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星が降り注ぐ夜
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「ありがとう…結構いろいろ大変だったけど、大学の時はさ、雫さんが「杏」に行った時に頑張れって声掛けてくれたり、話せなくても雫さんの顔を見るだけで元気になれたから…」
「希良君…」
「そりゃあ、雫さんにフラれてすぐの頃は、正直すごく落ち込んだけど、また…雫さんの可愛い笑顔に元気をもらって…笑って毎日を過ごすことが出来た。だから…感謝してる」
「感謝だなんて、私は何もしてあげられなかったから…」
「そんなことないよ。十分だよ。雫さんは「杏」を辞めちゃったけど…それでもなんとか、卒業まであなたとの思い出のおかげで乗り切れた。卒業したってメールだけして…それからは雫さんに連絡しないようにしてたんだ。先生として少しでも成長出来たら…いつか電話しようと思ってた」
「嬉しいよ…本当に嬉しい。なんか泣けて来るよ。きっと…ものすごく頑張ったんだろうなって想像出来るし。本当に…偉いね…」
頬に熱い涙が流れた。
「うん、めちゃくちゃ楽しいよ。実験になるとみんな目の色変わるし。自分が子どもだった頃を思い出すよ…こんな風に夢中になってたなって。本当に…子ども達って夢や希望に溢れてて、可愛くて仕方ないよ」
素直にそんな風に思える希良君の心は…
きっと、澄みきった星空みたいに綺麗なんだ…
「そうだろうね。子どもは…本当に可愛いよね。希良君に教えてもらえて、生徒さんはみんな幸せだな。ねえ、希良君。私、希良君のこと、ずっと応援してるから…これからも体に気をつけて頑張って…絶対、忘れないよ」
「ありがとう…僕も、ずっと忘れない。まだ、全然彼女も出来そうにないしね。焦るつもりもないけど。雫さんが心の中にいてくれるから…まだまだ頑張れる。絶対に…何があっても負けない」
その言葉に、涙が止まらなかった。
希良君とはもう会うことはないだろうけど、きっと…
最高の先生になって、いつかは素敵な人と巡り会って…結婚して幸せになれる。
私は、そう確信してる。
「希良君…」
「そりゃあ、雫さんにフラれてすぐの頃は、正直すごく落ち込んだけど、また…雫さんの可愛い笑顔に元気をもらって…笑って毎日を過ごすことが出来た。だから…感謝してる」
「感謝だなんて、私は何もしてあげられなかったから…」
「そんなことないよ。十分だよ。雫さんは「杏」を辞めちゃったけど…それでもなんとか、卒業まであなたとの思い出のおかげで乗り切れた。卒業したってメールだけして…それからは雫さんに連絡しないようにしてたんだ。先生として少しでも成長出来たら…いつか電話しようと思ってた」
「嬉しいよ…本当に嬉しい。なんか泣けて来るよ。きっと…ものすごく頑張ったんだろうなって想像出来るし。本当に…偉いね…」
頬に熱い涙が流れた。
「うん、めちゃくちゃ楽しいよ。実験になるとみんな目の色変わるし。自分が子どもだった頃を思い出すよ…こんな風に夢中になってたなって。本当に…子ども達って夢や希望に溢れてて、可愛くて仕方ないよ」
素直にそんな風に思える希良君の心は…
きっと、澄みきった星空みたいに綺麗なんだ…
「そうだろうね。子どもは…本当に可愛いよね。希良君に教えてもらえて、生徒さんはみんな幸せだな。ねえ、希良君。私、希良君のこと、ずっと応援してるから…これからも体に気をつけて頑張って…絶対、忘れないよ」
「ありがとう…僕も、ずっと忘れない。まだ、全然彼女も出来そうにないしね。焦るつもりもないけど。雫さんが心の中にいてくれるから…まだまだ頑張れる。絶対に…何があっても負けない」
その言葉に、涙が止まらなかった。
希良君とはもう会うことはないだろうけど、きっと…
最高の先生になって、いつかは素敵な人と巡り会って…結婚して幸せになれる。
私は、そう確信してる。
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