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総支配人への想い
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大げさだけど、そんなイメージもある。
まあ…
例えようもないんだけど。
つまりは、何かと比較するのが難しいくらいの超極上イケメン。
私は…
初めて、男性に一目惚れをしてしまった。
当然、そんなイケメンだから、他にもライバルが数えきれない程いるだろう。
噂では彼女はいないって聞いてるけど、実際のところはわからない。
もしかしたら、海外に数人、超美人の彼女がいるのかも知れない。
いや、いない方がおかしいよね、こんな素敵な人。
正直、私なんかが総支配人を好きになったところで…
きっと、どうにもならないよね。
見た目が中の下の下の女なんか振り向いてもらえる確率は、ほぼ0パーセントだろうし。
ううん、ほぼじゃなくて確実に0パーセント。
さっきみたいに、コンシェルジュの仕事で褒めてもらえたこと、松下という名前を覚えてもらってたことが奇跡なんだ。
私は身長165cm、中肉中背の普通の女性。
昔からこの地味な顔に自信がなくて、鏡を見るのも嫌いだった時期がある。
今は、ホテルマンとして身だしなみが大事だからきっちり化粧もしている。
専門学校でそれも習った。
だけど、やっぱり…
いくら化粧をして顔を作ったところで、すぐに自信がつくわけもなく。
今まで付き合ってた男性にも、結局、私のマイナス思考が邪魔をしてフラレてしまった。
新しい彼氏を作る気力もなくて、今に至り気がつけばもう25歳。
総支配人みたいな雲の上の存在の人を好きになるなんて、厚かましいし身分違いにも程がある。
だから、私は自分のこの気持ちを誰にも言わず黙っている。
深月絢斗さん…
総支配人を好きだなんて…
本当に恥ずかしいよ。
『…さん、松下さん。どうしましたか?』
まあ…
例えようもないんだけど。
つまりは、何かと比較するのが難しいくらいの超極上イケメン。
私は…
初めて、男性に一目惚れをしてしまった。
当然、そんなイケメンだから、他にもライバルが数えきれない程いるだろう。
噂では彼女はいないって聞いてるけど、実際のところはわからない。
もしかしたら、海外に数人、超美人の彼女がいるのかも知れない。
いや、いない方がおかしいよね、こんな素敵な人。
正直、私なんかが総支配人を好きになったところで…
きっと、どうにもならないよね。
見た目が中の下の下の女なんか振り向いてもらえる確率は、ほぼ0パーセントだろうし。
ううん、ほぼじゃなくて確実に0パーセント。
さっきみたいに、コンシェルジュの仕事で褒めてもらえたこと、松下という名前を覚えてもらってたことが奇跡なんだ。
私は身長165cm、中肉中背の普通の女性。
昔からこの地味な顔に自信がなくて、鏡を見るのも嫌いだった時期がある。
今は、ホテルマンとして身だしなみが大事だからきっちり化粧もしている。
専門学校でそれも習った。
だけど、やっぱり…
いくら化粧をして顔を作ったところで、すぐに自信がつくわけもなく。
今まで付き合ってた男性にも、結局、私のマイナス思考が邪魔をしてフラレてしまった。
新しい彼氏を作る気力もなくて、今に至り気がつけばもう25歳。
総支配人みたいな雲の上の存在の人を好きになるなんて、厚かましいし身分違いにも程がある。
だから、私は自分のこの気持ちを誰にも言わず黙っている。
深月絢斗さん…
総支配人を好きだなんて…
本当に恥ずかしいよ。
『…さん、松下さん。どうしましたか?』
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