最強総長様は白色の〇〇〇〇?

かしあ

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試験からの夏休み14

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未「どうしたの莉音??」


莉「ううん、なんでもないよ…」


未「そう?」


莉「うん」


夜なのに未来には私の顔色バレちゃう笑
美羽の事考えてたのバレてるかな?やっぱり。

こうやって楽しいことばかりだとどうしても考えちゃう、最近特に。


未「花火終わったら皆でご飯食べに行こっか!」


莉「そうだね笑」


未「ってことで貴斗~莉音パス~」


莉「わわっ」


未来が私の肩をおして貴斗の方に倒れ込んだ。


貴「おっと、危ないぞ」


莉「……」


いやいや、何この状況。
受け止めてくれたのはいいけどさ、貴斗に抱きしめられてる感じになってるからね?
パスしないで下さい、未来さん。

そして地味に肩痛い。


貴「莉音?大丈夫か?」


莉「あーうん、ありがとう」


貴「未来、莉音に危ない事すんな」


未「貴斗お父さんみたいー笑」


貴「うるせぇよ」


南「3人とも花火終わったからご飯食べに行こ~」


花火を終えた皆が後片付けをしてこっちに歩いてくる。


未「今行く~莉音、貴斗行こっか」


貴「行くぞ莉音」


莉「へっ、ちょ!」


未来が歩き出した途端、貴斗が私の手をとって歩き出した。


莉「手、離してよ…」


貴「無理」


なぜ無理なのでしょうね?
まぁ、いいや、もう諦めました…。


未「何だかんだで仲良いよね~」


南「未来ちゃんどうしたの?」


未「ううん、なんでもないよ南君」


南「じゃあ行こっか」


莉音と貴斗のやりとりをニヤニヤしながら未来が見てた事を2人は知らない…。


葵「皆さん何食べます?」


紗「ラーメン食べたい!」


莉「紗蘭この前も食べてなかった?」


紗「だって美味しいんだもん~笑」


貴「食生活偏ってそうだな」


紗「うるさいよ信条」


未「まぁまぁ笑」


貴斗が話す度につっかかる紗蘭。
これもう定番の言い合いみたいになってます。

この2人は永遠に相性悪そう。


柚「近くのラーメン屋行こうぜ、とりあえず」


南「徒歩五分のところにあるみたいですよ」


葵「そこに行きましょうか」


「「「は~い」」」


未「ラーメン食べながら次の行く場所決めよ~」


紗「夏だから涼しいとこ行くのもいいよね~」


葵「鍾乳洞とかどうですか?」


南「いいねぇ~涼しそう」


皆仲良しだな~とか思いながら聞いてます笑
敵同士だったのにね~。

いや、今も敵同士なんだけどね、もうなんかうん、…仲良くしようみたいな空気になってる笑


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