122 / 199
16.
しおりを挟む
「どうした琉星」
「な、なんでもないよぉ?それより親衛隊の子達よかったの~?」
「あぁ、そういえば手紙を預かっている」
要にピンクの封筒を渡された。
あれ?これいつもお茶会開く時に使う封筒だ。
それを俺に?何でだろうか、俺あの子達とあまり話した事ないけどなー?
「それより丁度いいから観覧車乗るぞ」
「ん~今からぁ?」
「そうだ、行くぞ」
要に手をひかれ俺達は観覧車へと向かう。
…なぜ要と一緒に観覧車?
そして何が丁度いいんだよ、色々と謎すぎ。
演技してる時に抵抗するのが面倒くさいので要にされるがままになっていた。
「2人だ」
「2名様ですね、足元お気をつけていってらっしゃいませ~」
ニコニコ笑顔のお姉さんに手を振られ観覧車のドアが閉まる。
とりあえず俺は要と向かい合って座った。
恋人同士ならまだしも男友達2人で観覧車乗るってシュールだ。
これ俺じゃなきゃ萌えてたのになー。誰か俺と立ち位置変わってくれないかな??なんなら瑞希総受けで要×副会長×瑞希でもありだな。
妄想しながらチラッと要の様子を伺う。
うーん、要が観覧車に乗ってから黙り込んでるんだけど…どうしたもんか。
「なぁ、琉星」
「なぁにぃ要?」
「お前好きな奴いるのか?」
「えぇ?」
急に話しかけてきたと思ったらなんだその質問は。
あ、もしかして要の好きな人教えてくれる感じ?
お前が教えてくれたから俺も好きな人教えるわー的な?
いいねーそれ!!
まぁ俺に好きな人はいないからそんな展開にはならんけども笑
「な、なんでもないよぉ?それより親衛隊の子達よかったの~?」
「あぁ、そういえば手紙を預かっている」
要にピンクの封筒を渡された。
あれ?これいつもお茶会開く時に使う封筒だ。
それを俺に?何でだろうか、俺あの子達とあまり話した事ないけどなー?
「それより丁度いいから観覧車乗るぞ」
「ん~今からぁ?」
「そうだ、行くぞ」
要に手をひかれ俺達は観覧車へと向かう。
…なぜ要と一緒に観覧車?
そして何が丁度いいんだよ、色々と謎すぎ。
演技してる時に抵抗するのが面倒くさいので要にされるがままになっていた。
「2人だ」
「2名様ですね、足元お気をつけていってらっしゃいませ~」
ニコニコ笑顔のお姉さんに手を振られ観覧車のドアが閉まる。
とりあえず俺は要と向かい合って座った。
恋人同士ならまだしも男友達2人で観覧車乗るってシュールだ。
これ俺じゃなきゃ萌えてたのになー。誰か俺と立ち位置変わってくれないかな??なんなら瑞希総受けで要×副会長×瑞希でもありだな。
妄想しながらチラッと要の様子を伺う。
うーん、要が観覧車に乗ってから黙り込んでるんだけど…どうしたもんか。
「なぁ、琉星」
「なぁにぃ要?」
「お前好きな奴いるのか?」
「えぇ?」
急に話しかけてきたと思ったらなんだその質問は。
あ、もしかして要の好きな人教えてくれる感じ?
お前が教えてくれたから俺も好きな人教えるわー的な?
いいねーそれ!!
まぁ俺に好きな人はいないからそんな展開にはならんけども笑
0
お気に入りに追加
742
あなたにおすすめの小説

美形×平凡の子供の話
めちゅう
BL
美形公爵アーノルドとその妻で平凡顔のエーリンの間に生まれた双子はエリック、エラと名付けられた。エリックはアーノルドに似た美形、エラはエーリンに似た平凡顔。平凡なエラに幸せはあるのか?
──────────────────
お読みくださりありがとうございます。
お楽しみいただけましたら幸いです。



当て馬的ライバル役がメインヒーローに喰われる話
屑籠
BL
サルヴァラ王国の公爵家に生まれたギルバート・ロードウィーグ。
彼は、物語のそう、悪役というか、小悪党のような性格をしている。
そんな彼と、彼を溺愛する、物語のヒーローみたいにキラキラ輝いている平民、アルベルト・グラーツのお話。
さらっと読めるようなそんな感じの短編です。

うちの前に落ちてたかわいい男の子を拾ってみました。 【完結】
まつも☆きらら
BL
ある日、弟の海斗とマンションの前にダンボールに入れられ放置されていた傷だらけの美少年『瑞希』を拾った優斗。『1ヵ月だけ置いて』と言われ一緒に暮らし始めるが、どこか危うい雰囲気を漂わせた瑞希に翻弄される海斗と優斗。自分のことは何も聞かないでと言われるが、瑞希のことが気になって仕方ない2人は休みの日に瑞希の後を尾けることに。そこで見たのは、中年の男から金を受け取る瑞希の姿だった・・・・。

主人公のライバルポジにいるようなので、主人公のカッコ可愛さを特等席で愛でたいと思います。
小鷹けい
BL
以前、なろうサイトさまに途中まであげて、結局書きかけのまま放置していたものになります(アカウントごと削除済み)タイトルさえもうろ覚え。
そのうち続きを書くぞ、の意気込みついでに数話分投稿させていただきます。
先輩×後輩
攻略キャラ×当て馬キャラ
総受けではありません。
嫌われ→からの溺愛。こちらも面倒くさい拗らせ攻めです。
ある日、目が覚めたら大好きだったBLゲームの当て馬キャラになっていた。死んだ覚えはないが、そのキャラクターとして生きてきた期間の記憶もある。
だけど、ここでひとつ問題が……。『おれ』の推し、『僕』が今まで嫌がらせし続けてきた、このゲームの主人公キャラなんだよね……。
え、イジめなきゃダメなの??死ぬほど嫌なんだけど。絶対嫌でしょ……。
でも、主人公が攻略キャラとBLしてるところはなんとしても見たい!!ひっそりと。なんなら近くで見たい!!
……って、なったライバルポジとして生きることになった『おれ(僕)』が、主人公と仲良くしつつ、攻略キャラを巻き込んでひっそり推し活する……みたいな話です。
本来なら当て馬キャラとして冷たくあしらわれ、手酷くフラれるはずの『ハルカ先輩』から、バグなのかなんなのか徐々に距離を詰めてこられて戸惑いまくる当て馬の話。
こちらは、ゆるゆる不定期更新になります。


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる