会長の親衛隊隊長になったので一生懸命猫を被ろうと思います。

2.

「ど、どうしたのぉ双子ちゃん」


「「りゅーちゃん、みずきちと水鉄砲でサバゲーするの？」」


「う、うんそうだよぉ～？」


「「僕達も仲間にいれてー！！」」


「なんだ？亮と遥も参加したいのか？」


「「うん！！参加していいでしょ？みずきちー」」


「いいぞ、瑠夏と湊もいいか？」


「「いいよ」」


「って事でサバゲー参加したい奴は着替えたら浜辺集合な！」


「「はーい！！」」


瑞希の言葉に元気よく返事をして嵐のように更衣室を去っていった双子。
可愛いなおい。

てか俺はなんで双子にタックルされたんだ…タックルされ損じゃね？普通に腰痛いんですけど双子よ。


「琉星、腰大丈夫？」


「う、んなんとか」


腰をさすっていると湊に心配された。
湊の優しさが心に染みるぜ。


「琉星よくあのタックルに耐えれるな、俺には無理だわ」


「瑠夏も双子にタックルされた事あるんだ…」


「まあな、アイツらとは幼なじみだし」


そっか、瑠夏と要が幼なじみなら瑠夏は双子とも幼なじみになるのか。
はっ！生徒会メンバーと幼なじみって事は瑠夏も幼少期鬼ごっこしてたって事！？あのメンバーで…？カオスだ。

思わず瑠夏の顔を見た。


「ん？なんだ琉星俺の顔に何かついてるか？」


「別にー」


「そうか？それより早く浜辺行こうぜ？瑞希と湊は先行ってるぞ？」


「えぇ、いつの間に」


「参加人数とチーム分けするぞって湊連れてかれた」


あー俺と瑠夏が話してたからか…。