177 / 187
[2]の後日談
変われない事もある
しおりを挟む
俺達はとうとう最初のメインイベントの場所に辿り着く。
俺「ああ、やっとラクスだぁ!疲れたぁ!」
こういうのは駄目と分かってる。分かってはいるけど言わずにはいられない。ここに来るまで大変な思いをしたが、やっと目的地に着いた。開口一番が"疲れた"でも可笑しく無い筈だ。不意に真横を見るとアイリスの姿が無い。
俺「あれ?アイリス?」
アイリス「シリウス!見て見て!」
前方で何やら騒いでいるアイリスを発見する。
アイリス「マンガとかでしか見た事の無い、絵に描いたような荒くれ者達よ!ほら!あっちにも!こっちにも!」
どういうはしゃぎ方だ?
俺「止めなさい。人をそんな簡単に指差しちゃ駄目でしょ。」
アイリス「むぅ。だって見るの初めてだったから。」
俺「こういう連中は何かある毎に喧嘩を売るの!自分から関わるなんて怪我の元だよ?」
アイリス「は~い。」
ちゃんと分かってんのかな?
荒くれ者1「おい。姉ちゃん。俺達に興味があるなら手取り足取りでじっくり教えてやるぞ。男は邪魔だから失せな。」
俺「ほらな、絡まれた。」
アイリス「確かに。」
荒くれ者1「ふざけんじゃねぇよ!」
体格差はあるが身体を強化しつつ迎え撃てば良いな。俺は掴もうと伸ばされた右腕を払いながらその手首を掴む。続けて脚を掛け、合気道の如く相手の勢いをそのままにひっくり返す。
荒くれ者1「プギャ!」
頭から落ちた為か一発で気絶する。
荒くれ者2「野郎!やりやがったな!」
チンピラは皆んな同じ事を言うみたいだ。それに最初に向かって来たのはこいつ、あ!最初に物見遊山で騒いだのはアイリスが先だ!今は事実について気にしてはいられない。
現在の状況に集中しよう。左ボディブローのモーションで2が近付いて来る。俺はその脚の甲を思いっ切り踏み付けた。
荒くれ者2「ぐわ!・・ぐはっ!」
俺はすかさず鳩尾にボディブローを入れる。
荒くれ者3「くっそぉ!」
挟む様に反対から3が迫る。俺はくの字に曲がった2の襟を掴み、タイミングを見て3へと突っ込ませる。
荒くれ者2「げは!」
荒くれ者3「ぐぶ!」
2はそのまま1同様に頭から倒れ気絶する。3はその2と地面に挟まれ気絶する。
アイリス「はっ!」
荒くれ者4「ぐほぉ!」
アイリスは手の平に小さい竜巻を作り、鳩尾に掌底の様に腹に打ち込む。
そして膝を突き、頭が下がった所で同じく風を纏わせた回し蹴りを顔面に命中させる。
荒くれ者4「ぐぁ!・・・・うっ。」
アイリスも何とかなったみたいだ。しかし、相手があれだから仕方ないけど容赦無いな。
アイリス「・・・・何?」
俺「いや、何でも無い。」
ラクスは常に何かしらの大会が開かれている。なので毎日がお祭りの様な状態だ。最近は治安の悪さも目立っていると聞いた事がある。まぁ、近付かなければ問題は無いだろう。多分。
気を取り直し、闘技場のエントランスに入る。そして今日、開かれている大会を確かめる。
アイリス「う~ん。ダッグマッチみたいなのは開催して無いな。」
俺「なぁ、マジで俺も出るの?」
アイリス「だって折角ここまで来たんだから。」
俺「いやいや、緊張して何も出来ないよ。」
アイリス「一応、普段やってる大会は、午前の部と午後の部で分かれてるみたいね。午前は予選で午後は本戦って感じみたい。」
何故か話が進んでる。
俺「ん?予選やったその日に本戦やるの?」
アイリス「午前の予選は次の日が本戦で、午後の本戦は前日の予選の続きって事。」
そんな早いサイクルで良く身体が持つな。とりあえず今日は午前の予選には間に合わないし、午後は昨日の本戦だ。今日はする事が無い。目を離した隙にいなくなったアイリスが、何処からか戻って来る。
アイリス「受け付けは終わったから、今日は街を見て周ろ?」
俺「え?受け付け?」
アイリス「明日の予選。」
俺「ああ、予選・・・。」
アイリス「大丈夫よ。貴方の分もしておいたから。」
俺「あ、そう。・・・・・はぁ?俺も出るの?」
アイリス「そう言ったでしょ?」
ば、馬鹿な・・・・。出ないって言ったのに。
俺「い、いや、お、俺・・・。」
アイリス「ほら!もう済んだ事は気にしないの!行くよ!」
俺「な、ちょっとぉ?」
結局キャンセルも出来ず、街の散策へ出る事になった。ヤバい今から心臓がバクバクしてる。あ、頭が真っ白になる。
アイリス「ねぇ!ちょっと!聞いてる?」
俺「え?な、何?」
アイリス「もう緊張してるの?あそこに屋台があるから何か食べよう?」
アイリスに手を引かれるまま進む。
アイリス「屋台なんて子供の頃以来ね。」
俺「来た事あるの?」
アイリス「え?子供って『地球』にいた時の話。この『世界』に来てから祭りは見れても屋台なんか行けないよ。そっちは?」
俺「え?俺は・・・あれ?俺、祭りに行った記憶が無いぞ?」
アイリス「え?」
俺「あ!そうだ!"職業選定"の時だ。あの祭り時は行ったけど、屋台は流石にな。金無かったし、買い食いなんてな。それにその後は直ぐ傭兵になって、そこからは死なない為の努力をしてたから祭り所じゃなかったな。」
アイリス「ごめん。」
俺「別にアイリスは悪く無いだろ?」
アイリス「じゃあ、今日は楽しもう!さぁ!早く!」
アイリスと街を歩く。路上の見世物を見つつ屋台を見る。互いに買った串焼きを持ちながら見物を続ける。
アイリス「戴き!」
俺の不意を突いて、持っていた串にアイリスが噛み付いた。
俺「あ、おい!自分のがあるだろ?」
アイリス「味が違うでしょ?」
俺「いや、確かに違うけど。」
普通1口頂戴とか言うだろ?いきなり噛み付くかね。
アイリス「フッ、食べられる時に食べないと駄目よ。」
俺「それは大家族の理論だろ?」
アイリス「私が『地球』にいた時の話だけど。前話たでしょ?2つ下の妹がいて、その妹には幼馴染の男の子が2人いたの。1人はやんちゃな子で外を走り回る方が好きで、もう1人は内気な子で本を読む方が好きって感じの子。内気な方の子とは話をしたりとかしたかな?」
それはもうアイリスも幼馴染の部類に入るのでは?
アイリス「おやつの時は4人で分けたりしたよ。ある意味、大家族みたいに我先にって感じだったな。そっちは?」
ここで俺の話?俺かぁ。
俺「小学校や勿論、幼年期とかもあったけど幼馴染って言える程の友達とかいなかったかな?」
アイリス「えぇ~。・・・初恋は?」
俺「ん?まぁ、あったよ。一目惚れだけど。」
アイリス「え?・・・・告白は?」
俺「してない。」
アイリス「何でよ?」
俺「この話、楽しいか?」
アイリス「興味はある。」
俺「はぁ、ただ相手が高嶺の花に見えて遠慮したんだよ。」
アイリス「根性無いわね。ヘタレは駄目よ。」
俺「悪かったね。まぁ、今の俺なら言えそうだけどな。」
アイリス「何か言った?」
俺「いや、何でも無いよ。」
俺達は一通り街を見て宿へと向かう。明日はメインイベントの闘技大会だ。ヤベっ!さっきまで忘れて落ち着いてたのに、急に心臓が早鐘を打ってる。夜寝られるかな?
俺「ああ、やっとラクスだぁ!疲れたぁ!」
こういうのは駄目と分かってる。分かってはいるけど言わずにはいられない。ここに来るまで大変な思いをしたが、やっと目的地に着いた。開口一番が"疲れた"でも可笑しく無い筈だ。不意に真横を見るとアイリスの姿が無い。
俺「あれ?アイリス?」
アイリス「シリウス!見て見て!」
前方で何やら騒いでいるアイリスを発見する。
アイリス「マンガとかでしか見た事の無い、絵に描いたような荒くれ者達よ!ほら!あっちにも!こっちにも!」
どういうはしゃぎ方だ?
俺「止めなさい。人をそんな簡単に指差しちゃ駄目でしょ。」
アイリス「むぅ。だって見るの初めてだったから。」
俺「こういう連中は何かある毎に喧嘩を売るの!自分から関わるなんて怪我の元だよ?」
アイリス「は~い。」
ちゃんと分かってんのかな?
荒くれ者1「おい。姉ちゃん。俺達に興味があるなら手取り足取りでじっくり教えてやるぞ。男は邪魔だから失せな。」
俺「ほらな、絡まれた。」
アイリス「確かに。」
荒くれ者1「ふざけんじゃねぇよ!」
体格差はあるが身体を強化しつつ迎え撃てば良いな。俺は掴もうと伸ばされた右腕を払いながらその手首を掴む。続けて脚を掛け、合気道の如く相手の勢いをそのままにひっくり返す。
荒くれ者1「プギャ!」
頭から落ちた為か一発で気絶する。
荒くれ者2「野郎!やりやがったな!」
チンピラは皆んな同じ事を言うみたいだ。それに最初に向かって来たのはこいつ、あ!最初に物見遊山で騒いだのはアイリスが先だ!今は事実について気にしてはいられない。
現在の状況に集中しよう。左ボディブローのモーションで2が近付いて来る。俺はその脚の甲を思いっ切り踏み付けた。
荒くれ者2「ぐわ!・・ぐはっ!」
俺はすかさず鳩尾にボディブローを入れる。
荒くれ者3「くっそぉ!」
挟む様に反対から3が迫る。俺はくの字に曲がった2の襟を掴み、タイミングを見て3へと突っ込ませる。
荒くれ者2「げは!」
荒くれ者3「ぐぶ!」
2はそのまま1同様に頭から倒れ気絶する。3はその2と地面に挟まれ気絶する。
アイリス「はっ!」
荒くれ者4「ぐほぉ!」
アイリスは手の平に小さい竜巻を作り、鳩尾に掌底の様に腹に打ち込む。
そして膝を突き、頭が下がった所で同じく風を纏わせた回し蹴りを顔面に命中させる。
荒くれ者4「ぐぁ!・・・・うっ。」
アイリスも何とかなったみたいだ。しかし、相手があれだから仕方ないけど容赦無いな。
アイリス「・・・・何?」
俺「いや、何でも無い。」
ラクスは常に何かしらの大会が開かれている。なので毎日がお祭りの様な状態だ。最近は治安の悪さも目立っていると聞いた事がある。まぁ、近付かなければ問題は無いだろう。多分。
気を取り直し、闘技場のエントランスに入る。そして今日、開かれている大会を確かめる。
アイリス「う~ん。ダッグマッチみたいなのは開催して無いな。」
俺「なぁ、マジで俺も出るの?」
アイリス「だって折角ここまで来たんだから。」
俺「いやいや、緊張して何も出来ないよ。」
アイリス「一応、普段やってる大会は、午前の部と午後の部で分かれてるみたいね。午前は予選で午後は本戦って感じみたい。」
何故か話が進んでる。
俺「ん?予選やったその日に本戦やるの?」
アイリス「午前の予選は次の日が本戦で、午後の本戦は前日の予選の続きって事。」
そんな早いサイクルで良く身体が持つな。とりあえず今日は午前の予選には間に合わないし、午後は昨日の本戦だ。今日はする事が無い。目を離した隙にいなくなったアイリスが、何処からか戻って来る。
アイリス「受け付けは終わったから、今日は街を見て周ろ?」
俺「え?受け付け?」
アイリス「明日の予選。」
俺「ああ、予選・・・。」
アイリス「大丈夫よ。貴方の分もしておいたから。」
俺「あ、そう。・・・・・はぁ?俺も出るの?」
アイリス「そう言ったでしょ?」
ば、馬鹿な・・・・。出ないって言ったのに。
俺「い、いや、お、俺・・・。」
アイリス「ほら!もう済んだ事は気にしないの!行くよ!」
俺「な、ちょっとぉ?」
結局キャンセルも出来ず、街の散策へ出る事になった。ヤバい今から心臓がバクバクしてる。あ、頭が真っ白になる。
アイリス「ねぇ!ちょっと!聞いてる?」
俺「え?な、何?」
アイリス「もう緊張してるの?あそこに屋台があるから何か食べよう?」
アイリスに手を引かれるまま進む。
アイリス「屋台なんて子供の頃以来ね。」
俺「来た事あるの?」
アイリス「え?子供って『地球』にいた時の話。この『世界』に来てから祭りは見れても屋台なんか行けないよ。そっちは?」
俺「え?俺は・・・あれ?俺、祭りに行った記憶が無いぞ?」
アイリス「え?」
俺「あ!そうだ!"職業選定"の時だ。あの祭り時は行ったけど、屋台は流石にな。金無かったし、買い食いなんてな。それにその後は直ぐ傭兵になって、そこからは死なない為の努力をしてたから祭り所じゃなかったな。」
アイリス「ごめん。」
俺「別にアイリスは悪く無いだろ?」
アイリス「じゃあ、今日は楽しもう!さぁ!早く!」
アイリスと街を歩く。路上の見世物を見つつ屋台を見る。互いに買った串焼きを持ちながら見物を続ける。
アイリス「戴き!」
俺の不意を突いて、持っていた串にアイリスが噛み付いた。
俺「あ、おい!自分のがあるだろ?」
アイリス「味が違うでしょ?」
俺「いや、確かに違うけど。」
普通1口頂戴とか言うだろ?いきなり噛み付くかね。
アイリス「フッ、食べられる時に食べないと駄目よ。」
俺「それは大家族の理論だろ?」
アイリス「私が『地球』にいた時の話だけど。前話たでしょ?2つ下の妹がいて、その妹には幼馴染の男の子が2人いたの。1人はやんちゃな子で外を走り回る方が好きで、もう1人は内気な子で本を読む方が好きって感じの子。内気な方の子とは話をしたりとかしたかな?」
それはもうアイリスも幼馴染の部類に入るのでは?
アイリス「おやつの時は4人で分けたりしたよ。ある意味、大家族みたいに我先にって感じだったな。そっちは?」
ここで俺の話?俺かぁ。
俺「小学校や勿論、幼年期とかもあったけど幼馴染って言える程の友達とかいなかったかな?」
アイリス「えぇ~。・・・初恋は?」
俺「ん?まぁ、あったよ。一目惚れだけど。」
アイリス「え?・・・・告白は?」
俺「してない。」
アイリス「何でよ?」
俺「この話、楽しいか?」
アイリス「興味はある。」
俺「はぁ、ただ相手が高嶺の花に見えて遠慮したんだよ。」
アイリス「根性無いわね。ヘタレは駄目よ。」
俺「悪かったね。まぁ、今の俺なら言えそうだけどな。」
アイリス「何か言った?」
俺「いや、何でも無いよ。」
俺達は一通り街を見て宿へと向かう。明日はメインイベントの闘技大会だ。ヤベっ!さっきまで忘れて落ち着いてたのに、急に心臓が早鐘を打ってる。夜寝られるかな?
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
スコップ1つで異世界征服
葦元狐雪
ファンタジー
超健康生活を送っているニートの戸賀勇希の元へ、ある日突然赤い手紙が届く。
その中には、誰も知らないゲームが記録されている謎のUSBメモリ。
怪しいと思いながらも、戸賀勇希は夢中でそのゲームをクリアするが、何者かの手によってPCの中に引き込まれてしまい......
※グロテスクにチェックを入れるのを忘れていました。申し訳ありません。
※クズな主人公が試行錯誤しながら現状を打開していく成長もののストーリーです。
※ヒロインが死ぬ? 大丈夫、死にません。
※矛盾点などがないよう配慮しているつもりですが、もしありましたら申し訳ございません。すぐに修正いたします。

王女殿下の死神
三笠 陣
ファンタジー
アウルガシア大陸の大国、ロンダリア連合王国。
産業革命を成し遂げ、海洋発展の道を進もうとするこの王国には、一人の王女がいた。
エルフリード・ティリエル・ラ・ベイリオル、御年十六歳の少女は陸軍騎兵中尉として陸軍大学校に籍を置く「可憐」とはほど遠い、少年のような王族。
そんな彼女の隣には、いつも一人の少年の影があった。
リュシアン・エスタークス。
魔導貴族エスタークス伯爵家を継いだ魔術師にして、エルフリード王女と同い年の婚約者。
そんな彼に付けられた二つ名は「黒の死神」。
そんな王女の側に控える死神はある日、王都を揺るがす陰謀に遭遇する。
友好国の宰相が来訪している最中を狙って、王政打倒を唱える共和主義者たちが動き出したのである。
そして、その背後には海洋覇権を巡って対立するヴェナリア共和国の影があった。
魔術師と諜報官と反逆者が渦巻く王都で、リュシアンとエルフリードは駆ける。
(本作は、「小説家になろう」様にて掲載した同名の小説を加筆修正したものとなります。)
無法の街-アストルムクロニカ-(挿し絵有り)
くまのこ
ファンタジー
かつて高度な魔法文明を誇り、その力で世界全てを手中に収めようとした「アルカナム魔導帝国」。
だが、ある時、一夜にして帝都は壊滅し、支配者を失った帝国の栄華は突然の終焉を迎えた。
瓦礫の山と化した帝都跡は長らく忌み地の如く放置されていた。
しかし、近年になって、帝都跡から発掘される、現代では再現不可能と言われる高度な魔法技術を用いた「魔導絡繰り」が、高値で取引されるようになっている。
物によっては黄金よりも価値があると言われる「魔導絡繰り」を求める者たちが、帝都跡周辺に集まり、やがて、そこには「街」が生まれた。
どの国の支配も受けない「街」は自由ではあったが、人々を守る「法」もまた存在しない「無法の街」でもあった。
そんな「無法の街」に降り立った一人の世間知らずな少年は、当然の如く有り金を毟られ空腹を抱えていた。
そこに現れた不思議な男女の助けを得て、彼は「無法の街」で生き抜く力を磨いていく。
※「アストルムクロニカ-箱庭幻想譚-」の数世代後の時代を舞台にしています※
※サブタイトルに「◆」が付いているものは、主人公以外のキャラクター視点のエピソードです※
※この物語の舞台になっている惑星は、重力や大気の組成、気候条件、太陽にあたる恒星の周囲を公転しているとか月にあたる衛星があるなど、諸々が地球とほぼ同じと考えていただいて問題ありません。また、人間以外に生息している動植物なども、特に記載がない限り、地球上にいるものと同じだと思ってください※
※固有名詞や人名などは、現代日本でも分かりやすいように翻訳したものもありますので御了承ください※
※詳細なバトル描写などが出てくる可能性がある為、保険としてR-15設定しました※
※あくまで御伽話です※
※この作品は「ノベルアッププラス」様、「カクヨム」様、「小説家になろう」様でも掲載しています※
[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~
k33
ファンタジー
初めての小説です..!
ある日 主人公 マサヤがトラックに引かれ幼女で異世界転生するのだが その先には 転生者は嫌われていると知る そして別の転生者と出会い この世界はゲームの世界と知る そして、そこから 魔法専門学校に入り Aまで目指すが 果たして上がれるのか!? そして 魔王城には立ち寄った者は一人もいないと別の転生者は言うが 果たして マサヤは 魔王城に入り 魔王を倒し無事に日本に帰れるのか!?
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
サディストの私がM男を多頭飼いした時のお話
トシコ
ファンタジー
素人の女王様である私がマゾの男性を飼うのはリスクもありますが、生活に余裕の出来た私には癒しの空間でした。結婚しないで管理職になった女性は周りから見る目も厳しく、私は自分だけの城を作りまあした。そこで私とM男の週末の生活を祖紹介します。半分はノンフィクション、そして半分はフィクションです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる