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もう一つの告白
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祥太君のコンサート当日。
あいにくの雨。
今日は私…
お気に入りのワンピースを着ようと思う。
白いワンピース。
ずっと着たかったけど、着る機会がなかったから。
着替えてメイクして、赤い傘をさして、バス停へ。
会場までは家から1時間程で着いた。
すごい…
大きくて立派なホールには、かなりの数のお客さんが来場していた。
みんな雨なんて関係ないって感じで、ワクワクしてコンサートを楽しみに待っている。
『ねえ、山崎祥太君。このパンフレットの写真、どれも本当に素敵よね』
私の隣の席に座った若い女性が言った。
『本当~ああ、もうすごくカッコいい』
女性の友人も言った。
『祥太君のピアノ、最高だよね』
『うん。私、昨日祥太君のピアノ聴けると思うだけでドキドキして、興奮して眠れなかったんだから』
『わかる~私も恋人に会えるみたいな気分』
そう言って笑い合ってる。
素敵な女性達は、祥太君のファンなんだ。
それも、ものすごく熱烈な。
本当にすごい人気だね。
この会場には、他にも祥太君のピアノを楽しみにしてる人がたくさんいるんだろう。
改めて祥太君の存在の大きさに気づかされた。
開始のブザーがなり、いよいよコンサートが始まった。
出演者が次々と出てきてすごい緊張感だ。
そして、祥太君の登場。
ひときわ歓声や拍手が大きくなる。
放たれるオーラが…半端ない。
ただでさえカッコイイのに、舞台の上だとさらに素敵になるんだね。
演奏が始まって、その美しい音にみんなが聴き入る。
ここから祥太君のピアノソロだ。
1音1音重なる度に、急激に胸が高鳴り、熱くなった。
嘘みたいに感動が押し寄せ、自然に涙がこみ上げる。
私だけじゃない、周りの人もみんなが祥太君のピアノに魅了されてる。
ずっとずっと…
夢の世界にいるようで、この不思議な感覚はとても言葉では言い表せない。
あいにくの雨。
今日は私…
お気に入りのワンピースを着ようと思う。
白いワンピース。
ずっと着たかったけど、着る機会がなかったから。
着替えてメイクして、赤い傘をさして、バス停へ。
会場までは家から1時間程で着いた。
すごい…
大きくて立派なホールには、かなりの数のお客さんが来場していた。
みんな雨なんて関係ないって感じで、ワクワクしてコンサートを楽しみに待っている。
『ねえ、山崎祥太君。このパンフレットの写真、どれも本当に素敵よね』
私の隣の席に座った若い女性が言った。
『本当~ああ、もうすごくカッコいい』
女性の友人も言った。
『祥太君のピアノ、最高だよね』
『うん。私、昨日祥太君のピアノ聴けると思うだけでドキドキして、興奮して眠れなかったんだから』
『わかる~私も恋人に会えるみたいな気分』
そう言って笑い合ってる。
素敵な女性達は、祥太君のファンなんだ。
それも、ものすごく熱烈な。
本当にすごい人気だね。
この会場には、他にも祥太君のピアノを楽しみにしてる人がたくさんいるんだろう。
改めて祥太君の存在の大きさに気づかされた。
開始のブザーがなり、いよいよコンサートが始まった。
出演者が次々と出てきてすごい緊張感だ。
そして、祥太君の登場。
ひときわ歓声や拍手が大きくなる。
放たれるオーラが…半端ない。
ただでさえカッコイイのに、舞台の上だとさらに素敵になるんだね。
演奏が始まって、その美しい音にみんなが聴き入る。
ここから祥太君のピアノソロだ。
1音1音重なる度に、急激に胸が高鳴り、熱くなった。
嘘みたいに感動が押し寄せ、自然に涙がこみ上げる。
私だけじゃない、周りの人もみんなが祥太君のピアノに魅了されてる。
ずっとずっと…
夢の世界にいるようで、この不思議な感覚はとても言葉では言い表せない。
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