会長の親衛隊隊長になったので一生懸命猫を被ろうと思います。

かしあ

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「はよー琉星、要との生活1日目はどうだった?」


「瑞希おはよ~なんか普通だったわー笑」


あんだけ嫌がっていたのが嘘みたいに普通にすごした1日だった。
まぁ俺はご飯食べて寝落ちしただけだけど。


「意外だな、もっと発狂してるかと思ったわ」


「俺自身もビックリ」


要の隣が意外に心地いいらしい。
今まで生徒会の仕事を手伝うために一緒にいたが全く気づかなかった。


「へぇ~仲良くなったならよかったな」


「仲良くなった…のか?わからんけど」


まだ1日しか経ってないし。
わかったことは要がオカン属性ってことだけだ。


「あ、てか瑞希こそ副会長とどうなの??」


「俺?俺も普通だけどな、強いて言うなら鈴夜が過保護すぎってことだな」


「あーだから車椅子?」


昨日は帰る時にはなかった車椅子で登校している瑞希。

なるほど副会長は瑞希に対しては過保護なんだな、あんな事件があったし分からなくもないけど。


「そうそう、まぁ座ったままの方が楽だけどさ」


「怪我は大丈夫??」


「あぁ、元気だぞ?」


「そっか、よかった~」


「琉星も怪我ひどかったろ?ちゃんと湿布貼ってるか?」


「あー要に朝貼り替えてもらったから大丈夫」


「ふ~ん、要な」


そう言うとニヤニヤしだした瑞希。

あーしまった。
今普通に瑞希の前で会長の事要って言ったわ。


「琉星あんなに名前呼び嫌がってたのにな~どんな心境?」


「…いちごパフェ食べさせてくれるなら名前呼びくらいするよ」


いちごパフェの為なら俺なんでもする!!

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