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私が本当に好きな人は…誰?
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本当、めんどくさい性格だ…私は。
『月那は、白川先生のこと、そんなに好き?』
『うん、いい男じゃん。あんな端正な顔立ちでさ、たまに見せる色気のある表情がたまんないでしょ。たくさんの女性を虜にして、全く罪な男だよね。それにさ…やっぱり夜が上手そうだし~』
『また言ってる。夜って…そんなことで選べないよ』
『そうは言うけど、そこってかなり大事だからね。夜の相性がいい方が長続きするのは間違いないよ。私達みたいにね』
月那のプライベート、そういうのも初めて聞いたからちょっと照れる。
『後、白川先生の良いところは…頭が良い、めちゃくちゃお金持ち、医師として最高の腕を持ってることかな。性格はちょっと厳しいけど、2人でいる時は案外優しいんでしょ?』
『う、うん…まあ、厳しかったり優しかったり…かな』
『そのメリハリもいいじゃん。だったら本当、いうことないよね?もしあんな素敵な人が自分の彼氏だったら最高だよ』
月那にそう言われて、頭の中に白川先生のことが浮かんだ。
先生と2人でデートしてるとこ。
手を繋いだり、笑いあったり…キスしたり…って、そんなこと有り得るの?!
いやいや!!
まだ告白もされてないのに変なこと考えて…調子に乗り過ぎだよ。
私は、勝手に頭の中に想像してしまった映像を急いで消し去った。
『でも、別に白川先生に告白されたわけじゃないし、部屋に呼ばれたのもただ料理を作りに行くだけだから』
本当にそう、デートなんかするわけじゃない。
『あのさ、藍花。そんなのさ、大の大人がご飯作って食べて、はいサヨナラなんてあるわけないじゃん。美味しいご飯、美味しいお酒、ベランダから星を見たりなんかして…あ~もうその後は「私、どうなってもいい!」ってなるんだよ、絶対に』
月那の妄想はなかなか激しい。
そんなことになるわけ…ないよ。
『もう月那、冗談は止めて。私と白川先生はね、そういうんじゃないんだよ…』
『月那は、白川先生のこと、そんなに好き?』
『うん、いい男じゃん。あんな端正な顔立ちでさ、たまに見せる色気のある表情がたまんないでしょ。たくさんの女性を虜にして、全く罪な男だよね。それにさ…やっぱり夜が上手そうだし~』
『また言ってる。夜って…そんなことで選べないよ』
『そうは言うけど、そこってかなり大事だからね。夜の相性がいい方が長続きするのは間違いないよ。私達みたいにね』
月那のプライベート、そういうのも初めて聞いたからちょっと照れる。
『後、白川先生の良いところは…頭が良い、めちゃくちゃお金持ち、医師として最高の腕を持ってることかな。性格はちょっと厳しいけど、2人でいる時は案外優しいんでしょ?』
『う、うん…まあ、厳しかったり優しかったり…かな』
『そのメリハリもいいじゃん。だったら本当、いうことないよね?もしあんな素敵な人が自分の彼氏だったら最高だよ』
月那にそう言われて、頭の中に白川先生のことが浮かんだ。
先生と2人でデートしてるとこ。
手を繋いだり、笑いあったり…キスしたり…って、そんなこと有り得るの?!
いやいや!!
まだ告白もされてないのに変なこと考えて…調子に乗り過ぎだよ。
私は、勝手に頭の中に想像してしまった映像を急いで消し去った。
『でも、別に白川先生に告白されたわけじゃないし、部屋に呼ばれたのもただ料理を作りに行くだけだから』
本当にそう、デートなんかするわけじゃない。
『あのさ、藍花。そんなのさ、大の大人がご飯作って食べて、はいサヨナラなんてあるわけないじゃん。美味しいご飯、美味しいお酒、ベランダから星を見たりなんかして…あ~もうその後は「私、どうなってもいい!」ってなるんだよ、絶対に』
月那の妄想はなかなか激しい。
そんなことになるわけ…ないよ。
『もう月那、冗談は止めて。私と白川先生はね、そういうんじゃないんだよ…』
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