引きしない?」
「いや、別に……」
別にドン引きすることはないかな。竜先輩だって高校生だし、同年代の女の子が好みってことだよね?
至って健全な男の子なんじゃないの? 世の中いろんな性癖の人がいるんだ、このくらい普通だ普通。たぶん。
「でもさあ、滝川先輩の持ってるエロ本ジャンルが偏りすぎじゃない? ホラ見てよ、巨乳ばっかりじゃん!」
「……あー……」
竜先輩が巨乳好きだというのはなんかわかる気がする。心当たりがある。
よっしーは私の胸をジーッと見てきた。なんか殺気を感じたような気がするのは気のせいだ、うん。
「……な……何……?」
「いや……いいよね美希は胸が大きくて。羨ましいわ……」
「…………」
よっしーは私の胸を見た後に自分の胸を見て静かに目を逸らした。
よっしーの前で胸の話をするのはやめた方がよさそうだ。明らかな地雷だ。
やめよう、やめやめ。
竜先輩の名前が書いてあるのは他にもある。
このDVDのタイトルは……『巨乳女子高生の恥辱体験』……
恥辱……?
竜先輩って女の子をいじめたい趣味があるのかな。真面目な人ってイメージがあるからちょっと意外かも。
……正直に言うと竜先輩の新たな一面が見れてけっこう楽しいかもしれない。あんまりゴソゴソしてると竜先輩に悪いと思いつつもなんか気になってついつい彼の宝物をジロジロ見てしまう。
このエッチなマンガも女子高生モノだった。
えーと、これもちょっとだけ気になるな……
…………
って、違う。今は掃除しなきゃならないんだった。
「ホラ美希、エッチグッズは元の場所に戻しといて、早く掃除を済ませちゃおう」
「いや元はと言えば最初に読み始めたのはよっしーじゃん!」
「はいはいごめんごめん」
掃除を終わらせ、汚れた衣類を洗濯する。
マネージャーの雑用が終わると、時計は8時になろうとしていた。
練習が終わってから1時間くらい経ったのに、グラウンドで居残り練習している人が10人ほどいた。
竜先輩もいつも通り投げ込み練習をしていた。
「竜先輩は本当にエライね。いつも練習後自主トレを欠かさない。よっしーもそう思わない?」
竜先輩が練習している姿を見ながら、よっしーに尋ねた。
「うん……ねぇ、美希」
「なに?」
「美希って最近滝川先輩のことになると多弁だよね」
「え? そうかな?」
「うん、なんか滝川先輩について語るとき嬉しそうな顔してる。それにエロいの苦手なくせに滝川先輩のエッチなお宝にはガッツリ興味を示してたし」
「うっ……いや、それは……」
「もしかして、滝川先輩のこと……好きなの?」
「……へ?」
よっしーから突然驚きの質問をされ、私は一瞬固まり返答に困る。
竜先輩のことが……好き……? 私が?
……どうなんだろうか。答えが出ない。わかんない。ただ、1つ言えることがある。竜先輩のことは嫌いじゃない。それは間違いない。
練習頑張ってるところをずっと見てきたし、試合で結果を出せない時も腐らずに一生懸命頑張ってて素直にかっこいいって思ったことは何度もある。
頑張りすぎて危なっかしいところもあるけどそれも含めて尊敬できる人ではある、間違いなく。
……でも、好きなの?
そもそも『好き』という気持ちがどんなものなのか、私にはよくわからない。
恥ずかしながら私は17歳にもなって本気で人を好きになったことがない。
男の子から告白されたことは何回かあったけど、好きでもないのに付き合うのも失礼かと思ってOKしたことは一度もない。
付き合った経験はないので恋愛が未だによくわからない。
過去にいろいろあって男の子がちょっと苦手って思ってた時期もあって、そういうことが怖くて逃げてたところもある。
野球部マネージャーの経験で男の子に慣れたつもりでいた私だけど、実際は男の子のことを今でも全然わかってないのかもしれない。
…………
私は考える。私って、竜先輩のこと好きなんだろうか?
野球選手として尊敬はしている。マネージャーとして竜先輩の役に立ちたいって思ってる。よっしーと違って私は頭も良くないしデータ分析とか野球のアドバイスとか何もできないけど、マッサージには自信があるしよっしーとは違う分野で少しでも貢献したいって思ってる。
……でも、男の子として好きなのかどうか、自分でもわからない。
「あの~、美希? もしもーし」
「あ、ごめんよっしー」
深く考え込んでしまい自分の世界に入り込んでボーっとしてしまっていたけどよっしーの呼び掛けでハッと我に返った。
「で、どうなの? 美希は滝川先輩のこと好きなの?」
「……わかんない。ごめん」
「……そっか」
「今は好きかどうかわからないけど、竜先輩って素敵な人だと思うし、これから好きになっていくかもしれない」
「ふーん……ねぇ、じゃあもし今滝川先輩に告白されたら、美希はどうする?」
「えっ?……えっと……竜先輩を傷つけたくないから、付き合わないと思う」
私は生半可な気持ちで男の子とは付き合わないと決めている。
愛し合ってないのに付き合ったってパートナーを傷つけるだけ。だったら最初から告白を断った方がいい。
これは他人から見たら当たり前のことかもしれないけど、私にとっては重大な決心なんだ。
「あれ? 桐生、吉崎。まだ帰ってなかったのか?」
―――!!!!!!
「あ、竜先輩、練習お疲れ様です!」
自主トレを終えた竜先輩がいつの間にか近くに来てて話しかけてきた。
そしたらよっしーが、
「滝川先輩、ちょっといいですか?」
と竜先輩に話しかけた。
「ん? どうした吉崎」
よっしーが竜先輩にそっと耳打ちをする。
すると、竜先輩の顔がみるみる赤くなっていく。
「なっ、な、いや、その……それは……」
竜先輩が顔を真っ赤にして取り乱す。
……?
よっしー、竜先輩に何を言ったんだろ? なんで耳打ち?
私に聞かれたくないってことだろうか? なんか気になる。
「えっ!? どうしてわかるの?」
私はびっくりしてよっしーに尋ねる。
「だって表紙に滝川先輩の名前が書いてあるし」
あ、ホントだ……よく見ると小さく書いてある。なんで名前書いてんの……? そんなに大事なのかな?
「え~と……ど……どれどれ……」
エッチなことは苦手な私だけど、竜先輩のものって聞いてちょっとだけ興味が出てきたのでよっしーが読んでるエッチ本の内容を見る。
「『ピチピチ女子高生のたわわなおっぱい特集』、
『巨乳女子高生のパンツコレクション』、
『Gカップ女子高生のけしからんビキニ写真集』、
『ウブな巨乳女子高生を即ハメ』……」
わあ、タイトル見てるだけで顔から火が出そうだ。
……ていうか女子高生モノばっかり。これでもかというくらい女子高生推しが激しい。
竜先輩は女子高生がお好き……覚えておこう。別におかしくはないな。私的には思ったよりも刺激が強くてエッチだなぁって思うけど、世間一般的にはごく普通の性癖って感じで特にツッコむところはないでしょう。
「ねー美希、こーゆー内容の本ってドン引きしない?」
「いや、別に……」
別にドン引きすることはないかな。竜先輩だって高校生だし、同年代の女の子が好みってことだよね?
至って健全な男の子なんじゃないの? 世の中いろんな性癖の人がいるんだ、このくらい普通だ普通。たぶん。
「でもさあ、滝川先輩の持ってるエロ本ジャンルが偏りすぎじゃない? ホラ見てよ、巨乳ばっかりじゃん!」
「……あー……」
竜先輩が巨乳好きだというのはなんかわかる気がする。心当たりがある。
よっしーは私の胸をジーッと見てきた。なんか殺気を感じたような気がするのは気のせいだ、うん。
「……な……何……?」
「いや……いいよね美希は胸が大きくて。羨ましいわ……」
「…………」
よっしーは私の胸を見た後に自分の胸を見て静かに目を逸らした。
よっしーの前で胸の話をするのはやめた方がよさそうだ。明らかな地雷だ。
やめよう、やめやめ。
竜先輩の名前が書いてあるのは他にもある。
このDVDのタイトルは……『巨乳女子高生の恥辱体験』……
恥辱……?
竜先輩って女の子をいじめたい趣味があるのかな。真面目な人ってイメージがあるからちょっと意外かも。
……正直に言うと竜先輩の新たな一面が見れてけっこう楽しいかもしれない。あんまりゴソゴソしてると竜先輩に悪いと思いつつもなんか気になってついつい彼の宝物をジロジロ見てしまう。
このエッチなマンガも女子高生モノだった。
えーと、これもちょっとだけ気になるな……
…………
って、違う。今は掃除しなきゃならないんだった。
「ホラ美希、エッチグッズは元の場所に戻しといて、早く掃除を済ませちゃおう」
「いや元はと言えば最初に読み始めたのはよっしーじゃん!」
「はいはいごめんごめん」
掃除を終わらせ、汚れた衣類を洗濯する。
マネージャーの雑用が終わると、時計は8時になろうとしていた。
練習が終わってから1時間くらい経ったのに、グラウンドで居残り練習している人が10人ほどいた。
竜先輩もいつも通り投げ込み練習をしていた。
「竜先輩は本当にエライね。いつも練習後自主トレを欠かさない。よっしーもそう思わない?」
竜先輩が練習している姿を見ながら、よっしーに尋ねた。
「うん……ねぇ、美希」
「なに?」
「美希って最近滝川先輩のことになると多弁だよね」
「え? そうかな?」
「うん、なんか滝川先輩について語るとき嬉しそうな顔してる。それにエロいの苦手なくせに滝川先輩のエッチなお宝にはガッツリ興味を示してたし」
「うっ……いや、それは……」
「もしかして、滝川先輩のこと……好きなの?」
「……へ?」
よっしーから突然驚きの質問をされ、私は一瞬固まり返答に困る。
竜先輩のことが……好き……? 私が?
……どうなんだろうか。答えが出ない。わかんない。ただ、1つ言えることがある。竜先輩のことは嫌いじゃない。それは間違いない。
練習頑張ってるところをずっと見てきたし、試合で結果を出せない時も腐らずに一生懸命頑張ってて素直にかっこいいって思ったことは何度もある。
頑張りすぎて危なっかしいところもあるけどそれも含めて尊敬できる人ではある、間違いなく。
……でも、好きなの?
そもそも『好き』という気持ちがどんなものなのか、私にはよくわからない。
恥ずかしながら私は17歳にもなって本気で人を好きになったことがない。
男の子から告白されたことは何回かあったけど、好きでもないのに付き合うのも失礼かと思ってOKしたことは一度もない。
付き合った経験はないので恋愛が未だによくわからない。
過去にいろいろあって男の子がちょっと苦手って思ってた時期もあって、そういうことが怖くて逃げてたところもある。
野球部マネージャーの経験で男の子に慣れたつもりでいた私だけど、実際は男の子のことを今でも全然わかってないのかもしれない。
…………
私は考える。私って、竜先輩のこと好きなんだろうか?
野球選手として尊敬はしている。マネージャーとして竜先輩の役に立ちたいって思ってる。よっしーと違って私は頭も良くないしデータ分析とか野球のアドバイスとか何もできないけど、マッサージには自信があるしよっしーとは違う分野で少しでも貢献したいって思ってる。
……でも、男の子として好きなのかどうか、自分でもわからない。
「あの~、美希? もしもーし」
「あ、ごめんよっしー」
深く考え込んでしまい自分の世界に入り込んでボーっとしてしまっていたけどよっしーの呼び掛けでハッと我に返った。
「で、どうなの? 美希は滝川先輩のこと好きなの?」
「……わかんない。ごめん」
「……そっか」
「今は好きかどうかわからないけど、竜先輩って素敵な人だと思うし、これから好きになっていくかもしれない」
「ふーん……ねぇ、じゃあもし今滝川先輩に告白されたら、美希はどうする?」
「えっ?……えっと……竜先輩を傷つけたくないから、付き合わないと思う」
私は生半可な気持ちで男の子とは付き合わないと決めている。
愛し合ってないのに付き合ったってパートナーを傷つけるだけ。だったら最初から告白を断った方がいい。
これは他人から見たら当たり前のことかもしれないけど、私にとっては重大な決心なんだ。
「あれ? 桐生、吉崎。まだ帰ってなかったのか?」
―――!!!!!!
「あ、竜先輩、練習お疲れ様です!」
自主トレを終えた竜先輩がいつの間にか近くに来てて話しかけてきた。
そしたらよっしーが、
「滝川先輩、ちょっといいですか?」
と竜先輩に話しかけた。
「ん? どうした吉崎」
よっしーが竜先輩にそっと耳打ちをする。
すると、竜先輩の顔がみるみる赤くなっていく。
「なっ、な、いや、その……それは……」
竜先輩が顔を真っ赤にして取り乱す。
……?
よっしー、竜先輩に何を言ったんだろ? なんで耳打ち?
私に聞かれたくないってことだろうか? なんか気になる。
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