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最後に言わせてほしい
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蒼真さんと七海先生なら、病院や大学だけじゃなく、どこにいてもイケメンのツートップになるだろう。
このルックスだもん、間違いないよね。
全然タイプの違う2人だけど、いつだってカッコよくてキラキラしてて…オシャレで頭が良くて。
そんな2人が私の周りにいること自体、奇跡だよ。
ふと、タイムスリップして学生時代の2人に会ってみたいと思った。
今と…どう違ってるんだろ?
それとも、あんまり変わってないのかな。
『確かに白川先生はモテモテだったよ。僕の2年後輩だけど、その頃はモデルもしてたからね。全学年の女子の憧れだったし、男子からも羨望の眼差しで見られてたよ。実際、僕も白川先生の噂はよく聞いていたし、何度か話をしたこともあった。きっとあの大学内で彼を知らない学生はいなかっただろうね。超が付くほどの有名人だよ』
七海先生は懐かしそうに語った。
『そんなにですか…それはすごいですね』
七海先生は自分もものすごくカッコいいのに、蒼真さんのことだけを褒めてる。
自慢しない感じがまた素敵だ。
『でも、どちらかといえば白川先生はクールな人だから、女性とずっと話してるとかチャラチャラしたイメージはないかな。一生懸命地道に頑張ってたし、ずっと好青年だと思ってた。もちろん今も同じ。患者さんへの優しさは僕も見習いたいと思ってるしね』
そうなんだ…
あんなにイケメンなのに蒼真さんはチャラチャラしてなかったんだ。
って、不思議だけど、ちょっとホッとした自分がいた。
『七海先生だって患者さんにめちゃくちゃ優しいじゃないですか。病院ではみんな先生に感謝してますよ』
『そうかな…でも、白川先生みたいにはいかないよ。まだまだ修行だね』
優しく微笑む。
だけど…
その中に、寂しさみたいなものを感じるのは…どうしてなんだろう?
このルックスだもん、間違いないよね。
全然タイプの違う2人だけど、いつだってカッコよくてキラキラしてて…オシャレで頭が良くて。
そんな2人が私の周りにいること自体、奇跡だよ。
ふと、タイムスリップして学生時代の2人に会ってみたいと思った。
今と…どう違ってるんだろ?
それとも、あんまり変わってないのかな。
『確かに白川先生はモテモテだったよ。僕の2年後輩だけど、その頃はモデルもしてたからね。全学年の女子の憧れだったし、男子からも羨望の眼差しで見られてたよ。実際、僕も白川先生の噂はよく聞いていたし、何度か話をしたこともあった。きっとあの大学内で彼を知らない学生はいなかっただろうね。超が付くほどの有名人だよ』
七海先生は懐かしそうに語った。
『そんなにですか…それはすごいですね』
七海先生は自分もものすごくカッコいいのに、蒼真さんのことだけを褒めてる。
自慢しない感じがまた素敵だ。
『でも、どちらかといえば白川先生はクールな人だから、女性とずっと話してるとかチャラチャラしたイメージはないかな。一生懸命地道に頑張ってたし、ずっと好青年だと思ってた。もちろん今も同じ。患者さんへの優しさは僕も見習いたいと思ってるしね』
そうなんだ…
あんなにイケメンなのに蒼真さんはチャラチャラしてなかったんだ。
って、不思議だけど、ちょっとホッとした自分がいた。
『七海先生だって患者さんにめちゃくちゃ優しいじゃないですか。病院ではみんな先生に感謝してますよ』
『そうかな…でも、白川先生みたいにはいかないよ。まだまだ修行だね』
優しく微笑む。
だけど…
その中に、寂しさみたいなものを感じるのは…どうしてなんだろう?
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