最強総長様は白色の〇〇〇〇？

試験からの夏休み7

未「皆でビーチボールしよ！」


紗「いいね！絶対負けない！」


葵「ペアはどうしますか？」


貴「くじ引きとかはどうだ？」


カヌーを満喫した未来達と合流して今度はビーチボールをやるらしい。
どこから持ってきたんだろうあのビーチボール。

莉音がぼーっとしてる時、未来はあみだくじを作っていた。


未「はい、莉音の番ね」


莉「なんのくじ？」


未「バレーボールに決まってるじゃん」


莉「あーねー」


さっき言ってたやつか。
ペア決めあみだくじとか紗蘭と貴斗ペアになったらどうする！？ってなるよね～。


未「皆引き終わったからペア言ってくね、柚希君と南君、紗蘭と葵君、貴斗と莉音ペアに決定しました！」


莉「！？いやいや、未来私と変わろうよ笑」


なんで私と貴斗がペアになっちゃったのよ。
嫌だし、色々とめんどー。

未来審判するなら私審判するし。


未「え～なんでせっかくだし貴斗と頑張っておいでよ笑」


貴「そういう事だ、逃げんな」


莉「うぇ…」


私の抵抗虚しく貴斗とペアになりました。
どうせなら葵とペアがよかったよ…。


紗「葵頑張ろうね！目指すは1番だよ！」


葵「足引張ならいように頑張りますね」


南「今日は力を合わせて勝とうよ」


柚「そうだな、今は敵味方関係なしだ」


他のペア同士は仲良く？してる。
よし、諦めて勝つことだけに集中集中。


貴「おい莉音負けんなよ」


莉「負けない負けない、負けず嫌いだし」


貴「莉音負けず嫌いなのか？」


莉「え、今更？笑」


私の負けず嫌い発言に驚く貴斗。
分かる人には分かるとは思ってたけど貴斗は分からないけい俺様男子だったのか。

俺様貴斗は自分の事で忙しいから他人の事まで興味ないよねうんうん。


貴「お前すごく失礼な事考えてるだろ」


莉「さぁ～？」


睨みながらこっちを見てくる。
やっぱり自分の事には鋭い貴斗だね。


未「じゃあ初めは紗蘭葵チーム対莉音貴斗チームね！」


紗「莉音だからって容赦はしないよ？」


莉「大丈夫、紗蘭には負ける気がしないから笑」


葵「貴斗には悪いですがここは勝たせてもらいます」


貴「ふん、やれるもんならやってみろ」


私からサーブで試合が始まった。
そうそう言い忘れてたけどビーチボール未経験者です笑