111 / 187
[Worldtrace2]
喧嘩2
しおりを挟む
最初の立ち上がり、クリスは様子見で防御に徹するつもりだろう。ただメリアってのも中々の様だ。俺達は離れて見てるから、どう動いたかよく分かる。
体勢を低くしながらクリスとの距離を詰めた。正面から見れば目の前から消えた様に見える筈だ。そんな動きをされれば普通は驚く。メリアはクリスの顎を目掛け左のアッパーカットを放つ。ただクリスは冷静にスウェーで避ける。メリアは続けて裏拳の状態で拳を振り下ろす。だがクリスは左へ移動し躱す。
メリアは更に左拳でフック気味のパンチを繰り出そうとしている様に見える。多分、クリスも俺と同じくそう思っていたんだろう。しかしメリアは左脇を素早く締めると右フックを放つ。フェイントだ。左を意識させて途端に右にスイッチした。
クリスは直ぐに距離を取り、その右フックを躱す。
マーク「クリス様!」
しかしクリスは唇の左端から少し血を出している。クリスは血を拭うと少し目付きを変える。対照的にメリアがニヤリと笑う。
ふと支部長を見るとクリスが殴られたショックからなのか、白目を剥き口から泡を吐いて立ったまま気絶していた。器用な奴だな。普通立ったままは無理だろう?鯉の活き造りみたいなのと一緒で新鮮なら立っていられるとか?いや、多分違うな。
阿保な事考えて無いで試合に集中するか。
メリア「フッ、どうした?その程度か?まぁ、そんな綺麗な顔をしているんだ。殴られた事も無いから驚いただろう?だけどね、ここからが本当のお楽しみだよ!」
俺は素直な感想を洩らす。
俺「あいつ、やるな。」
マーク「感心してる場合か!」
俺「でもクリスの奴、気にしてないみたいだぞ?」
クリス「フッ、確かに本気で殴られたのは今のが初めてですよ。ですが、お陰でやっと"本気"というのがどういうものか体感出来そうです。」
今の台詞は中々格好良いと思うけど、別の見方をするとなんか噛ませ犬みたいに見えて来る。そんな台詞言って大丈夫か?自分でフラグ立てるなよ?
俺の心配を他所にクリスとメリアの勝負は続く。エキサイトしてる冒険者達はメリアを応援している。"そのまま一気にやっちまえ"とか"もう一発顔面に叩き込め"と物騒な事を言っている。メリア自身もラッシュを掛ける。
メリア「フン!どうした防戦一方じゃないか!さっきの発言はハッタリか!」
確かにギャラリーが興奮するのも当然だ。かなり優勢に見える。あの時、メリアの攻撃は確かに当たっていた。正確には掠っただけだが、野次馬を興奮させるのには十分な材料だろう。
ただそこからはクリスの独壇場だった。あの一撃以外にクリーンヒットと呼べる物は無い。全て完璧に躱す。完璧に躱すというのは見るからに避けるのでは無く、ミリ単位で躱している。僅かな動作と足捌き、そして完全に見切る洞察力。マークはハラハラしてる様子だが、俺としてはもう先が見えていた。後は相手が弱った所で取り押さえるだけだ。多分クリスもそのつもりなんだろう。メリアもクリスが自分の弱った所を狙っている事を感じ取っているのか、さっきから挑発してクリスの方から動く様に促している。
メリア「はぁ、はぁ、どうした腰抜け!掛かって来い!」
クリス「フッ。」
クリスが挑発する様に笑う。
メリア「こいつ!」
こういう荒くれ者達は大変だ。あまり下手な失敗は出来ない。舐められたり馬鹿にされたりすると今後の仕事にも支障が出るだろう。
まだ余裕の笑みを浮かべる優男の坊ちゃんにあっさり負けた。そんな結果は不味い。それに自分から挑んだ勝負に傷すら受けて無い内から負けを認める事も出来ない。
しかしメリアは気付いている。クリスには勝てない。最初の当たりはまぐれだと。
クリスはメリアの蹴りを躱す。その直ぐ後に左のボディブロー、右ストレートと続ける。クリスはその右ストレートを躱して脚を掛ける。
メリア「ぐわ!」
クリス「これくらいで終わりにしましょう。ある程度は実力を理解してくれたでしょう?」
メリアが倒れ込み、辺りは騒然としている。圧勝ムードは一瞬で敗戦ムードになる。状況があまりに有利な為か、俺はずっと主人公の格好良いイベントムービーを見ている気持ちで観戦していた。お陰で気付くのが遅くなった。
クリスが助け起こそうと近付く。この時、俺の中でアクション映画のシーンでよく見る光景と状況が重なって見えた。
俺「あ!気を付けろ!」
マーク「え!」
クリス「うわ!」
メリアは振り向き様にクリスの顔面に砂を掛ける。
メリア「お前みたいな坊ちゃんに馬鹿にされたまま引き退がれるか!」
俺もマークも流石に不味いと思った瞬間、状況が変わる。メリアの右ストレートを躱すと、その右腕を掴み、そのまま左手で右肩を押さえ地面に組み伏せる。
メリア「ぐぁ!」
クリス「済みません。少々手荒になってしまいました。」
メリア「あんた・・・見えてるのか?」
クリス「いえ、目にゴミが入ってしまい開けられません。ただ先生のお陰で貴女の行動は見切れました。」
メリア「は、はは。そうかい。分かった。完敗だよ。あたいの負け・・。」
俺もこれでようやく話が進むなと思っていた。だがここで待ったが掛かる。
男冒険者1「おい!あの野郎!とうとうメリアに手ぇ出しやがったぞ!」
男冒険者2「このままただ殴られるだけなら許してやるつもりだったが、もう勘弁ならねぇ!」
男冒険者3「貴族だろうが関係ねぇ!叩きのめすぞ!」
メリア「は?ち、ちょっと待てよ!あたいの負けだよ!」
ガルマン「ひゃ~!」
えぇ~。先に喧嘩売ったの彼女だよ?何故そうなる?そして支部長がいつの間にか意識を取り戻していた。だけど冒険者達の貴族だろうが関係ない発言で蟹の様に泡を吹いて気絶する。
まぁ、良い。こいつは放って置こう。だけど流石にこっちは放って置く訳にも行かないよな。近付こうとすると目が見えない筈のクリスが、俺に手を出し制止する様に指示をする。クリスはメリアから離れる。
クリス「皆さんの意見も理解しています。どうぞ、お相手しますよ。」
男冒険者1「野郎!馬鹿にしやがって!やっちまうぞ!」
うわ~、自分から喧嘩売った!大丈夫かよ?ただ俺の心配は杞憂に終わる。クリスはこの状況を無傷で切り抜けた。
体勢を低くしながらクリスとの距離を詰めた。正面から見れば目の前から消えた様に見える筈だ。そんな動きをされれば普通は驚く。メリアはクリスの顎を目掛け左のアッパーカットを放つ。ただクリスは冷静にスウェーで避ける。メリアは続けて裏拳の状態で拳を振り下ろす。だがクリスは左へ移動し躱す。
メリアは更に左拳でフック気味のパンチを繰り出そうとしている様に見える。多分、クリスも俺と同じくそう思っていたんだろう。しかしメリアは左脇を素早く締めると右フックを放つ。フェイントだ。左を意識させて途端に右にスイッチした。
クリスは直ぐに距離を取り、その右フックを躱す。
マーク「クリス様!」
しかしクリスは唇の左端から少し血を出している。クリスは血を拭うと少し目付きを変える。対照的にメリアがニヤリと笑う。
ふと支部長を見るとクリスが殴られたショックからなのか、白目を剥き口から泡を吐いて立ったまま気絶していた。器用な奴だな。普通立ったままは無理だろう?鯉の活き造りみたいなのと一緒で新鮮なら立っていられるとか?いや、多分違うな。
阿保な事考えて無いで試合に集中するか。
メリア「フッ、どうした?その程度か?まぁ、そんな綺麗な顔をしているんだ。殴られた事も無いから驚いただろう?だけどね、ここからが本当のお楽しみだよ!」
俺は素直な感想を洩らす。
俺「あいつ、やるな。」
マーク「感心してる場合か!」
俺「でもクリスの奴、気にしてないみたいだぞ?」
クリス「フッ、確かに本気で殴られたのは今のが初めてですよ。ですが、お陰でやっと"本気"というのがどういうものか体感出来そうです。」
今の台詞は中々格好良いと思うけど、別の見方をするとなんか噛ませ犬みたいに見えて来る。そんな台詞言って大丈夫か?自分でフラグ立てるなよ?
俺の心配を他所にクリスとメリアの勝負は続く。エキサイトしてる冒険者達はメリアを応援している。"そのまま一気にやっちまえ"とか"もう一発顔面に叩き込め"と物騒な事を言っている。メリア自身もラッシュを掛ける。
メリア「フン!どうした防戦一方じゃないか!さっきの発言はハッタリか!」
確かにギャラリーが興奮するのも当然だ。かなり優勢に見える。あの時、メリアの攻撃は確かに当たっていた。正確には掠っただけだが、野次馬を興奮させるのには十分な材料だろう。
ただそこからはクリスの独壇場だった。あの一撃以外にクリーンヒットと呼べる物は無い。全て完璧に躱す。完璧に躱すというのは見るからに避けるのでは無く、ミリ単位で躱している。僅かな動作と足捌き、そして完全に見切る洞察力。マークはハラハラしてる様子だが、俺としてはもう先が見えていた。後は相手が弱った所で取り押さえるだけだ。多分クリスもそのつもりなんだろう。メリアもクリスが自分の弱った所を狙っている事を感じ取っているのか、さっきから挑発してクリスの方から動く様に促している。
メリア「はぁ、はぁ、どうした腰抜け!掛かって来い!」
クリス「フッ。」
クリスが挑発する様に笑う。
メリア「こいつ!」
こういう荒くれ者達は大変だ。あまり下手な失敗は出来ない。舐められたり馬鹿にされたりすると今後の仕事にも支障が出るだろう。
まだ余裕の笑みを浮かべる優男の坊ちゃんにあっさり負けた。そんな結果は不味い。それに自分から挑んだ勝負に傷すら受けて無い内から負けを認める事も出来ない。
しかしメリアは気付いている。クリスには勝てない。最初の当たりはまぐれだと。
クリスはメリアの蹴りを躱す。その直ぐ後に左のボディブロー、右ストレートと続ける。クリスはその右ストレートを躱して脚を掛ける。
メリア「ぐわ!」
クリス「これくらいで終わりにしましょう。ある程度は実力を理解してくれたでしょう?」
メリアが倒れ込み、辺りは騒然としている。圧勝ムードは一瞬で敗戦ムードになる。状況があまりに有利な為か、俺はずっと主人公の格好良いイベントムービーを見ている気持ちで観戦していた。お陰で気付くのが遅くなった。
クリスが助け起こそうと近付く。この時、俺の中でアクション映画のシーンでよく見る光景と状況が重なって見えた。
俺「あ!気を付けろ!」
マーク「え!」
クリス「うわ!」
メリアは振り向き様にクリスの顔面に砂を掛ける。
メリア「お前みたいな坊ちゃんに馬鹿にされたまま引き退がれるか!」
俺もマークも流石に不味いと思った瞬間、状況が変わる。メリアの右ストレートを躱すと、その右腕を掴み、そのまま左手で右肩を押さえ地面に組み伏せる。
メリア「ぐぁ!」
クリス「済みません。少々手荒になってしまいました。」
メリア「あんた・・・見えてるのか?」
クリス「いえ、目にゴミが入ってしまい開けられません。ただ先生のお陰で貴女の行動は見切れました。」
メリア「は、はは。そうかい。分かった。完敗だよ。あたいの負け・・。」
俺もこれでようやく話が進むなと思っていた。だがここで待ったが掛かる。
男冒険者1「おい!あの野郎!とうとうメリアに手ぇ出しやがったぞ!」
男冒険者2「このままただ殴られるだけなら許してやるつもりだったが、もう勘弁ならねぇ!」
男冒険者3「貴族だろうが関係ねぇ!叩きのめすぞ!」
メリア「は?ち、ちょっと待てよ!あたいの負けだよ!」
ガルマン「ひゃ~!」
えぇ~。先に喧嘩売ったの彼女だよ?何故そうなる?そして支部長がいつの間にか意識を取り戻していた。だけど冒険者達の貴族だろうが関係ない発言で蟹の様に泡を吹いて気絶する。
まぁ、良い。こいつは放って置こう。だけど流石にこっちは放って置く訳にも行かないよな。近付こうとすると目が見えない筈のクリスが、俺に手を出し制止する様に指示をする。クリスはメリアから離れる。
クリス「皆さんの意見も理解しています。どうぞ、お相手しますよ。」
男冒険者1「野郎!馬鹿にしやがって!やっちまうぞ!」
うわ~、自分から喧嘩売った!大丈夫かよ?ただ俺の心配は杞憂に終わる。クリスはこの状況を無傷で切り抜けた。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
スコップ1つで異世界征服
葦元狐雪
ファンタジー
超健康生活を送っているニートの戸賀勇希の元へ、ある日突然赤い手紙が届く。
その中には、誰も知らないゲームが記録されている謎のUSBメモリ。
怪しいと思いながらも、戸賀勇希は夢中でそのゲームをクリアするが、何者かの手によってPCの中に引き込まれてしまい......
※グロテスクにチェックを入れるのを忘れていました。申し訳ありません。
※クズな主人公が試行錯誤しながら現状を打開していく成長もののストーリーです。
※ヒロインが死ぬ? 大丈夫、死にません。
※矛盾点などがないよう配慮しているつもりですが、もしありましたら申し訳ございません。すぐに修正いたします。

王女殿下の死神
三笠 陣
ファンタジー
アウルガシア大陸の大国、ロンダリア連合王国。
産業革命を成し遂げ、海洋発展の道を進もうとするこの王国には、一人の王女がいた。
エルフリード・ティリエル・ラ・ベイリオル、御年十六歳の少女は陸軍騎兵中尉として陸軍大学校に籍を置く「可憐」とはほど遠い、少年のような王族。
そんな彼女の隣には、いつも一人の少年の影があった。
リュシアン・エスタークス。
魔導貴族エスタークス伯爵家を継いだ魔術師にして、エルフリード王女と同い年の婚約者。
そんな彼に付けられた二つ名は「黒の死神」。
そんな王女の側に控える死神はある日、王都を揺るがす陰謀に遭遇する。
友好国の宰相が来訪している最中を狙って、王政打倒を唱える共和主義者たちが動き出したのである。
そして、その背後には海洋覇権を巡って対立するヴェナリア共和国の影があった。
魔術師と諜報官と反逆者が渦巻く王都で、リュシアンとエルフリードは駆ける。
(本作は、「小説家になろう」様にて掲載した同名の小説を加筆修正したものとなります。)
無法の街-アストルムクロニカ-(挿し絵有り)
くまのこ
ファンタジー
かつて高度な魔法文明を誇り、その力で世界全てを手中に収めようとした「アルカナム魔導帝国」。
だが、ある時、一夜にして帝都は壊滅し、支配者を失った帝国の栄華は突然の終焉を迎えた。
瓦礫の山と化した帝都跡は長らく忌み地の如く放置されていた。
しかし、近年になって、帝都跡から発掘される、現代では再現不可能と言われる高度な魔法技術を用いた「魔導絡繰り」が、高値で取引されるようになっている。
物によっては黄金よりも価値があると言われる「魔導絡繰り」を求める者たちが、帝都跡周辺に集まり、やがて、そこには「街」が生まれた。
どの国の支配も受けない「街」は自由ではあったが、人々を守る「法」もまた存在しない「無法の街」でもあった。
そんな「無法の街」に降り立った一人の世間知らずな少年は、当然の如く有り金を毟られ空腹を抱えていた。
そこに現れた不思議な男女の助けを得て、彼は「無法の街」で生き抜く力を磨いていく。
※「アストルムクロニカ-箱庭幻想譚-」の数世代後の時代を舞台にしています※
※サブタイトルに「◆」が付いているものは、主人公以外のキャラクター視点のエピソードです※
※この物語の舞台になっている惑星は、重力や大気の組成、気候条件、太陽にあたる恒星の周囲を公転しているとか月にあたる衛星があるなど、諸々が地球とほぼ同じと考えていただいて問題ありません。また、人間以外に生息している動植物なども、特に記載がない限り、地球上にいるものと同じだと思ってください※
※固有名詞や人名などは、現代日本でも分かりやすいように翻訳したものもありますので御了承ください※
※詳細なバトル描写などが出てくる可能性がある為、保険としてR-15設定しました※
※あくまで御伽話です※
※この作品は「ノベルアッププラス」様、「カクヨム」様、「小説家になろう」様でも掲載しています※
[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~
k33
ファンタジー
初めての小説です..!
ある日 主人公 マサヤがトラックに引かれ幼女で異世界転生するのだが その先には 転生者は嫌われていると知る そして別の転生者と出会い この世界はゲームの世界と知る そして、そこから 魔法専門学校に入り Aまで目指すが 果たして上がれるのか!? そして 魔王城には立ち寄った者は一人もいないと別の転生者は言うが 果たして マサヤは 魔王城に入り 魔王を倒し無事に日本に帰れるのか!?
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる