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幸せな時間と永遠の誓い
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「十分です。蒼真さんは…もうすでに最高の父親であり、最高の旦那様です。私、あなた以外は見ていません」
「俺も、藍花しか見ていない。この先死ぬまでずっと…お前だけを愛すると誓う。絶対に俺から離れるな」
そう言って私を抱きしめてくれた。
蒼太は少し離れて見て見ぬふり。
「蒼太おいで」
ニコッと笑って走ってくる。
「いいか、お前はしっかりお母さんを支えて頑張るんだぞ。今度アメリカで会えるまではお前がお母さんを守るんだ」
「うん、わかってる。お母さんのこと、安心して任せてよ。アメリカに行ったら僕もお医者さんになるための勉強を頑張る」
その真剣な顔をじっと見て、何度もうなづく蒼真さん。
「頼もしいな」
「お父さんには負けないよ」
2人は年齢は違っても、今から良きライバルだ。
蒼太は本当に…どんどん蒼真さんに容姿が似てくる。
そんな息子のことが、父としては可愛くて仕方ないんだ。
「痛いよ」
「じゃあな、行ってくる」
蒼太のことも強く抱きしめてから、別れを惜しむように蒼真さんは日本を離れた。
はるか遠くに消えてしまうまで、蒼太は飛行機に向かってずっと笑顔で手を振っていた。
この子は私が守るから。
どんなことがあっても。
だから安心してね、蒼真さん。
初めて出会った頃の2人からは想像もつかないけど、私達は結構お似合いの夫婦なのかも知れない。
なんて、やっぱり厚かましいけど…
それでも、あなたはとてつもなく深い愛情を毎日私にくれたから…
だから、私は「愛されてる」って…
ちゃんと信じていられるよ。
永遠に蒼真さんから離れたくない、ずっとあなたと共に生きていきたい。
こんなにも幸せにしてくれて…本当に、本当にありがとう。
白川先生、私はあなたが大好きです。
いっぱい、いっぱい、愛してる。
「俺も、藍花しか見ていない。この先死ぬまでずっと…お前だけを愛すると誓う。絶対に俺から離れるな」
そう言って私を抱きしめてくれた。
蒼太は少し離れて見て見ぬふり。
「蒼太おいで」
ニコッと笑って走ってくる。
「いいか、お前はしっかりお母さんを支えて頑張るんだぞ。今度アメリカで会えるまではお前がお母さんを守るんだ」
「うん、わかってる。お母さんのこと、安心して任せてよ。アメリカに行ったら僕もお医者さんになるための勉強を頑張る」
その真剣な顔をじっと見て、何度もうなづく蒼真さん。
「頼もしいな」
「お父さんには負けないよ」
2人は年齢は違っても、今から良きライバルだ。
蒼太は本当に…どんどん蒼真さんに容姿が似てくる。
そんな息子のことが、父としては可愛くて仕方ないんだ。
「痛いよ」
「じゃあな、行ってくる」
蒼太のことも強く抱きしめてから、別れを惜しむように蒼真さんは日本を離れた。
はるか遠くに消えてしまうまで、蒼太は飛行機に向かってずっと笑顔で手を振っていた。
この子は私が守るから。
どんなことがあっても。
だから安心してね、蒼真さん。
初めて出会った頃の2人からは想像もつかないけど、私達は結構お似合いの夫婦なのかも知れない。
なんて、やっぱり厚かましいけど…
それでも、あなたはとてつもなく深い愛情を毎日私にくれたから…
だから、私は「愛されてる」って…
ちゃんと信じていられるよ。
永遠に蒼真さんから離れたくない、ずっとあなたと共に生きていきたい。
こんなにも幸せにしてくれて…本当に、本当にありがとう。
白川先生、私はあなたが大好きです。
いっぱい、いっぱい、愛してる。
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