110 / 187
[Worldtrace2]
喧嘩
しおりを挟む
旅の間ずっと鍛練と勉強に励んだ。
そんな中、馬車に揺られようやく旅の目的地である都市が見えて来た。
マーク「おお!クリス様!そろそろ到着します!御準備を。おい!傭兵!クリス様の迷惑になる様な事だけはするな!」
この小間使いの文句も、もう少しで終わるかな?別に寂しくは無い。
因みに揉め事が起きるのがこの都市だ。ここで一悶着、そして森の調査に行きマークが死ぬ。ただ敵意丸出しの五月蝿い奴でも、流石にここまで一緒だった奴が死ぬのは嫌だ。それは避けたい。まぁ、そもそもそれが回避すべききっかけの1つだけど。
都市に到着しギルド、この『世界』だと冒険者の組合だがその支部に向かう。次期公爵の視察という事で民衆からのお出迎えが盛大に行われている。馬車の小窓から満面の笑みを向けながら手を振る。この声援が降りてもまだ続いていた。支部の前で馬車が止まる。
クリス「はは。」
街の人達に手を振る。言わなくても分かるかも知れないが"キャーキャー"言ってるのは女性だ。一般人、冒険者、関係なく声援を送っている。
男性達は知らない一般人は誰が来たのか覗こうとしている。知っている者は"アレが次期公爵か"と品定めしている様子だ。そして冒険者の男達はめちゃくちゃ睨んでいる。
クリスは慣れているのかとにかく顔色を変えず手を振っている。
俺は女性達を見る。実際にはなってないが目がハートになってる気がする。
今度はクリスを見る。すると、なんとなくキラキラしたオーラを発している様に見える。何度かクリスと女性達を交互に見る。
クリス「?、先生、どうしました?」
俺「いや、世の中は理不尽だなって思っただけだよ。」
マーク「当たり前だ!クリス様を貴様と同列に見る事が間違っている!」
はいはい、分かってるよ。
俺「とりあえず行くんだろ?さっさと行こう。このままだとここで日が暮れるぞ。」
マーク「チッ、分かっている。さっ、こちらへ。」
クリス「ああ。先生。行きましょう。」
俺達は支部の応接室に通される。しばらくして支部長と何人かの冒険者が一緒に入って来た。そこである変化が起きている事に気付く。クリスに喧嘩を売ってくる筈の冒険者がいない。
支部長「いや~、どうも。公爵様。」
クリス「今回、公爵の名代で参りました。クリストファー・スワロウです。それと私はまだ公爵ではありませんよ。」
支部長「左様ですか。それでは改めてスワロウ様。わ、私、ここで支部長をつ、勤めさせて頂いています。ガルマンです。」
何処の世界も中間管理職ってのは大変だな。タチの悪い奴だと上に媚びて下の人間を圧迫したりするからな。今の所この人がどっちのタイプかは分からない。
ガルマン「いや~、我々人間が版図を取り返し、その象徴としてこの都市が作られました。ですが、最近出来たばかりの都市ですからあまり人手が・・・。」
マーク「どいうことだ?」
女冒険者「そのお坊ちゃんのお守りをする人員はいないって話だ。」
部屋にいた冒険者のリーダーみたいなのが食って掛かる。歳は俺達とそんなに変わらない印象を受ける。
ガルマン「お、おい!」
女冒険者「何だよ!他の護衛が出来る上級者が、皆んな嫌がったからこっちに回ってきたんだろ!正直こっちだってごめんだ!あんたがどうしてもというからここにいるだけなんだからな!」
マーク「おい!貴様!無礼だぞ!」
おお、エキサイトしてる。俺も何か言った方が良いかも知れないけど、何も浮かばない。まぁ、俺が無理に何かを発言する必要も無いだろう。それよりシナリオと若干、食い違ってるのが気になる。喧嘩を売って来たのは男の冒険者だ。ここには女性の冒険者しかいない。そしてあの台詞は確かあの冒険者が言っていた言葉だ。
女冒険者「そこまで言うならその腕前見せて貰おうか!」
マーク「ふざけるな!」
俺「ん?何が?」
マーク「聞いて無かったのか!この女がクリストファー様を愚弄したんだ!」
女冒険者「そしたらその小間使いがお坊ちゃんを馬鹿にした事を謝れって言って来たんだ。」
俺「ん?それで?」
女冒険者「だから、そのお坊ちゃんに実力を見せてみろって言ったのさ。」
俺「ああ、それで"ふざけるな"か。」
マーク「そうだ!それなら私が戦う!」
それはそれでどうなんだ?お前も貴族の端くれだろう?殴り合いの喧嘩なんか簡単に売り買いしちゃ駄目だよ。
クリス「僕は構いませんよ。」
クリスもクリスだよって言いたいけど、予測演算の結果ではこれが正しい。でも相手が違うんだよな。それだと俺の教えた対策が役に立つのか分からない。
ガルマン「いや、待ってください!・・メリア!駄目だよ!スワロウ様もそうだけど、君も怪我したら私が色んな方面から叱られるんだよ!」
メリアってのに何かあったら一体誰に怒られるのか?そんなどうでも良い事を気にしていた時だ。
マーク「おい!貴様からも何とか言え!」
俺「は?・・・ああ、怪我しないでね。」
マーク「そうじゃないだろう!」
ガルマン「止めて下さい!」
そうは言うけど、この勝負は運命で決まってる。俺として問題なのはクリスが卑怯とされる手段で負ける事だ。勝てば問題無いけど、ゲームだと負けイベントだからな。そう考えると何かデジャヴの様な物を感じる。まさかまたやり過ぎたってな事は無いだろうな?
メリア「良いね!なら表に出な!」
クリス「ええ。良いですよ。」
意気揚々と出て行くメリアとクリス。
ガルマン「駄目ですってば!」
マーク「待て!先ずは私を倒してから行け!」
そしてその後を支部長ガルマンとマークが追いかける。しかしマークよ、今の台詞は立ち塞がる時に言うべきじゃないか?
俺が外に出ると建物の前はさっき以上のお祭り騒ぎになっていた。
ガルマン「ど、どうするんですか!」
マーク「はぁ、クリス様は昔から言い出したら聞かない所があるからな。」
俺「というかあんたの所の冒険者が先に吹っ掛けたんだから、あんたが1番に止めるべきじゃないのか?」
マーク「全くだ。」
ガルマン「私にそんな能力ありませんよ!」
何で偉そうなんだ?珍しく俺とマークの意見が一致したらしい。一緒にやれやれと首を振る。
メリア「おい、お坊ちゃん。良いのかい?剣をあの小間使いに渡して。使っても良いんだよ?剣。」
クリス「貴女は素手なのでしょう?それなのに僕が武器を使うのは紳士としては正しくありませんから。」
メリア「フン!調子に乗るなよ!」
周りをよく見ると男の冒険者達が何かブツブツ言ってる。喧騒の中だから全部は聞き取れない。ただ辛うじて聞こえた内容は"あのいけ好かない優男、メリアに怪我させたらただじゃ置かない。"とか"俺達のメリアに何かしたら殺す。"とか言ってる。相手が次期公爵って知って言ってるんだろうな?
女冒険者「メリア、勝敗はどうする?」
メリア「フッ、負けを認めた方の負けさ。お坊ちゃんが膝を付いただけじゃ誰も収まらないだろ?」
クリス「確かにその程度では誰も納得してくれないでしょうね。」
女冒険者「おい!あまり舐めてると痛い目程度じゃ済まないよ!」
クリス「大丈夫ですよ。先生にどんな相手でも油断するなと言われてますから。」
クリスはそういうと俺を見る。その瞬間、他の冒険者達が一斉に俺を見る。人間は共通の敵を認識した時、大体は協力し出す。
男冒険者1「あの優男は顔面をしこたま殴るとして奴はどうする?」
男冒険者2「手足をへし折って魔物の餌だな!」
え!何!怖!
マーク「良かったな。この都市の人間はお前にご執心だぞ。」
俺「いや、あんな荒くれ者供には好かれたく無いぞ。」
女冒険者「始め!」
あ!いつの間か試合が開始していた。
そんな中、馬車に揺られようやく旅の目的地である都市が見えて来た。
マーク「おお!クリス様!そろそろ到着します!御準備を。おい!傭兵!クリス様の迷惑になる様な事だけはするな!」
この小間使いの文句も、もう少しで終わるかな?別に寂しくは無い。
因みに揉め事が起きるのがこの都市だ。ここで一悶着、そして森の調査に行きマークが死ぬ。ただ敵意丸出しの五月蝿い奴でも、流石にここまで一緒だった奴が死ぬのは嫌だ。それは避けたい。まぁ、そもそもそれが回避すべききっかけの1つだけど。
都市に到着しギルド、この『世界』だと冒険者の組合だがその支部に向かう。次期公爵の視察という事で民衆からのお出迎えが盛大に行われている。馬車の小窓から満面の笑みを向けながら手を振る。この声援が降りてもまだ続いていた。支部の前で馬車が止まる。
クリス「はは。」
街の人達に手を振る。言わなくても分かるかも知れないが"キャーキャー"言ってるのは女性だ。一般人、冒険者、関係なく声援を送っている。
男性達は知らない一般人は誰が来たのか覗こうとしている。知っている者は"アレが次期公爵か"と品定めしている様子だ。そして冒険者の男達はめちゃくちゃ睨んでいる。
クリスは慣れているのかとにかく顔色を変えず手を振っている。
俺は女性達を見る。実際にはなってないが目がハートになってる気がする。
今度はクリスを見る。すると、なんとなくキラキラしたオーラを発している様に見える。何度かクリスと女性達を交互に見る。
クリス「?、先生、どうしました?」
俺「いや、世の中は理不尽だなって思っただけだよ。」
マーク「当たり前だ!クリス様を貴様と同列に見る事が間違っている!」
はいはい、分かってるよ。
俺「とりあえず行くんだろ?さっさと行こう。このままだとここで日が暮れるぞ。」
マーク「チッ、分かっている。さっ、こちらへ。」
クリス「ああ。先生。行きましょう。」
俺達は支部の応接室に通される。しばらくして支部長と何人かの冒険者が一緒に入って来た。そこである変化が起きている事に気付く。クリスに喧嘩を売ってくる筈の冒険者がいない。
支部長「いや~、どうも。公爵様。」
クリス「今回、公爵の名代で参りました。クリストファー・スワロウです。それと私はまだ公爵ではありませんよ。」
支部長「左様ですか。それでは改めてスワロウ様。わ、私、ここで支部長をつ、勤めさせて頂いています。ガルマンです。」
何処の世界も中間管理職ってのは大変だな。タチの悪い奴だと上に媚びて下の人間を圧迫したりするからな。今の所この人がどっちのタイプかは分からない。
ガルマン「いや~、我々人間が版図を取り返し、その象徴としてこの都市が作られました。ですが、最近出来たばかりの都市ですからあまり人手が・・・。」
マーク「どいうことだ?」
女冒険者「そのお坊ちゃんのお守りをする人員はいないって話だ。」
部屋にいた冒険者のリーダーみたいなのが食って掛かる。歳は俺達とそんなに変わらない印象を受ける。
ガルマン「お、おい!」
女冒険者「何だよ!他の護衛が出来る上級者が、皆んな嫌がったからこっちに回ってきたんだろ!正直こっちだってごめんだ!あんたがどうしてもというからここにいるだけなんだからな!」
マーク「おい!貴様!無礼だぞ!」
おお、エキサイトしてる。俺も何か言った方が良いかも知れないけど、何も浮かばない。まぁ、俺が無理に何かを発言する必要も無いだろう。それよりシナリオと若干、食い違ってるのが気になる。喧嘩を売って来たのは男の冒険者だ。ここには女性の冒険者しかいない。そしてあの台詞は確かあの冒険者が言っていた言葉だ。
女冒険者「そこまで言うならその腕前見せて貰おうか!」
マーク「ふざけるな!」
俺「ん?何が?」
マーク「聞いて無かったのか!この女がクリストファー様を愚弄したんだ!」
女冒険者「そしたらその小間使いがお坊ちゃんを馬鹿にした事を謝れって言って来たんだ。」
俺「ん?それで?」
女冒険者「だから、そのお坊ちゃんに実力を見せてみろって言ったのさ。」
俺「ああ、それで"ふざけるな"か。」
マーク「そうだ!それなら私が戦う!」
それはそれでどうなんだ?お前も貴族の端くれだろう?殴り合いの喧嘩なんか簡単に売り買いしちゃ駄目だよ。
クリス「僕は構いませんよ。」
クリスもクリスだよって言いたいけど、予測演算の結果ではこれが正しい。でも相手が違うんだよな。それだと俺の教えた対策が役に立つのか分からない。
ガルマン「いや、待ってください!・・メリア!駄目だよ!スワロウ様もそうだけど、君も怪我したら私が色んな方面から叱られるんだよ!」
メリアってのに何かあったら一体誰に怒られるのか?そんなどうでも良い事を気にしていた時だ。
マーク「おい!貴様からも何とか言え!」
俺「は?・・・ああ、怪我しないでね。」
マーク「そうじゃないだろう!」
ガルマン「止めて下さい!」
そうは言うけど、この勝負は運命で決まってる。俺として問題なのはクリスが卑怯とされる手段で負ける事だ。勝てば問題無いけど、ゲームだと負けイベントだからな。そう考えると何かデジャヴの様な物を感じる。まさかまたやり過ぎたってな事は無いだろうな?
メリア「良いね!なら表に出な!」
クリス「ええ。良いですよ。」
意気揚々と出て行くメリアとクリス。
ガルマン「駄目ですってば!」
マーク「待て!先ずは私を倒してから行け!」
そしてその後を支部長ガルマンとマークが追いかける。しかしマークよ、今の台詞は立ち塞がる時に言うべきじゃないか?
俺が外に出ると建物の前はさっき以上のお祭り騒ぎになっていた。
ガルマン「ど、どうするんですか!」
マーク「はぁ、クリス様は昔から言い出したら聞かない所があるからな。」
俺「というかあんたの所の冒険者が先に吹っ掛けたんだから、あんたが1番に止めるべきじゃないのか?」
マーク「全くだ。」
ガルマン「私にそんな能力ありませんよ!」
何で偉そうなんだ?珍しく俺とマークの意見が一致したらしい。一緒にやれやれと首を振る。
メリア「おい、お坊ちゃん。良いのかい?剣をあの小間使いに渡して。使っても良いんだよ?剣。」
クリス「貴女は素手なのでしょう?それなのに僕が武器を使うのは紳士としては正しくありませんから。」
メリア「フン!調子に乗るなよ!」
周りをよく見ると男の冒険者達が何かブツブツ言ってる。喧騒の中だから全部は聞き取れない。ただ辛うじて聞こえた内容は"あのいけ好かない優男、メリアに怪我させたらただじゃ置かない。"とか"俺達のメリアに何かしたら殺す。"とか言ってる。相手が次期公爵って知って言ってるんだろうな?
女冒険者「メリア、勝敗はどうする?」
メリア「フッ、負けを認めた方の負けさ。お坊ちゃんが膝を付いただけじゃ誰も収まらないだろ?」
クリス「確かにその程度では誰も納得してくれないでしょうね。」
女冒険者「おい!あまり舐めてると痛い目程度じゃ済まないよ!」
クリス「大丈夫ですよ。先生にどんな相手でも油断するなと言われてますから。」
クリスはそういうと俺を見る。その瞬間、他の冒険者達が一斉に俺を見る。人間は共通の敵を認識した時、大体は協力し出す。
男冒険者1「あの優男は顔面をしこたま殴るとして奴はどうする?」
男冒険者2「手足をへし折って魔物の餌だな!」
え!何!怖!
マーク「良かったな。この都市の人間はお前にご執心だぞ。」
俺「いや、あんな荒くれ者供には好かれたく無いぞ。」
女冒険者「始め!」
あ!いつの間か試合が開始していた。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説

王女殿下の死神
三笠 陣
ファンタジー
アウルガシア大陸の大国、ロンダリア連合王国。
産業革命を成し遂げ、海洋発展の道を進もうとするこの王国には、一人の王女がいた。
エルフリード・ティリエル・ラ・ベイリオル、御年十六歳の少女は陸軍騎兵中尉として陸軍大学校に籍を置く「可憐」とはほど遠い、少年のような王族。
そんな彼女の隣には、いつも一人の少年の影があった。
リュシアン・エスタークス。
魔導貴族エスタークス伯爵家を継いだ魔術師にして、エルフリード王女と同い年の婚約者。
そんな彼に付けられた二つ名は「黒の死神」。
そんな王女の側に控える死神はある日、王都を揺るがす陰謀に遭遇する。
友好国の宰相が来訪している最中を狙って、王政打倒を唱える共和主義者たちが動き出したのである。
そして、その背後には海洋覇権を巡って対立するヴェナリア共和国の影があった。
魔術師と諜報官と反逆者が渦巻く王都で、リュシアンとエルフリードは駆ける。
(本作は、「小説家になろう」様にて掲載した同名の小説を加筆修正したものとなります。)
[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~
k33
ファンタジー
初めての小説です..!
ある日 主人公 マサヤがトラックに引かれ幼女で異世界転生するのだが その先には 転生者は嫌われていると知る そして別の転生者と出会い この世界はゲームの世界と知る そして、そこから 魔法専門学校に入り Aまで目指すが 果たして上がれるのか!? そして 魔王城には立ち寄った者は一人もいないと別の転生者は言うが 果たして マサヤは 魔王城に入り 魔王を倒し無事に日本に帰れるのか!?
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる