世界で1番幸せな私~イケメン御曹司の一途で情熱的な溺愛に包まれて~

けいこ

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どこにいるの?

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私は、すぐにうなづけなかった。
でも、ママさんは、そんな私の肩をポンッと叩き、理仁さんのお父さん、常磐社長に電話してくれた。


理仁さんが来てくれるかどうかはわからない。
とにかく今は結仁を探すことに神経を集中させなければ……


私は、広い公園の中を小走りで名前を呼びながら探した。
できることなら理仁さんに迷惑をかけたくない。
結仁は無事だって……そう言いたい。


「双葉!」


突然聞こえた大声にドキッとして振り向くと、そこには理仁さんの姿があった。


来てくれたんだ――


呼吸が乱れているのがわかる。忙しい仕事を置いてでも、我が子のために急いで駆けつけてくれたんだ。そう思った瞬間、思わず泣きそうになった。
理仁さんが近くにいてくれるだけで、どうしてこんなに心強く思えるんだろう。


「双葉、大丈夫か?   結仁は?」


結仁を心配している理仁さんの顔は、いつも以上に凛々しくて、たくましく、父親としての力強さみたいなものを秘めていた。


「ごめんなさい、まだ見つからないんです。色々探したんですけど、どこにもいなくて……」


「大丈夫、必ず見つかる。大丈夫だから」


不思議だ。
理仁さんが言うと、絶対「大丈夫」だって思えた。何ともいえない安心感が湧き上がる。


「双葉、もう一度、もみじさんが行きそうなところを考えるんだ」


「……すみません。これ以上、どこを探せばいいのかわからなくて。私は結仁の母親なのに情けないです。本当にどうすれば……」


行けそうなところはだいたい探した。
もみじちゃん、本当にどこにいるの?
お願いだから早く結仁を返して……


「大丈夫だ、俺がいる。君が落ち着けるように手を握ってる。考えるんだ、きっと何か思い出せるはず」


私の手に理仁さんの手がそっと絡まる。
その一瞬で、生きた心地がしなかった私の体に、温かい血がかよったような気がした。
そして、さらにギュッと力が込められると、理仁さんの結仁への愛情も、勢いよく流れ込んできた。
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