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第一章
2.イベントの中身が変わった?
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もうすぐ太陽感謝祭。
日々の恵みに感謝する日。日が一番長い夏至の日に祭りをして、神に感謝を捧げる日。
ここは異世界。間違いない。
でも、時間も単位も曜日も全て日本と一緒。だからこそ、ここがゲームの世界と実感出来る。
文字こそアルファベットだが、読みはローマ字。つまりは日本語と言って良い。
「安直だわ。あのゲームの世界設定。意外と細部は適当だったんだ」
明らかに日本と違うのは、お金の単位と街並み景色。王政貴族社会だということ。それに魔法の存在。
アリスは再び鏡を見る。
事故で負った傷は完全に回復している。まさに魔法の仕業!
「私も使いたいな。確か、その為には精霊と契約するんだよね」
この世界の魔法は本人が使う訳ではない。契約している使役精霊が魔法をかけるのだ。その為、魔法を使うには精霊に与える魔力と、精霊との信頼度が必要になる。ゲームの戦闘で魔法が面倒だったのはこのせいだった。
「まだ5歳、無理かな? でも、確かアリスは使えた。精霊を何体か従えてた。うふふ! せっかくこの世界に転生したんだから、思いっきり楽しむゾー! で、悪役としてのラストは改変してやる!」
事故の後独り言が増えたアリスを、使用人達は「やはり頭をどうかされた?」とヒソヒソ話していたそうな。
そして、感謝祭当日。
国内は勿論、ガーランド公爵領内も祭り一色。
城下町コルランドも大賑わいだった。
珍しく徒歩で、アリスは街並みにいた。
そう、珍しく!
いつもは馬車の移動だ。馬車の中から「あれ買って」と言い、メイドが馬車から走り出て買い求めてくるのが普通である。アリスお嬢様が、世間に出ることはないのだ。
この日、たまたま出ていたが為に、アリスはゲームのヒロインと出会い、身分を超えて友情を結ぶ。学校での最悪の再会に向けての最初のフラグ。
まずは、このイベントをこなし、後日再会した時、改めて友情を確認する。
そう思って『さあ、来い』と気合いを入れていたアリスだったが、何も起きなかった。
「何で? 大事なイベントなのに?」
困惑するアリスに、街の人々は「あれがお嬢様?」「なんと可愛らしい」と評判になっていくのだった。
「私が来たことで変わった? え~と、ああっ! もう!どうにでもなれ!」
アリスは、自分が頑張ればいいや、と開き直る事にしたのだった。
この頃から両親の心配を他所に、アリスは出歩くようになった。
「もう! お父様は心配をし過ぎです!」
出歩くとなったら護衛を何十人もつけようとする公爵に、アリスは辟易してきていた。
「アリスお嬢様! 旦那様はとても心配されて…」
「わかります。でも護衛多すぎ!」
全くゼロというわけにはいかないので、二人の護衛に声をかけ、アリスは外に出ていた。
エイダとビィトという二人は、アリスのお気に入りの護衛騎士だ。
熟練壮年のエイダと新米若手のビィト。
見ていて楽しい二人のコンビ。漫才の掛け合いをしているように見えて、護衛対象を守り抜く最強のコンビである。
「まあ、旦那様の気持ちもわかります」
「あら? 私、しっかりしてない?」
「お嬢様は一目でわかる特徴があるんです」
アリスは金髪碧眼だ。
金髪は珍しくない。この国には沢山いる。
でも青い眼はいない。クロイス王国の王族のみが持つ瞳の色なのだ。
隣国から嫁いできた祖母が、やはり碧眼で、母親はマールディア王国に多いライトグリーンの瞳である。祖母亡き後、この国に碧眼はアリスのみ。
だから、両親は心配している。眼を見れば公爵令嬢なのが一発で分かる。誘拐その他、何があるかわからないから。
「だから貴方達がいるのでしょう? 大丈夫だよね」
「ご期待には応えますよ、お嬢様」
ちょっと時間がとんで収穫祭。
秋になってもヒロインと会うイベントは起こらなかった。
「5歳じゃなくて6歳の話だった? それとも本当にゲームの話と違うの?」
念のため、来年の太陽感謝祭まで様子見、と心に決めたアリスだった。
翌年の太陽感謝祭。
6歳の割には少し大人びたアリスは、エイダとビィトの二人を連れて祭りを楽しんでいた。
と、そこへ子供達がふざけて走り回り、アリスにぶつかってしまった。
「きゃあ」
お忍びではある為、そこまで高価なドレスではないものの、子供達のもっていたりんご飴がベッタリと付いてしまっていた。
「大丈夫ですか?」
「私はね。あ~あ。やっちゃったな」
そこへ子供達の親? 大人達があたふたしながらやって来た。
「おい、あんなに走るなって……、あ、ああっ!」
気付いたのだ。少女の瞳が青い事に。
「あ…、ひぃ! お、お嬢様!」
周りの者が皆がしゃがみこんで礼の形をとる。
「も、申し訳ございません。お、お召し物は弁償します。な、何年かかっても、その必ず! なので、どうか子供達にはお慈悲を! お、お願いします。お願いします!」
頭を地面に擦り付けているのは、多分父親だろう。
領主の娘に無礼を働いたのだ。死罪もあり得る話だった。
「頭を上げなさい。その前にする事があるはずです」
アリスの言葉に、父親は真っ白な顔で見つめた。
「まずは、子供達に謝る事を教えるのが先でしょう?」
「あ、はい。あの…」
アリスはタメ息をつきつつ、
「お姉ちゃん、ごめんなさい! さあ?」
言われた子供達は合唱で謝罪する。
「「お姉ちゃん、ごめんなさい!」」
「うん! 周りを見て、気をつける事。お姉ちゃんと約束出来る?」
「はい!」
元気な返事だ。アリスは、それに満足すると、
「帰ります。着替えなくては」
エイダとビィトも頷くと、3人は帰ろうと踵を反した。
「あ、あの?」
慌てて我に返ったように父親が呼び止める。
「べ、弁償は…、こ、子供達は…」
「この子達がする事は謝る事。他は求めません。それじゃ」
アリスは、それだけ言うと城へ帰ろうとした。
「あ、ありがとうございます」
再び頭を地面に擦り付ける父親。またタメ息をつきつつアリスは服を見る。
これ、落ちるかなぁ?
大のお気に入りというわけではなかったのだが、それでも残念という想いだった。
城に帰り、着替えながらアリスは侍女に尋ねた。
「私は、公爵家は、そんなに領民に怖がられているの?」
「ここだけではございません。どこでも、場合によっては死罪もあり得る話です」
アリスの、現代日本人の感覚がズレているのを、これ程痛感したことはなかった。
と、同時に疑問も湧いた。
「これはイベント? ヒロインに関係ないから語られなかっただけで、ゲームの設定としてはあったのかしら?」
「はい?」
「あ、ゴメン。独り言」
侍女は着替え終わった汚れ物を持って行こうとした。
「ね、パメラ。その服は…」
「廃棄していますが、何か? また、同じ物をお買い求められますか?」
「お洗濯して、私のクローゼットに戻すように。いいですね」
「畏まりました」
困惑? ビックリ? 侍女の表情をアリスは見た。
「おかしいのかな、私。でも、なら何故転生したのかって事だよね。広井アリスとしての18年の記憶。持っているのには、何か意味があるはず」
「街へ出ると面白いな。あれ、ガーランド公爵の令嬢だろ? 確かアリスとか言った? 」
「そうです、ユーリル殿下」
8歳くらいの少年。
燃えるような赤い髪に珍しい黒目が特徴的な、気品溢れる少年は、可笑しくて仕方ないという感じで上機嫌だった。
マールディア王国の第一王子。
ユーリル・トエル・ウル=マールディア。
毎年、太陽感謝祭当日を、お忍びで各領主の領都に出歩いていた。名を変えて、一般の安宿に泊まって!
「何処だったっけ? 同じような形で手打ちにした貴族がいたよね? 」
「フォルティス辺境伯の令嬢でした。まあ、令嬢がというより、伯爵が激怒して、でしたが」
「そうそう。でも、別に残虐という訳ではない。フム、やっぱりガーランド公爵令嬢の態度が不思議だ。ガーランド公が、独自の価値観で子育てしているとは思えないけど?」
「そうですね。ガーランド公は普遍的な価値観です。ご息女をかなり溺愛していると聞きますので、知られたら手打ちにされると思いますよ」
「すると公に知られる前に、令嬢の判断で収めたと?6歳の子が?」
「殿下も8歳ですよ? 大人び過ぎとは思いますがね」
『まさか、私と同じように転生者なのか? なら価値観が違うのも納得がいく』
考え込んだユーリル殿下を見て、何か悪巧みしていないかハラハラしている護衛騎士のアルフ=ホーク子爵だった。
アリスは、ユーリル王子に、密かに見初められた。
勿論、アリスは全く知る由もなかった。
日々の恵みに感謝する日。日が一番長い夏至の日に祭りをして、神に感謝を捧げる日。
ここは異世界。間違いない。
でも、時間も単位も曜日も全て日本と一緒。だからこそ、ここがゲームの世界と実感出来る。
文字こそアルファベットだが、読みはローマ字。つまりは日本語と言って良い。
「安直だわ。あのゲームの世界設定。意外と細部は適当だったんだ」
明らかに日本と違うのは、お金の単位と街並み景色。王政貴族社会だということ。それに魔法の存在。
アリスは再び鏡を見る。
事故で負った傷は完全に回復している。まさに魔法の仕業!
「私も使いたいな。確か、その為には精霊と契約するんだよね」
この世界の魔法は本人が使う訳ではない。契約している使役精霊が魔法をかけるのだ。その為、魔法を使うには精霊に与える魔力と、精霊との信頼度が必要になる。ゲームの戦闘で魔法が面倒だったのはこのせいだった。
「まだ5歳、無理かな? でも、確かアリスは使えた。精霊を何体か従えてた。うふふ! せっかくこの世界に転生したんだから、思いっきり楽しむゾー! で、悪役としてのラストは改変してやる!」
事故の後独り言が増えたアリスを、使用人達は「やはり頭をどうかされた?」とヒソヒソ話していたそうな。
そして、感謝祭当日。
国内は勿論、ガーランド公爵領内も祭り一色。
城下町コルランドも大賑わいだった。
珍しく徒歩で、アリスは街並みにいた。
そう、珍しく!
いつもは馬車の移動だ。馬車の中から「あれ買って」と言い、メイドが馬車から走り出て買い求めてくるのが普通である。アリスお嬢様が、世間に出ることはないのだ。
この日、たまたま出ていたが為に、アリスはゲームのヒロインと出会い、身分を超えて友情を結ぶ。学校での最悪の再会に向けての最初のフラグ。
まずは、このイベントをこなし、後日再会した時、改めて友情を確認する。
そう思って『さあ、来い』と気合いを入れていたアリスだったが、何も起きなかった。
「何で? 大事なイベントなのに?」
困惑するアリスに、街の人々は「あれがお嬢様?」「なんと可愛らしい」と評判になっていくのだった。
「私が来たことで変わった? え~と、ああっ! もう!どうにでもなれ!」
アリスは、自分が頑張ればいいや、と開き直る事にしたのだった。
この頃から両親の心配を他所に、アリスは出歩くようになった。
「もう! お父様は心配をし過ぎです!」
出歩くとなったら護衛を何十人もつけようとする公爵に、アリスは辟易してきていた。
「アリスお嬢様! 旦那様はとても心配されて…」
「わかります。でも護衛多すぎ!」
全くゼロというわけにはいかないので、二人の護衛に声をかけ、アリスは外に出ていた。
エイダとビィトという二人は、アリスのお気に入りの護衛騎士だ。
熟練壮年のエイダと新米若手のビィト。
見ていて楽しい二人のコンビ。漫才の掛け合いをしているように見えて、護衛対象を守り抜く最強のコンビである。
「まあ、旦那様の気持ちもわかります」
「あら? 私、しっかりしてない?」
「お嬢様は一目でわかる特徴があるんです」
アリスは金髪碧眼だ。
金髪は珍しくない。この国には沢山いる。
でも青い眼はいない。クロイス王国の王族のみが持つ瞳の色なのだ。
隣国から嫁いできた祖母が、やはり碧眼で、母親はマールディア王国に多いライトグリーンの瞳である。祖母亡き後、この国に碧眼はアリスのみ。
だから、両親は心配している。眼を見れば公爵令嬢なのが一発で分かる。誘拐その他、何があるかわからないから。
「だから貴方達がいるのでしょう? 大丈夫だよね」
「ご期待には応えますよ、お嬢様」
ちょっと時間がとんで収穫祭。
秋になってもヒロインと会うイベントは起こらなかった。
「5歳じゃなくて6歳の話だった? それとも本当にゲームの話と違うの?」
念のため、来年の太陽感謝祭まで様子見、と心に決めたアリスだった。
翌年の太陽感謝祭。
6歳の割には少し大人びたアリスは、エイダとビィトの二人を連れて祭りを楽しんでいた。
と、そこへ子供達がふざけて走り回り、アリスにぶつかってしまった。
「きゃあ」
お忍びではある為、そこまで高価なドレスではないものの、子供達のもっていたりんご飴がベッタリと付いてしまっていた。
「大丈夫ですか?」
「私はね。あ~あ。やっちゃったな」
そこへ子供達の親? 大人達があたふたしながらやって来た。
「おい、あんなに走るなって……、あ、ああっ!」
気付いたのだ。少女の瞳が青い事に。
「あ…、ひぃ! お、お嬢様!」
周りの者が皆がしゃがみこんで礼の形をとる。
「も、申し訳ございません。お、お召し物は弁償します。な、何年かかっても、その必ず! なので、どうか子供達にはお慈悲を! お、お願いします。お願いします!」
頭を地面に擦り付けているのは、多分父親だろう。
領主の娘に無礼を働いたのだ。死罪もあり得る話だった。
「頭を上げなさい。その前にする事があるはずです」
アリスの言葉に、父親は真っ白な顔で見つめた。
「まずは、子供達に謝る事を教えるのが先でしょう?」
「あ、はい。あの…」
アリスはタメ息をつきつつ、
「お姉ちゃん、ごめんなさい! さあ?」
言われた子供達は合唱で謝罪する。
「「お姉ちゃん、ごめんなさい!」」
「うん! 周りを見て、気をつける事。お姉ちゃんと約束出来る?」
「はい!」
元気な返事だ。アリスは、それに満足すると、
「帰ります。着替えなくては」
エイダとビィトも頷くと、3人は帰ろうと踵を反した。
「あ、あの?」
慌てて我に返ったように父親が呼び止める。
「べ、弁償は…、こ、子供達は…」
「この子達がする事は謝る事。他は求めません。それじゃ」
アリスは、それだけ言うと城へ帰ろうとした。
「あ、ありがとうございます」
再び頭を地面に擦り付ける父親。またタメ息をつきつつアリスは服を見る。
これ、落ちるかなぁ?
大のお気に入りというわけではなかったのだが、それでも残念という想いだった。
城に帰り、着替えながらアリスは侍女に尋ねた。
「私は、公爵家は、そんなに領民に怖がられているの?」
「ここだけではございません。どこでも、場合によっては死罪もあり得る話です」
アリスの、現代日本人の感覚がズレているのを、これ程痛感したことはなかった。
と、同時に疑問も湧いた。
「これはイベント? ヒロインに関係ないから語られなかっただけで、ゲームの設定としてはあったのかしら?」
「はい?」
「あ、ゴメン。独り言」
侍女は着替え終わった汚れ物を持って行こうとした。
「ね、パメラ。その服は…」
「廃棄していますが、何か? また、同じ物をお買い求められますか?」
「お洗濯して、私のクローゼットに戻すように。いいですね」
「畏まりました」
困惑? ビックリ? 侍女の表情をアリスは見た。
「おかしいのかな、私。でも、なら何故転生したのかって事だよね。広井アリスとしての18年の記憶。持っているのには、何か意味があるはず」
「街へ出ると面白いな。あれ、ガーランド公爵の令嬢だろ? 確かアリスとか言った? 」
「そうです、ユーリル殿下」
8歳くらいの少年。
燃えるような赤い髪に珍しい黒目が特徴的な、気品溢れる少年は、可笑しくて仕方ないという感じで上機嫌だった。
マールディア王国の第一王子。
ユーリル・トエル・ウル=マールディア。
毎年、太陽感謝祭当日を、お忍びで各領主の領都に出歩いていた。名を変えて、一般の安宿に泊まって!
「何処だったっけ? 同じような形で手打ちにした貴族がいたよね? 」
「フォルティス辺境伯の令嬢でした。まあ、令嬢がというより、伯爵が激怒して、でしたが」
「そうそう。でも、別に残虐という訳ではない。フム、やっぱりガーランド公爵令嬢の態度が不思議だ。ガーランド公が、独自の価値観で子育てしているとは思えないけど?」
「そうですね。ガーランド公は普遍的な価値観です。ご息女をかなり溺愛していると聞きますので、知られたら手打ちにされると思いますよ」
「すると公に知られる前に、令嬢の判断で収めたと?6歳の子が?」
「殿下も8歳ですよ? 大人び過ぎとは思いますがね」
『まさか、私と同じように転生者なのか? なら価値観が違うのも納得がいく』
考え込んだユーリル殿下を見て、何か悪巧みしていないかハラハラしている護衛騎士のアルフ=ホーク子爵だった。
アリスは、ユーリル王子に、密かに見初められた。
勿論、アリスは全く知る由もなかった。
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