87 / 199
15.
しおりを挟む
「瑞希…」
「ん?鈴夜どうした?」
瑞希の素顔が俺のせいでバレて副会長は複雑そうな顔をする。
ごめん副会長、俺のせいで。
でもわざとじゃないんだよぉぉ!!
こんな展開は望んでなかったんだよぉ!!
とりあえず俺は瑠夏に手伝ってもらって椅子に座る。
そこへ要が様子を見に来た。
「琉星すまん、俺が呼んだから」
「要のせいじゃないよ~」
「そうそう、まず足首捻挫している事を忘れるってどういうわけ琉星?自分の体大事にしてって言ってるよね?」
「ご、ごめんねぇ湊ぉ…」
なんか頭ぼーっとして捻挫している事忘れてました。
あーさっきのでまた足痛めたかも、痛い…あとで痛み止め飲もうかな…。
「瑞希もごめんねぇ…変装解いちゃってぇ」
「ん?いいぞ、カツラと眼鏡邪魔だったしな」
おうふ、瑞希が男前すぎる。
でも可愛い天使!!
「瑞希ぃ~かわいぃ~」
「うお、琉星!?」
瑞希に抱きつく…というよりもたれかかる。
ん~頭グルグルしてる~自分が今何をしてるかわからなくなってきた…。
「ちょ、琉星、どうした?大丈夫か?」
「ん~?大丈夫大丈夫~」
ちょっと熱いなーって感じるけど。
はぁー瑞希の体温低くてちょうどいいー。
「琉星?なんか顔赤くない?…うわ、すごい熱だよ」
んん?熱あるの俺?
だから熱いのかー納得。
おでこに触れた湊の手が気持ちいいからスリスリする。
「ん?鈴夜どうした?」
瑞希の素顔が俺のせいでバレて副会長は複雑そうな顔をする。
ごめん副会長、俺のせいで。
でもわざとじゃないんだよぉぉ!!
こんな展開は望んでなかったんだよぉ!!
とりあえず俺は瑠夏に手伝ってもらって椅子に座る。
そこへ要が様子を見に来た。
「琉星すまん、俺が呼んだから」
「要のせいじゃないよ~」
「そうそう、まず足首捻挫している事を忘れるってどういうわけ琉星?自分の体大事にしてって言ってるよね?」
「ご、ごめんねぇ湊ぉ…」
なんか頭ぼーっとして捻挫している事忘れてました。
あーさっきのでまた足痛めたかも、痛い…あとで痛み止め飲もうかな…。
「瑞希もごめんねぇ…変装解いちゃってぇ」
「ん?いいぞ、カツラと眼鏡邪魔だったしな」
おうふ、瑞希が男前すぎる。
でも可愛い天使!!
「瑞希ぃ~かわいぃ~」
「うお、琉星!?」
瑞希に抱きつく…というよりもたれかかる。
ん~頭グルグルしてる~自分が今何をしてるかわからなくなってきた…。
「ちょ、琉星、どうした?大丈夫か?」
「ん~?大丈夫大丈夫~」
ちょっと熱いなーって感じるけど。
はぁー瑞希の体温低くてちょうどいいー。
「琉星?なんか顔赤くない?…うわ、すごい熱だよ」
んん?熱あるの俺?
だから熱いのかー納得。
おでこに触れた湊の手が気持ちいいからスリスリする。
2
お気に入りに追加
742
あなたにおすすめの小説

美形×平凡の子供の話
めちゅう
BL
美形公爵アーノルドとその妻で平凡顔のエーリンの間に生まれた双子はエリック、エラと名付けられた。エリックはアーノルドに似た美形、エラはエーリンに似た平凡顔。平凡なエラに幸せはあるのか?
──────────────────
お読みくださりありがとうございます。
お楽しみいただけましたら幸いです。



当て馬的ライバル役がメインヒーローに喰われる話
屑籠
BL
サルヴァラ王国の公爵家に生まれたギルバート・ロードウィーグ。
彼は、物語のそう、悪役というか、小悪党のような性格をしている。
そんな彼と、彼を溺愛する、物語のヒーローみたいにキラキラ輝いている平民、アルベルト・グラーツのお話。
さらっと読めるようなそんな感じの短編です。

うちの前に落ちてたかわいい男の子を拾ってみました。 【完結】
まつも☆きらら
BL
ある日、弟の海斗とマンションの前にダンボールに入れられ放置されていた傷だらけの美少年『瑞希』を拾った優斗。『1ヵ月だけ置いて』と言われ一緒に暮らし始めるが、どこか危うい雰囲気を漂わせた瑞希に翻弄される海斗と優斗。自分のことは何も聞かないでと言われるが、瑞希のことが気になって仕方ない2人は休みの日に瑞希の後を尾けることに。そこで見たのは、中年の男から金を受け取る瑞希の姿だった・・・・。

主人公のライバルポジにいるようなので、主人公のカッコ可愛さを特等席で愛でたいと思います。
小鷹けい
BL
以前、なろうサイトさまに途中まであげて、結局書きかけのまま放置していたものになります(アカウントごと削除済み)タイトルさえもうろ覚え。
そのうち続きを書くぞ、の意気込みついでに数話分投稿させていただきます。
先輩×後輩
攻略キャラ×当て馬キャラ
総受けではありません。
嫌われ→からの溺愛。こちらも面倒くさい拗らせ攻めです。
ある日、目が覚めたら大好きだったBLゲームの当て馬キャラになっていた。死んだ覚えはないが、そのキャラクターとして生きてきた期間の記憶もある。
だけど、ここでひとつ問題が……。『おれ』の推し、『僕』が今まで嫌がらせし続けてきた、このゲームの主人公キャラなんだよね……。
え、イジめなきゃダメなの??死ぬほど嫌なんだけど。絶対嫌でしょ……。
でも、主人公が攻略キャラとBLしてるところはなんとしても見たい!!ひっそりと。なんなら近くで見たい!!
……って、なったライバルポジとして生きることになった『おれ(僕)』が、主人公と仲良くしつつ、攻略キャラを巻き込んでひっそり推し活する……みたいな話です。
本来なら当て馬キャラとして冷たくあしらわれ、手酷くフラれるはずの『ハルカ先輩』から、バグなのかなんなのか徐々に距離を詰めてこられて戸惑いまくる当て馬の話。
こちらは、ゆるゆる不定期更新になります。


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる