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情熱的なあなたと夜明けを迎えて…

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恥ずかしい、恥ずかしいよ。


だけど、体はどんどんうずいてく。


この感情に正直に…


私はゆっくりうなづいた。


蒼真さんは、私のスカートの裾を慌てずにたくし上げ…


そのせいで、日に焼けていない白い膝、そして、太ももがあらわになった。


『綺麗だ』


少しひんやりしたその手で太ももに触れられ…


『あ…』


思わず声にならない声が出た。


『この先は…どうしようか…』


そう言って、蒼真さんは太ももから下に向かって指でなぞった。


その動きに、また声が出そうになる。


でも、ダメ…はしたないよ。


私はグッと我慢した。


そして…


次に、足に軽くキスをされ…


その瞬間、自分自身が今までの「自分」ではないことに気づいてしまった。


蒼真さんは、私を淫らな女にしようとしてる?


だけど「止めて…」とは言えなかった。


『こんな可愛い女、他にはいない』


熱い吐息混じりに耳元で囁かれ…


私は、心をかき乱されて冷静ではいられなくなった。


その隙をつくように、蒼真さんは私の唇を…甘く塞いだ。


優しく…そして、徐々に激しく、両方の頬に手を当てながら情熱的なキスが繰り返される。


身体中が燃えるように熱い。


その後すぐに、蒼真さんの手は私の薄手のセーターに伸び…


それを下からめくり上げ、レースのブラの上から優しく胸に触れた。


胸の谷間を見られてすごく恥ずかしい。


『とても美しい…もっと触れたい』


そこに何度も優しくキスをする蒼真さん。


本当に、このまま私はこの人に全てを捧げるの?


これが正解なの?


蒼真さんは、私の考えてることなんか、お構い無しにどんどん攻めてくる。


上半身から下半身に向かって。


嘘…


本当に…


私、自分の全部を蒼真さんに見られてしまう…
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