とろける程の甘美な溺愛に心乱されて～契約結婚でつむぐ本当の愛～

求め合う2人

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きっと可愛いなんて思ってないし、セリフもお芝居みたいに聞こえる。


だけど、そんな甘い言葉が私をさらに興奮させ『愛されてるんだ』って勘違いさせてくれる。


溺愛されてるんだって、錯覚に陥らせてもらえて…


「はあぁっ…龍聖…君…」


「ここ、本当に敏感なんだな。我慢できなくしてやるから」


カレーの匂いが立ち込めるキッチンで、龍聖君は私を…


「あっ、ダメ、そんなにしたら…ダメだよ、我慢できない…」


「いいんだ、我慢なんかするな。お前の可愛い顔、俺にもっと見せて…」


ほら、また…


誤解させるような言い方…


龍聖君は本当にズルいんだから。


もう、カッコ良すぎるよ…


「はぁぁっ、あっ、気持ち…いいっ…」


2人だけの濃密で大人な時間。


龍聖君との交わりは、どんなものにも変え難い、最高のご褒美。


こんな気持ちにさせてくれて、心からあなたに感謝してる。


本当に…ありがとう。


勝手に、好きになってごめんね。