会長の親衛隊隊長になったので一生懸命猫を被ろうと思います。

5.

「琉星、次はアレ乗るぞ」


「わかったよ～」


「「「琉星様、次はあれ乗りましょ～」」」


「はいは～い」


要に連れてかれ、次は翔ちゃん達に連れてかれ順番に皆で絶叫系巡り。

全7種制覇した俺は死にかけ中。


「琉星、もう一度あれ乗ろうぜ」


「瑞希元気だねぇ～」


「そうか？鈴夜達も元気だぞ？」


「ほ、本当だ…」


皆と一緒に乗っているのに何故か俺だけ死にかけ中だ。
なんで皆そんな三半規管強いわけ？

翔ちゃん達が絶叫系強いの意外だった。


「琉星大丈夫？少し休んだら？」


「そうだね～ここからは別行動にしよっかな～」


湊の言葉に同意する。

さすがにこれ以上絶叫系乗ったら吐きそう。


「琉星調子悪いのか？大丈夫か？」


「うん大丈夫だよ～瑞希は副会長様と乗り物乗っておいで～」


せっかく瑞希が誘ってくれたけど俺は少し休憩しよう。

お昼だから別行動するのにちょうどいいしね！！
あとは皆好きな人にアピールすべし！！


「わかった、回復したらまた一緒に乗ろうな琉星」


「うん～そうだね～」


「琉星じゃあまたあとで合流しようね」


「大人しくしとけよ？」


「分かったよ～湊、瑠夏、楽しんできてねぇ～」


瑞希は副会長と瑠夏は湊と乗りたい乗り物の場所に歩いて行った。

翔ちゃん達も俺を心配そうに見てたけど笑顔で送り出した。
皆、俺に気にせず楽しんできてくれ。

そう思いベンチに寝転がる。