6 / 49
第2章…俺の推しは不憫
推しが不人気で悲しい
しおりを挟む
武岡柚希はお色気要員。
俺は風呂上がりの柚希と対面し、抱きつかれてでかいおっぱいの感触も堪能できて、直球で『好き』って言われて、文字通りそのまんまお色気要員のインパクトを遺憾なく発揮した。
俺の理性なんか維持できるわけもなく完全に壊れた。
理性が壊れた結果どうなったのか。押し倒して致してしまったのか。
いや、ヘタレ童貞の俺は耐えられなくて失神した。男として情けないの極みだ。
柚希に迷惑かけて申し訳ない気持ちでいっぱいだ。でも彼女と一緒に過ごせた時間は人生最大の至福だった。
―――
その日の夜、夕食中。
俺は食いながらも柚希の笑顔を思い出しては頬が緩んでしまっていた。
「何ニヤニヤしてんのよ柊斗。キモすぎるんだけど」
「……」
苺に罵倒されるが、今の俺は超上機嫌だから聞き流そう。
苺はスマホで動画を観ながらテレビのバラエティ番組を観ていた。
どっちかにしろよ何なんだよ。リモコンも苺の手の中で、チャンネル権も独占してやがる。まあ俺は観たい番組とかねぇし別にいいんだが。
それにここは苺の家。苺が優先権持ってるのは普通だし文句もない。
そういえば、新聞やテレビを見る限り前世の世界とあまり変わらないな。人気アイドルとか人気俳優とか、俺が前世から知ってる人ばかりだ。ここはラブコメの世界なのに不思議だな。
『では、今週の人気商品ランキングを発表します!』
「……くっ……」
「何よ柊斗。ニヤニヤしたり頭抱えたり意味わかんないわね」
「……いや、なんでもない」
テレビの人気ランキングというワードで俺は頭が痛くなった。
俺はランキングという言葉が嫌いだ。前世から嫌いだ。軽くトラウマなんだ。
なぜかというと、それは……
俺の推しが人気最下位だからだ。
柚希、あんなに可愛いのにヒロイン4人の中で一番人気ない……悲しい。
『ツンデレお嬢様と幸せになる話』の人気投票は3回開催された。
ラブコメは基本的にキャラ萌え漫画なので、キャラクター人気投票は読者の愛をぶつけ合ってかなり盛り上がるイベントなんだ。
俺もハガキに書いて投票した。もちろん3回とも柚希に投票した。
ダンボール投票は無効なので1票しか出せないが、俺にとっては自らの命に匹敵する渾身の1票なんだ。
そして人気投票の結果がこちら。
第1回人気投票
1位 小雀苺
2位 龍崎梨乃
3位 木虎桃香
4位 武岡柚希
第2回人気投票
1位 龍崎梨乃
2位 小雀苺
3位 木虎桃香
4位 武岡柚希
第3回人気投票
1位 小雀苺
2位 龍崎梨乃
3位 木虎桃香
4位 武岡柚希
第2回だけ梨乃が1位を獲得し、それ以外は全部同じ。
基本的に人気順でいうと苺>梨乃>桃香>柚希だ。
3回とも柚希が最下位だ。しかもわりとダントツだ。接戦ですらなかった。
第3回なんて柚希だけ票数が1ケタ少なくて、3位の桃香ともダブルスコアの大差をつけられた。
俺は泣いた。結果発表を見るのが怖くて、でもどうしても気になって恐る恐る結果を見て、やっぱり最下位で3回とも泣いた。辛くて悔しくて夜も眠れないこともあった。
というわけで俺は物事に順位をつけるのは嫌いなんだ。何がランキングだクソが。
テレビのランキングで○位! ×位! って言う度にチャンネル変えてくんねぇかなとか思っちまう。まあチャンネル権は苺だからダメだろうが……
ピッ
「あれ?」
苺はチャンネルを変えた。ついさっきまで熱心に観てたから変えるとは思わなくて驚いた。
「ランキングってさ、くだらないわよね」
「え?」
俺が思ってたことと同じようなことを苺が言うとは思わなくて俺はさらに驚いた。
「順位が上の方が偉いってわけ? ホントバカみたいって思うわ。
人それぞれ好きなものは違くて、その人が一番好きなものがいつだって1位なのよ。それを他人が勝手に1位を決めるなんて、なんて愚かなのかしら」
「苺……」
俺が思ってたことを苺が言ってくれた。俺は完全に同意した。
……同意する……けれども。
人気投票1位の苺がそれを言うのかよ。っていう気持ちもある。ちょっとだけイヤミっぽく聞こえる。
まあ、苺は名家のお嬢様で、物心ついた頃からビシバシ英才教育を受けて、周りの人とは差のある生き方をしてきたから格差や順位に関してはいろいろ思うところがあるんだろう。
原作でも苺は胸の大きさコンプレックスを拗らせてて、桃香や柚希のでかい胸と自分の平らな胸を比べて嫉妬するみたいな胸囲の格差社会ネタを散々やってたな。
胸が小さいのを気にする女の子というのは王道の萌え要素だし巨乳派の俺でも理解できないこともないけどさぁ、そういう身体的特徴をネタにするのはあまりよくないんじゃねぇかな。
俺は絶対に大きい方が好きだけど別に大きい方が偉いってわけでもないし、あくまでも好みの話でおっぱいには格差なんてないと思うぞ。
あ、おっぱいといえばこの漫画のヒロイン、バストのカップ数までご丁寧に設定してある。原作のおまけページに記載されてた。作者が設定厨なんだろうな。
苺がAカップ、梨乃がCカップ、桃香がEカップ、柚希がHカップ。
柚希がHカップって知った時は異常に性的興奮したのを今でもよく覚えている。その設定だけでいっぱいシコれた。
あ、ヤバイ、思い出したらムラムラしてきた。
「柊斗、またニヤニヤしてる。マジで気持ち悪すぎるからやめてくんない?」
「……」
苺からさっきよりもガチめの罵倒が来た。言われなくても自覚はしている。誰がどう見てもガチキモで痛々しいオタクだ。
いかんいかん、おっぱいの話になるとなんかいろんな意味で熱くなって自分だけで盛り上がってしまった。話がめっちゃ逸れた。
とにかく推しが不人気で辛かったんだ俺は。
推しが不人気なのはむしろ好都合だろう、という意見の人もいる。同担拒否のオタクもいるしな。自分の好きなものが他人と被るのを嫌がる、みたいな。
それに推しが不人気の方が自分の推しを思う存分独占できるからいいじゃないか、という意見も見たことあるな。
気持ちはわからんでもないけど俺は逆だな。推しの良さを多くの人に知ってもらいたいオタクなんだよ。だから不人気なのは辛いんだよ。
ネットで推しの名前を検索して、
『武岡柚希 不人気』
『武岡柚希 いらない』
みたいなサジェストを見てしまったオタクの気持ちがわかるか。
ネットで検索して推しがバカにされたり叩かれたりするのを見てしまったオタクの気持ちがわかるか。
そんなもん見なきゃいいだけだろ、という話だけど見ないように頑張って避けても視界に入ってしまうオタクの気持ちがわかるか。
自分の推しだけグッズが出なかったり自分の推しだけ明らかに売り上げが少ないのを見たオタクの気持ちがわかるか。
さらにトドメに当て馬で負けヒロインだからな。
負けヒロインは負けるからこそ美しく輝く、みたいな意見も見たことあるが俺はその考えは嫌いだ。
失恋するのを見たくて読んでたわけじゃない。推しが幸せじゃないと気が済まないめんどくさいオタクなんだ。最初から報われないのはわかっててもそれでも推しに幸せになってもらいたくて応援してたんだ。
推しが不人気で不憫だとストレスがいっぱいあるんだ。自らの健康にも関わる深刻な問題なんだ。
この辛さ、なんとかしたい。
俺は風呂上がりの柚希と対面し、抱きつかれてでかいおっぱいの感触も堪能できて、直球で『好き』って言われて、文字通りそのまんまお色気要員のインパクトを遺憾なく発揮した。
俺の理性なんか維持できるわけもなく完全に壊れた。
理性が壊れた結果どうなったのか。押し倒して致してしまったのか。
いや、ヘタレ童貞の俺は耐えられなくて失神した。男として情けないの極みだ。
柚希に迷惑かけて申し訳ない気持ちでいっぱいだ。でも彼女と一緒に過ごせた時間は人生最大の至福だった。
―――
その日の夜、夕食中。
俺は食いながらも柚希の笑顔を思い出しては頬が緩んでしまっていた。
「何ニヤニヤしてんのよ柊斗。キモすぎるんだけど」
「……」
苺に罵倒されるが、今の俺は超上機嫌だから聞き流そう。
苺はスマホで動画を観ながらテレビのバラエティ番組を観ていた。
どっちかにしろよ何なんだよ。リモコンも苺の手の中で、チャンネル権も独占してやがる。まあ俺は観たい番組とかねぇし別にいいんだが。
それにここは苺の家。苺が優先権持ってるのは普通だし文句もない。
そういえば、新聞やテレビを見る限り前世の世界とあまり変わらないな。人気アイドルとか人気俳優とか、俺が前世から知ってる人ばかりだ。ここはラブコメの世界なのに不思議だな。
『では、今週の人気商品ランキングを発表します!』
「……くっ……」
「何よ柊斗。ニヤニヤしたり頭抱えたり意味わかんないわね」
「……いや、なんでもない」
テレビの人気ランキングというワードで俺は頭が痛くなった。
俺はランキングという言葉が嫌いだ。前世から嫌いだ。軽くトラウマなんだ。
なぜかというと、それは……
俺の推しが人気最下位だからだ。
柚希、あんなに可愛いのにヒロイン4人の中で一番人気ない……悲しい。
『ツンデレお嬢様と幸せになる話』の人気投票は3回開催された。
ラブコメは基本的にキャラ萌え漫画なので、キャラクター人気投票は読者の愛をぶつけ合ってかなり盛り上がるイベントなんだ。
俺もハガキに書いて投票した。もちろん3回とも柚希に投票した。
ダンボール投票は無効なので1票しか出せないが、俺にとっては自らの命に匹敵する渾身の1票なんだ。
そして人気投票の結果がこちら。
第1回人気投票
1位 小雀苺
2位 龍崎梨乃
3位 木虎桃香
4位 武岡柚希
第2回人気投票
1位 龍崎梨乃
2位 小雀苺
3位 木虎桃香
4位 武岡柚希
第3回人気投票
1位 小雀苺
2位 龍崎梨乃
3位 木虎桃香
4位 武岡柚希
第2回だけ梨乃が1位を獲得し、それ以外は全部同じ。
基本的に人気順でいうと苺>梨乃>桃香>柚希だ。
3回とも柚希が最下位だ。しかもわりとダントツだ。接戦ですらなかった。
第3回なんて柚希だけ票数が1ケタ少なくて、3位の桃香ともダブルスコアの大差をつけられた。
俺は泣いた。結果発表を見るのが怖くて、でもどうしても気になって恐る恐る結果を見て、やっぱり最下位で3回とも泣いた。辛くて悔しくて夜も眠れないこともあった。
というわけで俺は物事に順位をつけるのは嫌いなんだ。何がランキングだクソが。
テレビのランキングで○位! ×位! って言う度にチャンネル変えてくんねぇかなとか思っちまう。まあチャンネル権は苺だからダメだろうが……
ピッ
「あれ?」
苺はチャンネルを変えた。ついさっきまで熱心に観てたから変えるとは思わなくて驚いた。
「ランキングってさ、くだらないわよね」
「え?」
俺が思ってたことと同じようなことを苺が言うとは思わなくて俺はさらに驚いた。
「順位が上の方が偉いってわけ? ホントバカみたいって思うわ。
人それぞれ好きなものは違くて、その人が一番好きなものがいつだって1位なのよ。それを他人が勝手に1位を決めるなんて、なんて愚かなのかしら」
「苺……」
俺が思ってたことを苺が言ってくれた。俺は完全に同意した。
……同意する……けれども。
人気投票1位の苺がそれを言うのかよ。っていう気持ちもある。ちょっとだけイヤミっぽく聞こえる。
まあ、苺は名家のお嬢様で、物心ついた頃からビシバシ英才教育を受けて、周りの人とは差のある生き方をしてきたから格差や順位に関してはいろいろ思うところがあるんだろう。
原作でも苺は胸の大きさコンプレックスを拗らせてて、桃香や柚希のでかい胸と自分の平らな胸を比べて嫉妬するみたいな胸囲の格差社会ネタを散々やってたな。
胸が小さいのを気にする女の子というのは王道の萌え要素だし巨乳派の俺でも理解できないこともないけどさぁ、そういう身体的特徴をネタにするのはあまりよくないんじゃねぇかな。
俺は絶対に大きい方が好きだけど別に大きい方が偉いってわけでもないし、あくまでも好みの話でおっぱいには格差なんてないと思うぞ。
あ、おっぱいといえばこの漫画のヒロイン、バストのカップ数までご丁寧に設定してある。原作のおまけページに記載されてた。作者が設定厨なんだろうな。
苺がAカップ、梨乃がCカップ、桃香がEカップ、柚希がHカップ。
柚希がHカップって知った時は異常に性的興奮したのを今でもよく覚えている。その設定だけでいっぱいシコれた。
あ、ヤバイ、思い出したらムラムラしてきた。
「柊斗、またニヤニヤしてる。マジで気持ち悪すぎるからやめてくんない?」
「……」
苺からさっきよりもガチめの罵倒が来た。言われなくても自覚はしている。誰がどう見てもガチキモで痛々しいオタクだ。
いかんいかん、おっぱいの話になるとなんかいろんな意味で熱くなって自分だけで盛り上がってしまった。話がめっちゃ逸れた。
とにかく推しが不人気で辛かったんだ俺は。
推しが不人気なのはむしろ好都合だろう、という意見の人もいる。同担拒否のオタクもいるしな。自分の好きなものが他人と被るのを嫌がる、みたいな。
それに推しが不人気の方が自分の推しを思う存分独占できるからいいじゃないか、という意見も見たことあるな。
気持ちはわからんでもないけど俺は逆だな。推しの良さを多くの人に知ってもらいたいオタクなんだよ。だから不人気なのは辛いんだよ。
ネットで推しの名前を検索して、
『武岡柚希 不人気』
『武岡柚希 いらない』
みたいなサジェストを見てしまったオタクの気持ちがわかるか。
ネットで検索して推しがバカにされたり叩かれたりするのを見てしまったオタクの気持ちがわかるか。
そんなもん見なきゃいいだけだろ、という話だけど見ないように頑張って避けても視界に入ってしまうオタクの気持ちがわかるか。
自分の推しだけグッズが出なかったり自分の推しだけ明らかに売り上げが少ないのを見たオタクの気持ちがわかるか。
さらにトドメに当て馬で負けヒロインだからな。
負けヒロインは負けるからこそ美しく輝く、みたいな意見も見たことあるが俺はその考えは嫌いだ。
失恋するのを見たくて読んでたわけじゃない。推しが幸せじゃないと気が済まないめんどくさいオタクなんだ。最初から報われないのはわかっててもそれでも推しに幸せになってもらいたくて応援してたんだ。
推しが不人気で不憫だとストレスがいっぱいあるんだ。自らの健康にも関わる深刻な問題なんだ。
この辛さ、なんとかしたい。
1
あなたにおすすめの小説
距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる
歩く魚
恋愛
かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。
だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。
それは気にしてない。俺は深入りする気はない。
人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。
だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。
――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。
俺が宝くじで10億円当選してから、幼馴染の様子がおかしい
沢尻夏芽
恋愛
自他共に認める陰キャ・真城健康(まき・けんこう)は、高校入学前に宝くじで10億円を当てた。
それを知る、陽キャ幼馴染の白駒綾菜(しらこま・あやな)はどうも最近……。
『様子がおかしい』
※誤字脱字、設定上のミス等があれば、ぜひ教えてください。
現時点で1話に繋がる話は全て書き切っています。
他サイトでも掲載中。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
姉と妹に血が繋がっていないことを知られてはいけない
マーラッシュ
恋愛
俺は知ってしまった。
まさか今更こんな真実を知ってしまうとは。
その日は何故かリビングのテーブルの上に戸籍謄本が置いてあり、何気なく目を通して見ると⋯⋯。
養子縁組の文字が目に入った。
そして養子氏名の欄を見てみると【天城リウト】俺の名前がある。
う、嘘だろ。俺が養子⋯⋯だと⋯⋯。
そうなると姉の琴音ことコト姉と妹の柚葉ことユズとは血が繋がっていないことになる。
今までは俺と姉弟、兄妹の関係だったからベタベタしてきても一線を越えることはなかったが、もしこのことがコト姉とユズに知られてしまったら2人の俺に対する愛情が暴走するかもしれない。もしコト姉やユズみたいな美少女に迫られたら⋯⋯俺の理性が崩壊する。
親父から日頃姉妹に手を出したらわかっているよな? と殺意を持って言われていたがまさかこういうことだったのか!
この物語は主人公のリウトが姉妹に血が繋がっていないことがバレると身が持たないと悟り、何とか秘密にしようと奔走するラブコメ物語です。
罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語
ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。
だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。
それで終わるはずだった――なのに。
ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。
さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。
そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。
由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。
一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。
そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。
罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。
ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。
そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。
これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。
小さい頃「お嫁さんになる!」と妹系の幼馴染みに言われて、彼女は今もその気でいる!
竜ヶ崎彰
恋愛
「いい加減大人の階段上ってくれ!!」
俺、天道涼太には1つ年下の可愛い幼馴染みがいる。
彼女の名前は下野ルカ。
幼少の頃から俺にベッタリでかつては将来"俺のお嫁さんになる!"なんて事も言っていた。
俺ももう高校生になったと同時にルカは中学3年生。
だけど、ルカはまだ俺のお嫁さんになる!と言っている!
堅物真面目少年と妹系ゆるふわ天然少女による拗らせ系ラブコメ開幕!!
バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件
沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」
高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。
そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。
見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。
意外な共通点から意気投合する二人。
だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは――
> 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」
一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。
……翌日、学校で再会するまでは。
実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!?
オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる