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新しい家族の誕生
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私は今、すごく幸せ。
だったら、それでいいのかな?
なんか自分に都合良すぎる気もするけど…
だけど、月那が言ってくれてるから…それを信じようと思った。
七海先生も歩夢君も…
絶対「幸せ」でいてほしい。
お願いだから、悲しい思いをしないで…
そう祈るばかりだ。
『あっ、月那は太一さんとの新婚生活はどう?楽しんでる?』
あんまり落ち込んでたら心配されるから、急いで話をそらした。
『あ~まあまあだね。仕事も家でも一緒だし、ちょっと飽きてきたかな』
また大声で笑う。
『さっき世界一幸せな夫婦って言ってたよね』
『そんなとこ言ったかな?まあ…楽しくやってるよ。いろいろあるけど、私、太一がいないとダメみたいだしさ。あんなに筋肉バカなのに、嘘みたいに優しい人だし。ちょっと頼りないとこあるけど…私にとっては最高の夫かなって思うよ』
月那もすごく幸せなんだね。
その言葉嬉しいよ。
『素直に太一さんにもそう言ってあげてね』
『嫌だよ。そんなこと言ったら負けだし』
負けって…
『私には素直にって言っておいてズルくない?』
『ズルくないズルくない。私はいいの~』
月那って相変わらず自由だ。
思わず苦笑い。
それから私達は、お茶を飲みながらお互いの新婚生活や仕事、子育てのことなんかをしばらく語り合った。
本当に…時間がいくらあっても足りないよ。
もっとずっと話していたい。
だけど、今日はここでおしまい。
2人とも主婦だから、ちゃんと晩御飯の支度をしなくちゃね。
『太一が好きだから今日はハンバーグ。子どもみたいだからね、あの人』
『いいな~美味しそう!うちはカレー』
初めて蒼真さんに作った料理。
いつ食べても毎回褒めてくれる。
『そっちも子どもみたいだよ』
『確かに』
また必ず女子会しようと約束して、月那は旦那様の元に帰っていった。
だったら、それでいいのかな?
なんか自分に都合良すぎる気もするけど…
だけど、月那が言ってくれてるから…それを信じようと思った。
七海先生も歩夢君も…
絶対「幸せ」でいてほしい。
お願いだから、悲しい思いをしないで…
そう祈るばかりだ。
『あっ、月那は太一さんとの新婚生活はどう?楽しんでる?』
あんまり落ち込んでたら心配されるから、急いで話をそらした。
『あ~まあまあだね。仕事も家でも一緒だし、ちょっと飽きてきたかな』
また大声で笑う。
『さっき世界一幸せな夫婦って言ってたよね』
『そんなとこ言ったかな?まあ…楽しくやってるよ。いろいろあるけど、私、太一がいないとダメみたいだしさ。あんなに筋肉バカなのに、嘘みたいに優しい人だし。ちょっと頼りないとこあるけど…私にとっては最高の夫かなって思うよ』
月那もすごく幸せなんだね。
その言葉嬉しいよ。
『素直に太一さんにもそう言ってあげてね』
『嫌だよ。そんなこと言ったら負けだし』
負けって…
『私には素直にって言っておいてズルくない?』
『ズルくないズルくない。私はいいの~』
月那って相変わらず自由だ。
思わず苦笑い。
それから私達は、お茶を飲みながらお互いの新婚生活や仕事、子育てのことなんかをしばらく語り合った。
本当に…時間がいくらあっても足りないよ。
もっとずっと話していたい。
だけど、今日はここでおしまい。
2人とも主婦だから、ちゃんと晩御飯の支度をしなくちゃね。
『太一が好きだから今日はハンバーグ。子どもみたいだからね、あの人』
『いいな~美味しそう!うちはカレー』
初めて蒼真さんに作った料理。
いつ食べても毎回褒めてくれる。
『そっちも子どもみたいだよ』
『確かに』
また必ず女子会しようと約束して、月那は旦那様の元に帰っていった。
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