170 / 187
[2]の後日談
衛生兵
しおりを挟む
アイリスが興味津々な為、メレスに到着すると直ぐ聞き込みを開始した。その間に必要な物も集める。
杭に関しては木の棒を手に入れ自分で削り、十字架はそれらしいのを市場で買った。役に立つかは分からないが教会で聖水も貰った。後はニンニクだけだが、流石に異世界では見つから無かった。
俺「ニンニクが無いのは不安だなぁ。」
アイリス「何でよ!」
仕方ないのでニンニクはスマホの通販アプリを使って注文しよう。
聞き込みの結果、事件は夜に発生しているという事も分かり夜まで待つ事にした。太陽に弱い吸血鬼ならありがちな話だが、そもそも犯人が吸血鬼なのかも分からない。断定は出来ないがとにかく準備はしっかりやろう。
陽が落ち、誰に頼まれた訳でも無い見回りをアイリスとする事になった。
アイリス「ねぇ。」
俺「ん?」
アイリス「臭いんだけど。」
追加料金は痛いが急いで届けて貰ったニンニクを、紐で繋げネックレスの様にして首から下げた。確かに若干臭い。しかし背に腹は代えられ無い。
俺「しょうがないだろ。まぁ、相手が吸血鬼かも分からないから、必要ない可能性だってあるけどさ。」
アイリス「相手が吸血鬼でも効くか分からないけどね。・・・・もう少し離れてよ。」
俺「離れて各個撃破されたらどうする?」
アイリス「う~、でもやっぱ無理!」
アイリスと話していると何かの物音がする。
アイリス「シリウス!」
俺「何かいるな。」
俺達は互いに警戒体制を取る。次の瞬間、先程から潜んでいた"何か"が意を決した様に飛び出す。距離が縮まるにつれ、何か光っているのが見えた。剣だ。見た目からエストックって剣だと思う。俺は奇襲を仕掛けて来た敵に対し、敢えて一歩前に出た。素早く懐に入り左腕で、エストックを持つ腕を跳ね上げる。だが、敵は更に加速し俺とアイリスの間に入る。しまった!と思った瞬間だった。
男の声「お嬢さん!危険だから退がってな!やい!変態野郎!貴様が最近、噂の吸血鬼って奴か!」
アイリス「え?」
今の話だと完全に勘違いしている。それにこいつも俺達の探している奴じゃない。ただ、いきなり出て来て変態呼ばわりとは酷い。
俺「おい!勘違い野郎!俺がそんな怪しい奴に見えるのか?」
男「じゃあ、その首から下げてる物は何だ?怪しげな儀式に使う為の物だろう?」
ニンニクを指して言う。知らない奴からすれば怪しく見えても可笑しくは無い。だがそこまで言われる筋合いも無い。
俺「あのな・・。」
男「近付くな!」
アイリス「あ、あの・・・。」
男「おっと、お嬢さん。安心してくれ。あんたは俺が命に替えても護る。」
アイリス「え、えぇぇ~?」
男が笑顔を向けてウインクする。しかしアイリスは苦手みたいで引いている。
さてここからどうするか、ぶっ飛ばして大人しくさせるかな。それにしてもこいつの顔、見覚えがある。誰だっけ?
俺「あ!思い出した!お前、衛生兵!」
男「はぁ?何の事・・。」
アイリス「あ!本当だ!何でこんな所にいるの?」
男「え?君のみたいな美人一度見たら忘れない筈だけど、何処かで会ったかな?」
アイリス「いや、貴方のあだ名と顔を知ってただけよ。直接会うのは今日が初めて。」
男「そう?と言うか衛生兵って何だ!そんな風に呼ばれた事は一度も無いぞ!」
それはそうだ。そう呼んでいたのは『地球』のプレイヤーだ。こいつはガルバ・クラヴィス。貧乏男爵家の長男だ。貴族の長男が出歩いて良いのかって話だけど、貧乏な為に出稼ぎって理由で外を出歩いてるらしい。
ただ今はそこより気になる事がある。こいつを仲間にするイベントの発生場所はここじゃない。何故この都市にいる?
アイリス「それで?何でこの街にいるの?」
ガルバ「お嬢さん!俺に興味を持ってくれるのかい?そうだね、どうしてもと言うなら答えようかな?」
ガルバが再びウインクするとアイリスは距離を取りつつ素早く俺の後ろに隠れる。
ガルバ「ぬぁ!・・・・お、お嬢さん。その男は知り合いですか?」
アイリス「え?わ、私の婚約者。」
ガルバ「ぐぁ!・・そんな冴えない男が?」
アイリス「ちょっと!冴えないって!こう見えて2回もこの国を救ってるのよ!」
俺「こう見えて?」
アイリス「あ、ごめん。」
俺「で?何でここにいるんだよ。」
ガルバ「お前に教える義理は無い。が、どうしてもと言うなら教えてやろう。」
俺「あ、やっぱり良いや。」
ガルバ「はぁ?何故だ!」
俺「何かお前に借りを作るみたいで気に喰わない。」
ガルバ「へ?」
俺「今日はもう何も起きないだろ?帰るぞ。」
アイリス「え?う、うん。」
ガルバ「ちょっと待て!本当に良いのか!聞かなくて!」
俺「うん。そもそもお前にそこまで興味無いし。」
ガルバ「ぐは!」
アイリス「シリウスってちょこちょこ言葉で人の心、刺すよね。」
俺「そうか?これでも身内には気を使ってるぞ。じゃ、行こう。」
アイリス「うん。」
ガルバ「ま、待て!聞け!・・・いや、聞いてください。」
俺「歌手か。」
聞けば出稼ぎで色々と依頼を受けていた時に今回の件を知ったらしい。相手も状況も分からず、解決の糸口も掴めていない。その所為か中々の報酬になっていた。一発で大金を稼ぐには丁度良いと、ここまで出向いて来たってのがこいつがこの街にいる理由だ。
俺「お前も案外大変なんだな。」
ガルバ「フンッ。そうさ。」
俺「じゃ。」
話を聞き終えアイリスを連れて帰る。
ガルバ「待てぇい!何か他に言う事は無いのか!」
俺「無い。」
ガルバはその場で盛大に落ち込んで見せる。何とも大袈裟な。
アイリス「ねぇ。一層、協力して貰ったら?」
ガルバ「は!任せろ!お嬢さんは俺が護ってやる!遠慮なく調べてこい!」
俺「いや、お前が足使って調べてこいや!本当にこんな奴、使うのか?」
アイリス「でも戦闘では役に立ってたでしょ?」
俺「う~ん。まぁ、な。」
この後、結局はこのガルバと行動を共にする事になった。これ以上の面倒事が起きる前にこの事件をさっさと終わらせよう。そう、心に誓う。
杭に関しては木の棒を手に入れ自分で削り、十字架はそれらしいのを市場で買った。役に立つかは分からないが教会で聖水も貰った。後はニンニクだけだが、流石に異世界では見つから無かった。
俺「ニンニクが無いのは不安だなぁ。」
アイリス「何でよ!」
仕方ないのでニンニクはスマホの通販アプリを使って注文しよう。
聞き込みの結果、事件は夜に発生しているという事も分かり夜まで待つ事にした。太陽に弱い吸血鬼ならありがちな話だが、そもそも犯人が吸血鬼なのかも分からない。断定は出来ないがとにかく準備はしっかりやろう。
陽が落ち、誰に頼まれた訳でも無い見回りをアイリスとする事になった。
アイリス「ねぇ。」
俺「ん?」
アイリス「臭いんだけど。」
追加料金は痛いが急いで届けて貰ったニンニクを、紐で繋げネックレスの様にして首から下げた。確かに若干臭い。しかし背に腹は代えられ無い。
俺「しょうがないだろ。まぁ、相手が吸血鬼かも分からないから、必要ない可能性だってあるけどさ。」
アイリス「相手が吸血鬼でも効くか分からないけどね。・・・・もう少し離れてよ。」
俺「離れて各個撃破されたらどうする?」
アイリス「う~、でもやっぱ無理!」
アイリスと話していると何かの物音がする。
アイリス「シリウス!」
俺「何かいるな。」
俺達は互いに警戒体制を取る。次の瞬間、先程から潜んでいた"何か"が意を決した様に飛び出す。距離が縮まるにつれ、何か光っているのが見えた。剣だ。見た目からエストックって剣だと思う。俺は奇襲を仕掛けて来た敵に対し、敢えて一歩前に出た。素早く懐に入り左腕で、エストックを持つ腕を跳ね上げる。だが、敵は更に加速し俺とアイリスの間に入る。しまった!と思った瞬間だった。
男の声「お嬢さん!危険だから退がってな!やい!変態野郎!貴様が最近、噂の吸血鬼って奴か!」
アイリス「え?」
今の話だと完全に勘違いしている。それにこいつも俺達の探している奴じゃない。ただ、いきなり出て来て変態呼ばわりとは酷い。
俺「おい!勘違い野郎!俺がそんな怪しい奴に見えるのか?」
男「じゃあ、その首から下げてる物は何だ?怪しげな儀式に使う為の物だろう?」
ニンニクを指して言う。知らない奴からすれば怪しく見えても可笑しくは無い。だがそこまで言われる筋合いも無い。
俺「あのな・・。」
男「近付くな!」
アイリス「あ、あの・・・。」
男「おっと、お嬢さん。安心してくれ。あんたは俺が命に替えても護る。」
アイリス「え、えぇぇ~?」
男が笑顔を向けてウインクする。しかしアイリスは苦手みたいで引いている。
さてここからどうするか、ぶっ飛ばして大人しくさせるかな。それにしてもこいつの顔、見覚えがある。誰だっけ?
俺「あ!思い出した!お前、衛生兵!」
男「はぁ?何の事・・。」
アイリス「あ!本当だ!何でこんな所にいるの?」
男「え?君のみたいな美人一度見たら忘れない筈だけど、何処かで会ったかな?」
アイリス「いや、貴方のあだ名と顔を知ってただけよ。直接会うのは今日が初めて。」
男「そう?と言うか衛生兵って何だ!そんな風に呼ばれた事は一度も無いぞ!」
それはそうだ。そう呼んでいたのは『地球』のプレイヤーだ。こいつはガルバ・クラヴィス。貧乏男爵家の長男だ。貴族の長男が出歩いて良いのかって話だけど、貧乏な為に出稼ぎって理由で外を出歩いてるらしい。
ただ今はそこより気になる事がある。こいつを仲間にするイベントの発生場所はここじゃない。何故この都市にいる?
アイリス「それで?何でこの街にいるの?」
ガルバ「お嬢さん!俺に興味を持ってくれるのかい?そうだね、どうしてもと言うなら答えようかな?」
ガルバが再びウインクするとアイリスは距離を取りつつ素早く俺の後ろに隠れる。
ガルバ「ぬぁ!・・・・お、お嬢さん。その男は知り合いですか?」
アイリス「え?わ、私の婚約者。」
ガルバ「ぐぁ!・・そんな冴えない男が?」
アイリス「ちょっと!冴えないって!こう見えて2回もこの国を救ってるのよ!」
俺「こう見えて?」
アイリス「あ、ごめん。」
俺「で?何でここにいるんだよ。」
ガルバ「お前に教える義理は無い。が、どうしてもと言うなら教えてやろう。」
俺「あ、やっぱり良いや。」
ガルバ「はぁ?何故だ!」
俺「何かお前に借りを作るみたいで気に喰わない。」
ガルバ「へ?」
俺「今日はもう何も起きないだろ?帰るぞ。」
アイリス「え?う、うん。」
ガルバ「ちょっと待て!本当に良いのか!聞かなくて!」
俺「うん。そもそもお前にそこまで興味無いし。」
ガルバ「ぐは!」
アイリス「シリウスってちょこちょこ言葉で人の心、刺すよね。」
俺「そうか?これでも身内には気を使ってるぞ。じゃ、行こう。」
アイリス「うん。」
ガルバ「ま、待て!聞け!・・・いや、聞いてください。」
俺「歌手か。」
聞けば出稼ぎで色々と依頼を受けていた時に今回の件を知ったらしい。相手も状況も分からず、解決の糸口も掴めていない。その所為か中々の報酬になっていた。一発で大金を稼ぐには丁度良いと、ここまで出向いて来たってのがこいつがこの街にいる理由だ。
俺「お前も案外大変なんだな。」
ガルバ「フンッ。そうさ。」
俺「じゃ。」
話を聞き終えアイリスを連れて帰る。
ガルバ「待てぇい!何か他に言う事は無いのか!」
俺「無い。」
ガルバはその場で盛大に落ち込んで見せる。何とも大袈裟な。
アイリス「ねぇ。一層、協力して貰ったら?」
ガルバ「は!任せろ!お嬢さんは俺が護ってやる!遠慮なく調べてこい!」
俺「いや、お前が足使って調べてこいや!本当にこんな奴、使うのか?」
アイリス「でも戦闘では役に立ってたでしょ?」
俺「う~ん。まぁ、な。」
この後、結局はこのガルバと行動を共にする事になった。これ以上の面倒事が起きる前にこの事件をさっさと終わらせよう。そう、心に誓う。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
スコップ1つで異世界征服
葦元狐雪
ファンタジー
超健康生活を送っているニートの戸賀勇希の元へ、ある日突然赤い手紙が届く。
その中には、誰も知らないゲームが記録されている謎のUSBメモリ。
怪しいと思いながらも、戸賀勇希は夢中でそのゲームをクリアするが、何者かの手によってPCの中に引き込まれてしまい......
※グロテスクにチェックを入れるのを忘れていました。申し訳ありません。
※クズな主人公が試行錯誤しながら現状を打開していく成長もののストーリーです。
※ヒロインが死ぬ? 大丈夫、死にません。
※矛盾点などがないよう配慮しているつもりですが、もしありましたら申し訳ございません。すぐに修正いたします。

王女殿下の死神
三笠 陣
ファンタジー
アウルガシア大陸の大国、ロンダリア連合王国。
産業革命を成し遂げ、海洋発展の道を進もうとするこの王国には、一人の王女がいた。
エルフリード・ティリエル・ラ・ベイリオル、御年十六歳の少女は陸軍騎兵中尉として陸軍大学校に籍を置く「可憐」とはほど遠い、少年のような王族。
そんな彼女の隣には、いつも一人の少年の影があった。
リュシアン・エスタークス。
魔導貴族エスタークス伯爵家を継いだ魔術師にして、エルフリード王女と同い年の婚約者。
そんな彼に付けられた二つ名は「黒の死神」。
そんな王女の側に控える死神はある日、王都を揺るがす陰謀に遭遇する。
友好国の宰相が来訪している最中を狙って、王政打倒を唱える共和主義者たちが動き出したのである。
そして、その背後には海洋覇権を巡って対立するヴェナリア共和国の影があった。
魔術師と諜報官と反逆者が渦巻く王都で、リュシアンとエルフリードは駆ける。
(本作は、「小説家になろう」様にて掲載した同名の小説を加筆修正したものとなります。)
無法の街-アストルムクロニカ-(挿し絵有り)
くまのこ
ファンタジー
かつて高度な魔法文明を誇り、その力で世界全てを手中に収めようとした「アルカナム魔導帝国」。
だが、ある時、一夜にして帝都は壊滅し、支配者を失った帝国の栄華は突然の終焉を迎えた。
瓦礫の山と化した帝都跡は長らく忌み地の如く放置されていた。
しかし、近年になって、帝都跡から発掘される、現代では再現不可能と言われる高度な魔法技術を用いた「魔導絡繰り」が、高値で取引されるようになっている。
物によっては黄金よりも価値があると言われる「魔導絡繰り」を求める者たちが、帝都跡周辺に集まり、やがて、そこには「街」が生まれた。
どの国の支配も受けない「街」は自由ではあったが、人々を守る「法」もまた存在しない「無法の街」でもあった。
そんな「無法の街」に降り立った一人の世間知らずな少年は、当然の如く有り金を毟られ空腹を抱えていた。
そこに現れた不思議な男女の助けを得て、彼は「無法の街」で生き抜く力を磨いていく。
※「アストルムクロニカ-箱庭幻想譚-」の数世代後の時代を舞台にしています※
※サブタイトルに「◆」が付いているものは、主人公以外のキャラクター視点のエピソードです※
※この物語の舞台になっている惑星は、重力や大気の組成、気候条件、太陽にあたる恒星の周囲を公転しているとか月にあたる衛星があるなど、諸々が地球とほぼ同じと考えていただいて問題ありません。また、人間以外に生息している動植物なども、特に記載がない限り、地球上にいるものと同じだと思ってください※
※固有名詞や人名などは、現代日本でも分かりやすいように翻訳したものもありますので御了承ください※
※詳細なバトル描写などが出てくる可能性がある為、保険としてR-15設定しました※
※あくまで御伽話です※
※この作品は「ノベルアッププラス」様、「カクヨム」様、「小説家になろう」様でも掲載しています※
[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~
k33
ファンタジー
初めての小説です..!
ある日 主人公 マサヤがトラックに引かれ幼女で異世界転生するのだが その先には 転生者は嫌われていると知る そして別の転生者と出会い この世界はゲームの世界と知る そして、そこから 魔法専門学校に入り Aまで目指すが 果たして上がれるのか!? そして 魔王城には立ち寄った者は一人もいないと別の転生者は言うが 果たして マサヤは 魔王城に入り 魔王を倒し無事に日本に帰れるのか!?
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる