最強総長様は白色の〇〇〇〇？

狙われたのは6

未「ドーナツ楽しみだね～」


「ねぇねぇ君達、ドーナツ食べに行くの？」


私達の目の前に急に現れた不良達。

何こいつら。
邪魔、あとニヤニヤしてて気持ち悪い未来が怖がってるじゃん。


莉「…誰ですか？」


「俺達もドーナツ食べに行こうとしててさ一緒に行かない？」


莉「すいません、私達急いでるので」


「え～いいじゃん待ってよ」


未来の腕を掴んで逃げようとしたら不良達に道をふさがれた。


莉「…邪魔なんで通してください」


「無理、用事あるんだよね～そこの後ろに隠れてる子に」


未「え？私…？」


莉「は？」


なんで未来なわけ？
もしかして理人さんの知り合い？……なわけないよね。

いかにも悪そうな感じの不良達だし。


「そうそう君、佐野原未来ちゃんだよね？」


「駿河の姫でしょ？」


未「え？え？」


駿河の姫、貴斗達のせいか。
アイツら1回絞め殺す。

とりあえず未来が確実に駿河の姫とはバレてないから誤魔化して隙をついて逃げるしかない。

不良達に気づかれないよう未来にアイコンタクトする。
未来は小さく頷いた。


莉「駿河の姫？小説か何かですか？」


「ふは、小説だってさ笑」


「小説なわけないだろ？暴走族の名前だよロングちゃん」


誰がロングちゃんだ。
そんなセンス無い名前言われても困るわ。

殴りたい気持ちを抑えてます。


莉「はぁ…そうなんですね、私達には関係ないので失礼します」


「ちょっと待ってってば、君じゃなくてもう一人の子に用事があるって言ってるだろ？」


未「いった！」


莉「ちょっと何するのよ！」


「君達逃げようとするから強制的に連れてく事にするね」


「本当は未来ちゃんだけでよかったんだけど」


「君、逃げたらめんどくさい事になりそうだしいいよね総長？」


「どっちでもいいが早く連れてけ」