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左の校舎に入った途端、人が集まってきた。
「すごいね!どうやったの?」
「さすが、文波!」
「ねぇ、先生もあれで倒せる?」
「頑張って!!」
はぁ、今まで私に関わったこと無かった人達までなんか言ってるよ。
っていうかうるさいな。これだと先生のほうも来ちゃいそうだし、上にあがるか。
そう思って、無言でその場を立ち去ろうとすると、周りにいた人達がついてきた。
「なんでついてくんの。」
わざと冷たく言うと、そいつらは怯んだような顔をした。
「だって、一緒にいたら安全そうだから...。」
ははっ、泣きそうになってる。でもさ、
「ついてこられたら、迷惑、邪魔。」
それだけ言ってまた歩き始めると、今度は誰もついてこなかった。
左の校舎でも色んな教室をみて周りながら屋上まで上った。
たまに人に会ったけど、私を見ると怯えたような顔をして逃げていった。
殺されるとでも思ってんのかな。
まぁ近寄られない方がラクだけど。
屋上まで上がって下を見ると、女鬼の周りに生徒が沢山集まってる。
「あーあ、あれまだ死んでないのに。」
私がそう呟くのとほぼ同時にその女鬼がまた動き出した。
生徒たちは叫びながら逃げて行ってるけど、2人捕まった。
女鬼が生徒に触った瞬間、生徒はメキメキって感じで人面蜘蛛になっていった。
そこに筋川まで来た。
ハハッ、下は阿鼻叫喚ってやつだ。
「すごいね!どうやったの?」
「さすが、文波!」
「ねぇ、先生もあれで倒せる?」
「頑張って!!」
はぁ、今まで私に関わったこと無かった人達までなんか言ってるよ。
っていうかうるさいな。これだと先生のほうも来ちゃいそうだし、上にあがるか。
そう思って、無言でその場を立ち去ろうとすると、周りにいた人達がついてきた。
「なんでついてくんの。」
わざと冷たく言うと、そいつらは怯んだような顔をした。
「だって、一緒にいたら安全そうだから...。」
ははっ、泣きそうになってる。でもさ、
「ついてこられたら、迷惑、邪魔。」
それだけ言ってまた歩き始めると、今度は誰もついてこなかった。
左の校舎でも色んな教室をみて周りながら屋上まで上った。
たまに人に会ったけど、私を見ると怯えたような顔をして逃げていった。
殺されるとでも思ってんのかな。
まぁ近寄られない方がラクだけど。
屋上まで上がって下を見ると、女鬼の周りに生徒が沢山集まってる。
「あーあ、あれまだ死んでないのに。」
私がそう呟くのとほぼ同時にその女鬼がまた動き出した。
生徒たちは叫びながら逃げて行ってるけど、2人捕まった。
女鬼が生徒に触った瞬間、生徒はメキメキって感じで人面蜘蛛になっていった。
そこに筋川まで来た。
ハハッ、下は阿鼻叫喚ってやつだ。
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