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俺はその間に琉星をお姫様抱っこし、車から降りる。
玄関で鈴村と話していた琉星の母親と目が合ったので会釈をする。
俺達の姿に興奮気味な琉星の母親は俺が琉星の事を恋愛感情で好きという事が会った瞬間にバレている。
しかも有難いことに応援してくれるらしい。
「あらあら琉星ったら~ごめんなさいね要君」
「いえ、逆に役得なんで」
「ふふふ、琉星の部屋案内するわねあがってあがって」
「お邪魔します」
2階に上がり、青色に統一されている琉星の部屋に案内されベットに琉星を寝かせた。
琉星の母親はすぐ部屋を出ていってしまった為、今この部屋には俺と琉星だけだ。
寝ている琉星の頬をつつくが起きる気配がないので帰ろうと思い、琉星の母親に挨拶するため1階へと向かう。
挨拶だけで済ませようとするが琉星の母親、リーヤさんにつかまりお茶会をする事になった。
「そうだわ、クッキー食べるかしら?お茶だけじゃあれよね、持ってくるわね」
「ありがとうございます」
それからリーヤさんのお茶会という名の質問攻めにあう。
リーヤさんのコミュ力が高いおかげで、鈴村が声をかけてきた時には俺とリーヤさんは話し込むほど打ち解けていた。
「要様、そろそろお時間です」
「あぁ」
「よかったらまたお話しましょ?今度は琉星も一緒に」
「はい、ぜひ。お邪魔しました」
琉星の変わりにリーヤさんに挨拶をして車に乗り込んだ。
今日は充実した一日だったなと感じながら要は楠木家を後にする。
玄関で鈴村と話していた琉星の母親と目が合ったので会釈をする。
俺達の姿に興奮気味な琉星の母親は俺が琉星の事を恋愛感情で好きという事が会った瞬間にバレている。
しかも有難いことに応援してくれるらしい。
「あらあら琉星ったら~ごめんなさいね要君」
「いえ、逆に役得なんで」
「ふふふ、琉星の部屋案内するわねあがってあがって」
「お邪魔します」
2階に上がり、青色に統一されている琉星の部屋に案内されベットに琉星を寝かせた。
琉星の母親はすぐ部屋を出ていってしまった為、今この部屋には俺と琉星だけだ。
寝ている琉星の頬をつつくが起きる気配がないので帰ろうと思い、琉星の母親に挨拶するため1階へと向かう。
挨拶だけで済ませようとするが琉星の母親、リーヤさんにつかまりお茶会をする事になった。
「そうだわ、クッキー食べるかしら?お茶だけじゃあれよね、持ってくるわね」
「ありがとうございます」
それからリーヤさんのお茶会という名の質問攻めにあう。
リーヤさんのコミュ力が高いおかげで、鈴村が声をかけてきた時には俺とリーヤさんは話し込むほど打ち解けていた。
「要様、そろそろお時間です」
「あぁ」
「よかったらまたお話しましょ?今度は琉星も一緒に」
「はい、ぜひ。お邪魔しました」
琉星の変わりにリーヤさんに挨拶をして車に乗り込んだ。
今日は充実した一日だったなと感じながら要は楠木家を後にする。
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