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狙われたのは8

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「え~じゃあ君が犯せてくれるの?莉音ちゃん?」


莉「え、…」


何でこいつ、私の名前を知ってるの…?

私も駿河の姫にされてる訳?
でもこいつらは私はおまけみたいな言い方してたはず。


「なんで知ってるって顔してるね」


「その顔も可愛いけど、莉音ちゃんの恐怖で歪んだ顔も見てみたいな~」


莉「ボソッ…悪趣味」


何なのこいつら。
理人さんに協力してもらってこいつらの正体暴いてやる。

あと舞人達の行方も。


「悪趣味で結構~って事で未来ちゃんの代わりに莉音ちゃん」


莉「っ………」


「犯せてね?」


未「莉音!!んんんー!!」


「未来ちゃんは少し黙っててね~」


莉「ちょっと!未来に酷い事しないでよ!」


「ハンカチで口ふさいでるだけたよ?莉音ちゃんはこっちに集中しようね?」


そう言われ、ブラウスのボタンをはずされる。

うぅ…手つき気持ち悪い。
早く助け来ないかな。

てかもう殴ってもいいかな、足動くし。


「うぉっ!?危な~いきなり足で殴ろうとしないでよ」


莉「私が無抵抗で犯されると思ったわけ?」


「まさか、莉音ちゃん強そうだしね?」


莉「よく分かってるじゃん?」


「でも俺達も君の秘密、知ってるよ?パサッ…」


莉「……」


「莉音ちゃんがウィッグつけてる事」


急にウィッグをとられるとは思わなくて思考が停止した。

名前だけじゃなくて髪の毛の事まで知ってる…。
もしかしてこの目の事も…?

私の情報はブロックしてあって簡単にはハッキングできないはずなのになんで…。

なんでこいつらは知ってる…?
なんで……。
過去の出来事がフラッシュバックした。
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