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もうひとつの別れ
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『あなたにそんな風に言われるなんて思ってなかった…私は…今までずっと誰にも相手にされずにきました。でも来栖さんは違って、こんな私に笑いかけてくれました。だから…私、初めて人を好きになったんです。大好きなんです、歩夢君のことが。でも恋愛なんてしたことないから、どうしたらいいのか全然わからなくて』
春香さん、今、歩夢君って…
本当はそう呼びたかったんだね。
『歩夢君の笑顔、優しくて素敵だもんね』
春香さんはうなづいた。
『私は全然ダメだから歩夢君に振り向いてもらえない。フラれるに決まってる。そう思うとそれがいつしかイライラになって…あなた…蓮見さんにあたってしまって…』
言葉のトーンが明らかに今までとは違って穏やかになってる。
何だか嬉しい。
『春香さんは全然ダメなんかじゃないよ』
『えっ…』
『自分に自信がないのは私だって同じなんだから』
『は、蓮見さんが?嘘でしょ?』
『本当だよ。ずっとずっと昔から自信なくて苦しかった。でも…やっと好きな人ができて、今はほんの少しだけ前向きになったし、その人を信じようと思えた』
『蓮見さんみたいに可愛い人が自信ないなんて…』
『そんなに可愛いくないよ、別に。私も上手く恋愛できなくて悩んでたし…』
『信じられない。もし私が蓮見さんみたいに可愛いかったら、絶対に自信持つと思うから。ねえ、蓮見さん。私なんかが…これから少しでも前向きに変われるのかな?』
春香さん、いつの間にか敬語じゃなくなってる。
なんかいい、こういうの。
『大丈夫、絶対変われるよ。でもね、笑顔を忘れないで。春香さん、絶対ニコニコしてる方が可愛いから。誰かを好きになったら…笑ってて。そしたら自然に優しい気持ちになれるよ。きっと、春香さんらしく輝けるから。イライラなんかしてたらもったいないよ』
春香さん、今、歩夢君って…
本当はそう呼びたかったんだね。
『歩夢君の笑顔、優しくて素敵だもんね』
春香さんはうなづいた。
『私は全然ダメだから歩夢君に振り向いてもらえない。フラれるに決まってる。そう思うとそれがいつしかイライラになって…あなた…蓮見さんにあたってしまって…』
言葉のトーンが明らかに今までとは違って穏やかになってる。
何だか嬉しい。
『春香さんは全然ダメなんかじゃないよ』
『えっ…』
『自分に自信がないのは私だって同じなんだから』
『は、蓮見さんが?嘘でしょ?』
『本当だよ。ずっとずっと昔から自信なくて苦しかった。でも…やっと好きな人ができて、今はほんの少しだけ前向きになったし、その人を信じようと思えた』
『蓮見さんみたいに可愛い人が自信ないなんて…』
『そんなに可愛いくないよ、別に。私も上手く恋愛できなくて悩んでたし…』
『信じられない。もし私が蓮見さんみたいに可愛いかったら、絶対に自信持つと思うから。ねえ、蓮見さん。私なんかが…これから少しでも前向きに変われるのかな?』
春香さん、いつの間にか敬語じゃなくなってる。
なんかいい、こういうの。
『大丈夫、絶対変われるよ。でもね、笑顔を忘れないで。春香さん、絶対ニコニコしてる方が可愛いから。誰かを好きになったら…笑ってて。そしたら自然に優しい気持ちになれるよ。きっと、春香さんらしく輝けるから。イライラなんかしてたらもったいないよ』
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