会長の親衛隊隊長になったので一生懸命猫を被ろうと思います。

4.

「ねぇねぇ、海ちゃんと理久ちゃんって好きな子いるのー？」


「「えっ？？///」」


すると2人が顔を見合わせて真っ赤になった。

あ、これは好きな子いるな～？
翔ちゃんか？翔ちゃんだろ、翔ちゃんしか俺は認めない！！


「もしかして～2人とも同じ子が好きだったりする～？」


「琉星様よく分かりますね、そうですよ」


「僕達、片想い中なんです」


そう言ってチラッと2人は翔ちゃんを見た。

え、まぢか、本当に片想いの相手翔ちゃんなの！？
ホントに本当！？

ふわぁー妄想が現実になりそう！！翔ちゃん確実に狙われてる！！


「そっかぁ～応援してるね～(好きな子翔ちゃん！？)」


「「ありがとうございます！！(そうです！！)」」


俺達は目で会話をした。

そして翔ちゃんの反応を見たくて3人で抱き合う。
俺は海ちゃん越しからチラッと翔ちゃんに視線を向けると翔ちゃんはこちらを見て少し寂しそうな顔をしていた。

あれ？これはもう脈ありじゃね？


「3P頑張ってねぇ～？」


「え、琉星様//破廉恥です//」


小声でそう言ったら真っ赤な顔をした理久ちゃんに小声で怒られた。

ごめん、つい本音が笑


「小声で何を話してるんだ琉星」


ヒソヒソ話していたら俺の目の前に要が立っていた。


「え、あ要～いた、痛いよぉ～！？」


仕事終わったの～？って要に聞こうとしたら何故かおでこにデコピンされた。
避けきれなかった俺はおでこに激痛。

痛い！！要のデコピン威力半端ないんだけど、指どうなってんの！？鉄でできてんの！？