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2人の未来への1歩
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『藍花、好きだよ…』
『私もです。蒼真さんとの時間が…すごく大切です』
部屋の明かりはついたまま。
私達はベッド入り、すぐ横に並んでる。
布団の中は…お互いに何もつけていない。
肌と肌が触れ合う感覚に、さっきからずっとドキドキしてる。
『僕もだ。今までは医学のこと以外に費やす時間なんてほとんど無かった。ジムに行ったりするくらいで、食事も簡単に済ませて…』
『蒼真さんは勉強熱心ですから…みんな言ってます』
だからこそ無敵なんだよね。
どこまでも外科医として努力する姿がカッコよくて。
私は、心底尊敬している。
『それももちろん大事だ。勉強することは止めない。でも今は…藍花との時間が1番大切なんだ。この時間があるからまた頑張れる。今となっては…もうお前がいないと頑張れない』
『そんな、そんなことないですよ。蒼真さんはいつだって…』
『こんなこと言われたら失望する?情けないか?でも、もし藍花がいなくなったら…そう思うと怖くなるんだ』
『情けないなんて思いません。失望なんて…するわけないです。蒼真さんは頑張り過ぎるくらい頑張ってます。そんなすごい人にそんな風に言ってもらえることは…やっぱり素直に嬉しいです』
蒼真さんは、私のおでこに優しくキスをした。
『藍花…お前がもし患者さんのことを思うなら、絶対に一生俺から離れるな。藍花が側にいてくれたら俺はもう何も怖くない』
そう言って私を抱き締める腕の強さに、何とも言えない安心感と男らしさを感じた。
守られるって…こういうことなんだって。
『いいな?絶対に離れるな』
私の顔を間近で見つめながら甘く囁くその顔が美し過ぎて…
『…私、離れません。ずっとあなたの側にいさせて下さい』
『その言葉を待ってた。藍花の全部を俺の物にする』
何度も被さる色気のあるセリフの波。
『私もです。蒼真さんとの時間が…すごく大切です』
部屋の明かりはついたまま。
私達はベッド入り、すぐ横に並んでる。
布団の中は…お互いに何もつけていない。
肌と肌が触れ合う感覚に、さっきからずっとドキドキしてる。
『僕もだ。今までは医学のこと以外に費やす時間なんてほとんど無かった。ジムに行ったりするくらいで、食事も簡単に済ませて…』
『蒼真さんは勉強熱心ですから…みんな言ってます』
だからこそ無敵なんだよね。
どこまでも外科医として努力する姿がカッコよくて。
私は、心底尊敬している。
『それももちろん大事だ。勉強することは止めない。でも今は…藍花との時間が1番大切なんだ。この時間があるからまた頑張れる。今となっては…もうお前がいないと頑張れない』
『そんな、そんなことないですよ。蒼真さんはいつだって…』
『こんなこと言われたら失望する?情けないか?でも、もし藍花がいなくなったら…そう思うと怖くなるんだ』
『情けないなんて思いません。失望なんて…するわけないです。蒼真さんは頑張り過ぎるくらい頑張ってます。そんなすごい人にそんな風に言ってもらえることは…やっぱり素直に嬉しいです』
蒼真さんは、私のおでこに優しくキスをした。
『藍花…お前がもし患者さんのことを思うなら、絶対に一生俺から離れるな。藍花が側にいてくれたら俺はもう何も怖くない』
そう言って私を抱き締める腕の強さに、何とも言えない安心感と男らしさを感じた。
守られるって…こういうことなんだって。
『いいな?絶対に離れるな』
私の顔を間近で見つめながら甘く囁くその顔が美し過ぎて…
『…私、離れません。ずっとあなたの側にいさせて下さい』
『その言葉を待ってた。藍花の全部を俺の物にする』
何度も被さる色気のあるセリフの波。
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