115 / 124
{第百十三話} 盗賊アリス
しおりを挟む
朝起きると、ミイとネイの腕の中から脱出してネラと朝食を作り、寝起きの悪いネイとミイを起こしてあやしつつダイニングに連れて椅子に座らせて一緒に朝食を済ませた辺りで2人の調子がいつも通りになるので、大会を意識した特訓を始める。
昼食と休憩時間以外は一日中特訓が続き、終わるのは日が落ち始めた頃で夕食を食べるとゆっくり湯舟に浸かり、一日のつかれと汗を流すとあとはやることがない。
現世ではSNSを見ていたが、異世界に昌達が居る間は現世の時間が進まないため、再読み込みをかけても新しい投稿は一つも出てこない。
大手動画投稿サイトで動画を漁っていたが、これにも限りがあるので、大手通販サイトが運営するサービスの一つを使って映画やアニメを見ていたがこれもまた限界が来た結果、今は時間を持て余しているのですべて睡眠時間に回したため毎日10時間は寝ているが、とある偉い先生が「睡眠時間と寿命は比例する」といった趣旨の事を言っていたので、それをリスペクトしての事だ。
そん日々を数日過ごすと大会当日の朝になっていた。
いつも通りの朝を迎え、いつも通りの朝食を食べで大会の会場へと向かった。
会場の中に入ると、前回来た時とは違いとてもにぎわっており、2階の観戦エリアは埋まっていた。
人混みの中にはベックやタグの姿があり、VIP席と思われる場所にソアリンが座っている。
その様子を水晶によって壁に映し出してガウスとその部下の男が見ている。
「始まりますね。今度こそデータクリスタルが手に入ります」
しばらく周りの様子を伺っていると、会場内の照明が一斉に消え、会場の中心に立っている男にスポットライトが当たった。
「諸君、俺はこの大会の主催者「リツカ」だ」
名を名乗ったリツカが顔を上げると、昌達は見覚えのある顔に驚きを隠せなかった。
「あれ?エイム?」
「喫茶店のマスターの時と全く雰囲気が違いますね」
「伝説と呼ばれているリツカってエイムの事だったのね」
登場したエイム、リツカは黒く武の長いコートをいつものマスターの服である、ワイシャツに蝶ネクタイでベスト姿の上に着ている。
流石に下は腰に巻いたエプロンは外して黒いパンツ姿だった。
「この「ブラックコンベンション」は一方的な暴力の祭典、ルールなんで面倒なものはない。相手を倒せばその過程は関係ない。そして、今回の優勝者にはアネイアスへの特別出場枠が与える。この大会でお前達の実力を見せつけて相手をボコボコにしてやれ!」
その熱のこもったリツカの開会のあいさつに会場内の熱気は最高点に達した。
「いいですか、マスター。この中に死角がいます。最後まで気を抜かないように気を付けてください」
「あ、ああ」
「みんな怪しく見えるわね」
この大会の参加者及び観客は柄の悪い物ばかりで怪しい人間しかいない。
「よう!」
後ろから話しかけられ肩を叩かれた昌が振り返ると、情報屋が立っていた。
「おう、情報屋」
「お前達が出るなら俺も応援しなきゃな。ここの存在は前から知っていたが実際に来るのは初めてだからワクワクするな」
情報屋と話しをしていると、リツカがまた口を開いた。
「今回、お前らの対戦相手はこれだ!」
リツカが自分の後ろを指すと、トーナメント表が水晶を通して壁に映し出された。
「オレの対戦相手は誰だ?」
そこに示された昌の最初の相手は。
「お前が最初の相手か、ぶっ殺してやるぜ」
昌の元へ自らやって来て声をかけてきたその男こそ、一回戦目の相手だ。
男は横にも縦にも大きく、男が寝ている時は笛を使わないと起きないヤツと同じ様な体形をしている。
昌達はさっそく準備スペースに向かい、相手の情報を調べた。
「貰ったリストの情報によると、名前は「アリスティド」前回大会で殺害事件を起こした張本人で今は保釈金を払って仮出所中。今回の大会で優勝して景品のアネイアス出場権を売って保釈金のマイナスを埋めるつもりのようよ。戦いかたとしては一撃でも食らえば即死級の爆破魔法を連射してくるようね。アリスティドは相手の武器を使ってとどめを刺す事から「盗賊アリス」と呼ばれているらしいんだけと、本人はこの呼び名を嫌っているらしわ」
ネイはベックから貰ったタブレット端末に入った情報を読み上げた。
「典型的な猪突猛進タイプですが、気を抜くと危険です」
「わかっているさ」
昌は準備を終えると、アリスティドのまつ戦闘スペースに向かった。
「よく来たな。ママの所に泣きながら帰らなかっただけ褒めてやるよ」
戦闘スペースの中に入るとアリスティドが中心に立っており、顔を合わせるなり煽りを入れてきた。
「お前もなアリス」
ここですかさず昌も煽り返す。
「俺をその名で呼ぶな!」
効果は抜くんだ。
ここで審判から準備の合図が。
「レディ...」
両者距離をとり、武器を構えると審判の合図の元試合が始まった。
「バトルスタート!」
ネラの話では今回の大会から審判が置かれたらしいが、死者が出たのだから当たり前だろうし、まだこの大会が続いている事自体が驚きではある。
試合が始まって早々情報通り爆発魔法を連射してくる。
魔法の特性としては、手のひらから爆発魔法の載った球体を無数に放ち、球体が着弾したポイントを中心に爆発を起こすものらしく、着弾しない限りどこまでもまっすぐ飛んでいく。
一方昌は、せいぢょう力を上げる為に短剣を持ち、もう片方の手には防御力を高めた盾を持っている。
その為、爆発魔法をかわすのは容易だが、傍から見れば昌はただただ逃げている様にしか見えない。
アリスティドはそんな昌を追いかけながら魔法を連射している。
そんな様子を見ている観客はアリスティドを応援している。
見た目に似合わず、とても身軽の様だ。
かわし続けていると、スペースの外で見ていたネイが壁際に追い込まれた昌に声をかける。
「避けてばかりじゃダメよ!自分の戦闘スタイルを思い出して!」
「わかってるよ、まぁ見てなって」
昌は逃げの一手から動きを変えてアリスティドの近くに寄った。
「ん?追いかけっこはもうおしまいか?それじゃあ、このバトルも終わらせてやるぜ!」
アリスティドの放った爆発魔法を避けつつ昌は距離を詰めていく。
地面に辺り爆発し、舞い上がった黒煙の中から飛び出し、アリスティドの脇場に一撃与えた。
「やりやがったな!よくも俺の体に...クソガキィ!」
アリスティドが一撃食らった様子を見た観客席は彼に対するブーイングの嵐だ。
「もういっちょ!」
「バカめ!」
もう一度近づいてきた昌にアリスティドは先ほどから使っている爆発魔法が載った球体とは違う色の球体を昌に向かって投げると、球体は昌の近くで自然に激しい光と共に爆発し、爆破の衝撃を食らった昌は地面に倒れた。
昼食と休憩時間以外は一日中特訓が続き、終わるのは日が落ち始めた頃で夕食を食べるとゆっくり湯舟に浸かり、一日のつかれと汗を流すとあとはやることがない。
現世ではSNSを見ていたが、異世界に昌達が居る間は現世の時間が進まないため、再読み込みをかけても新しい投稿は一つも出てこない。
大手動画投稿サイトで動画を漁っていたが、これにも限りがあるので、大手通販サイトが運営するサービスの一つを使って映画やアニメを見ていたがこれもまた限界が来た結果、今は時間を持て余しているのですべて睡眠時間に回したため毎日10時間は寝ているが、とある偉い先生が「睡眠時間と寿命は比例する」といった趣旨の事を言っていたので、それをリスペクトしての事だ。
そん日々を数日過ごすと大会当日の朝になっていた。
いつも通りの朝を迎え、いつも通りの朝食を食べで大会の会場へと向かった。
会場の中に入ると、前回来た時とは違いとてもにぎわっており、2階の観戦エリアは埋まっていた。
人混みの中にはベックやタグの姿があり、VIP席と思われる場所にソアリンが座っている。
その様子を水晶によって壁に映し出してガウスとその部下の男が見ている。
「始まりますね。今度こそデータクリスタルが手に入ります」
しばらく周りの様子を伺っていると、会場内の照明が一斉に消え、会場の中心に立っている男にスポットライトが当たった。
「諸君、俺はこの大会の主催者「リツカ」だ」
名を名乗ったリツカが顔を上げると、昌達は見覚えのある顔に驚きを隠せなかった。
「あれ?エイム?」
「喫茶店のマスターの時と全く雰囲気が違いますね」
「伝説と呼ばれているリツカってエイムの事だったのね」
登場したエイム、リツカは黒く武の長いコートをいつものマスターの服である、ワイシャツに蝶ネクタイでベスト姿の上に着ている。
流石に下は腰に巻いたエプロンは外して黒いパンツ姿だった。
「この「ブラックコンベンション」は一方的な暴力の祭典、ルールなんで面倒なものはない。相手を倒せばその過程は関係ない。そして、今回の優勝者にはアネイアスへの特別出場枠が与える。この大会でお前達の実力を見せつけて相手をボコボコにしてやれ!」
その熱のこもったリツカの開会のあいさつに会場内の熱気は最高点に達した。
「いいですか、マスター。この中に死角がいます。最後まで気を抜かないように気を付けてください」
「あ、ああ」
「みんな怪しく見えるわね」
この大会の参加者及び観客は柄の悪い物ばかりで怪しい人間しかいない。
「よう!」
後ろから話しかけられ肩を叩かれた昌が振り返ると、情報屋が立っていた。
「おう、情報屋」
「お前達が出るなら俺も応援しなきゃな。ここの存在は前から知っていたが実際に来るのは初めてだからワクワクするな」
情報屋と話しをしていると、リツカがまた口を開いた。
「今回、お前らの対戦相手はこれだ!」
リツカが自分の後ろを指すと、トーナメント表が水晶を通して壁に映し出された。
「オレの対戦相手は誰だ?」
そこに示された昌の最初の相手は。
「お前が最初の相手か、ぶっ殺してやるぜ」
昌の元へ自らやって来て声をかけてきたその男こそ、一回戦目の相手だ。
男は横にも縦にも大きく、男が寝ている時は笛を使わないと起きないヤツと同じ様な体形をしている。
昌達はさっそく準備スペースに向かい、相手の情報を調べた。
「貰ったリストの情報によると、名前は「アリスティド」前回大会で殺害事件を起こした張本人で今は保釈金を払って仮出所中。今回の大会で優勝して景品のアネイアス出場権を売って保釈金のマイナスを埋めるつもりのようよ。戦いかたとしては一撃でも食らえば即死級の爆破魔法を連射してくるようね。アリスティドは相手の武器を使ってとどめを刺す事から「盗賊アリス」と呼ばれているらしいんだけと、本人はこの呼び名を嫌っているらしわ」
ネイはベックから貰ったタブレット端末に入った情報を読み上げた。
「典型的な猪突猛進タイプですが、気を抜くと危険です」
「わかっているさ」
昌は準備を終えると、アリスティドのまつ戦闘スペースに向かった。
「よく来たな。ママの所に泣きながら帰らなかっただけ褒めてやるよ」
戦闘スペースの中に入るとアリスティドが中心に立っており、顔を合わせるなり煽りを入れてきた。
「お前もなアリス」
ここですかさず昌も煽り返す。
「俺をその名で呼ぶな!」
効果は抜くんだ。
ここで審判から準備の合図が。
「レディ...」
両者距離をとり、武器を構えると審判の合図の元試合が始まった。
「バトルスタート!」
ネラの話では今回の大会から審判が置かれたらしいが、死者が出たのだから当たり前だろうし、まだこの大会が続いている事自体が驚きではある。
試合が始まって早々情報通り爆発魔法を連射してくる。
魔法の特性としては、手のひらから爆発魔法の載った球体を無数に放ち、球体が着弾したポイントを中心に爆発を起こすものらしく、着弾しない限りどこまでもまっすぐ飛んでいく。
一方昌は、せいぢょう力を上げる為に短剣を持ち、もう片方の手には防御力を高めた盾を持っている。
その為、爆発魔法をかわすのは容易だが、傍から見れば昌はただただ逃げている様にしか見えない。
アリスティドはそんな昌を追いかけながら魔法を連射している。
そんな様子を見ている観客はアリスティドを応援している。
見た目に似合わず、とても身軽の様だ。
かわし続けていると、スペースの外で見ていたネイが壁際に追い込まれた昌に声をかける。
「避けてばかりじゃダメよ!自分の戦闘スタイルを思い出して!」
「わかってるよ、まぁ見てなって」
昌は逃げの一手から動きを変えてアリスティドの近くに寄った。
「ん?追いかけっこはもうおしまいか?それじゃあ、このバトルも終わらせてやるぜ!」
アリスティドの放った爆発魔法を避けつつ昌は距離を詰めていく。
地面に辺り爆発し、舞い上がった黒煙の中から飛び出し、アリスティドの脇場に一撃与えた。
「やりやがったな!よくも俺の体に...クソガキィ!」
アリスティドが一撃食らった様子を見た観客席は彼に対するブーイングの嵐だ。
「もういっちょ!」
「バカめ!」
もう一度近づいてきた昌にアリスティドは先ほどから使っている爆発魔法が載った球体とは違う色の球体を昌に向かって投げると、球体は昌の近くで自然に激しい光と共に爆発し、爆破の衝撃を食らった昌は地面に倒れた。
0
この作品は僕自身の自己満足と暇つぶしで書いた素人の作品です。「感想」「要望」「質問」等はいつでも受け付けています。ご自由にお書きください。いただいた感想等にはできる限り返信したいと思って要ります。ですが、僕も人間です。暴言等の心無い言葉を書かれると傷つきますので、誹謗中傷等が含まれるコメントはお控えください。※この小説の内容は完全に架空の物であり、実在のイベント、人物、もしくは団体等を表現や描写する意図はありません。類似が存在した場合はすべて偶然性に起因するものとなります。作者がこの作品で描写された行為を支持、許容、推奨するものでは一切ありません。このサイト以外の小説投稿サイトにも投稿しています。
お気に入りに追加
74
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
貞操逆転世界に無職20歳男で転生したので自由に生きます!
やまいし
ファンタジー
自分が書きたいことを詰めこみました。掲示板あり
目覚めると20歳無職だった主人公。
転生したのは男女の貞操観念が逆転&男女比が1:100の可笑しな世界だった。
”好きなことをしよう”と思ったは良いものの無一文。
これではまともな生活ができない。
――そうだ!えちえち自撮りでお金を稼ごう!
こうして彼の転生生活が幕を開けた。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる