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親友とマッサージと内緒話
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『いらっしゃいませ!…って、藍花じゃない』
『なによ、その言い方。冷たいなぁ』
『ごめん、ごめん。今日予約だったよね』
『うん、お願い』
私がたまに来るのは、親友である雨宮 月那(あまみや つきな)の彼氏が店長をしてるマッサージのお店。
月那は、このお店で働き出して4年になる。
2年前、私が病院に務めだした頃、体の疲れを癒したくてここに通い始めたのがきっかけで、すごく仲良くなった。
女子だけど、気づけば友達以上恋人未満みたいな関係に。
何でも話せるし、一緒にいるとなぜか落ち着くんだ。
24歳で同い年だけど、私より100倍しっかりしてる。
ショートカットが良く似合うめちゃくちゃ美人で、明るくさばさばした性格の月那。
31歳の彼氏とは同棲中でいつかは結婚するみたい。
『今日はオイルマッサージでいいよね?』
『うん、お願い。疲れ溜まってて』
『了解、任せて』
個室に入ってベッドに横たわった。
オイルマッサージの時はほぼ全裸で、用意された紙の下着をつけるだけ。
初めは恥ずかしかったけど、もう慣れてしまった。
静かに優しいピアノ曲が流れる空間。
月那のマッサージはいつも気持ち良すぎて本当に癒される。
極上のご褒美時間だ。
私は、オイルを満遍なく背中に塗る月那に話しかけた。
毎回そう、施術中はお互いの相談話が始まる。
いつもは仕事のことが多いかな?
月那は松下総合病院に患者としてたまに行くから、先生達や看護師、病院のことをよく知ってくれてて。
だから、私の話もいろいろわかってもらえるのが有難い。
看護師の仕事にも興味があるからって、すごく質問もしてくれるし。
でも今回は…
いつもとはちょっと…ううん、全然違う相談になりそうだ。
仕事ではなく、恋愛話に。
私は、白川先生、七海先生とそれぞれ話したことを全部聞いてもらった。
『なによ、その言い方。冷たいなぁ』
『ごめん、ごめん。今日予約だったよね』
『うん、お願い』
私がたまに来るのは、親友である雨宮 月那(あまみや つきな)の彼氏が店長をしてるマッサージのお店。
月那は、このお店で働き出して4年になる。
2年前、私が病院に務めだした頃、体の疲れを癒したくてここに通い始めたのがきっかけで、すごく仲良くなった。
女子だけど、気づけば友達以上恋人未満みたいな関係に。
何でも話せるし、一緒にいるとなぜか落ち着くんだ。
24歳で同い年だけど、私より100倍しっかりしてる。
ショートカットが良く似合うめちゃくちゃ美人で、明るくさばさばした性格の月那。
31歳の彼氏とは同棲中でいつかは結婚するみたい。
『今日はオイルマッサージでいいよね?』
『うん、お願い。疲れ溜まってて』
『了解、任せて』
個室に入ってベッドに横たわった。
オイルマッサージの時はほぼ全裸で、用意された紙の下着をつけるだけ。
初めは恥ずかしかったけど、もう慣れてしまった。
静かに優しいピアノ曲が流れる空間。
月那のマッサージはいつも気持ち良すぎて本当に癒される。
極上のご褒美時間だ。
私は、オイルを満遍なく背中に塗る月那に話しかけた。
毎回そう、施術中はお互いの相談話が始まる。
いつもは仕事のことが多いかな?
月那は松下総合病院に患者としてたまに行くから、先生達や看護師、病院のことをよく知ってくれてて。
だから、私の話もいろいろわかってもらえるのが有難い。
看護師の仕事にも興味があるからって、すごく質問もしてくれるし。
でも今回は…
いつもとはちょっと…ううん、全然違う相談になりそうだ。
仕事ではなく、恋愛話に。
私は、白川先生、七海先生とそれぞれ話したことを全部聞いてもらった。
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